受かりやすい人は、教材を絞り込む!

がんばろう日商簿記2級合格、今回は「受かる人ほど教材を絞り込む」というテーマでお話をしたいと思います。

これは簿記検定に限らず、あらゆる資格試験や大学受験などにもいえることですが、自信の無い人ほど教材の数が増えて、あれこれつまみ食いをして、結局どれも中途半端で終わってしまいます。

これは最も受からないパターンです。
教材を絞り込む勇気を持ちましょう。
柴山式というのは、この教材だけで合格点が取れるように重要な基礎知識を絞り込んで作ってあります。
受かる人というのは、教材を絞り込んで、その教材のどこから出題されてもできるようにしています。

柴山式の教材は薄いですけれど、あの薄さで合格者がたくさん出ていますから、それを信じて、隅から隅まで舐めるようにやって欲しいです。
限られた教材を何度も繰り返して、徹底的にその教材を消化するのが1番の合格法です。
私もそのように勉強して会計士に合格しています。

これはどの資格試験や学校の受験勉強も同じです。
受からない人は色んな教材に手をつけて、せいぜい2・3回転で終わらせています。
受かる人は、これと決めた教材を5回以上やるのです。
2・3回というレベルではなく、その倍はやるつもりで、1つの教材を徹底的にやってください。

柴山式の2級講座の場合はテキストと演習問題をやって、できれば過去問を2回か3回分やってみて総合問題に慣れていただくというやり方がいいと思います。

日商簿記検定1級の場合であれば過去問を10回分ぐらいやります。

3級であれば過去問を4回分ぐらいやってください。
2級の場合は4回分か5回分やっておくといいですが、巡り合わせの関係で、過去には柴山式の受講生で過去問をほとんど解かなくても合格した人もいました。

最低限、2級の勉強をする場合は、柴山式のテキストを隅から隅まで楽しんで勉強して、演習問題を1回でも多く練習して、可能な限りできない問題を無くします。

そうすれば、よほど巡り合わせが悪くない限り、合格する可能性は高いです。
あとは、できれば本番形式の過去問を2回分か3回分解いて、形式に慣れておきます。

1級の場合の場合は過去問を10回分ぐらい徹底的に解いて、1回ぐらいは大手専門学校の公開模試を受けてみるのもいいですが、基本は過去問と柴山式の例題で十分合格するレベルに達します。

これまでの受講生も実際にそのような形で受かっていますので、あなたも教材を絞り込んでください。
「隣の芝生は青い」とよく言われますが、他の教材をつまみ食いしてしまうとなかなか力はつきません。

1つの教材と運命を共にするつもりで徹底的に付き合ってください。
1つの教材を4回5回と繰り返し、苦手なところは場合によって10回繰り返してもいいです。

それぐらい徹底的にやり尽くすことが合格の秘訣です。

直前になればなるほど、勇気を持って勉強の内容を絞り込める人が合格に近づくという成功法則がありますので、参考にしてください。

試験まで残り数日になってきましたが、138回を受験される方は頑張ってください。
来年の2月か6月に受験される方も、教材の数を増やさず、柴山式ならばテキストと例題と演習問題などをしっかりやっていただければかなり力がつきますから、自信をもって勉強しましょう。

色々な教材に手を出すと力が分散してしまうので、あなたが選んだ勉強法に自信を持って、絞り込んで勉強しましょう。

私はいつもあなたの簿記検定の合格を心から応援しています。
ここまでご覧いただきまして誠にありがとうございました。

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