計算は、できるだけ毎日やるようにしよう!

がんばろう日商簿記1級合格、今回は「計算は、できるだけ毎日やろう」というテーマでお話をしたいと思います。

簿記の計算の技術というのは、ギターを弾く技術と同じで、1日練習を休むと勘を取り戻すのに3日かかると言われています。

運動もそうですが、スキル系というのは1日休むと、その分だけ勘が鈍りますが、原状に戻すのに結構時間がかかります。

なので、現状維持のためにも毎日やっておくということが大事なのです。
ただ、週1日とか休養日を決めている場合は休んでも構いませんが、やると決めた日にサボると、だんだんやらなくなってきてしまいます。

とにかく、勉強すると決めた日は、少しでもいいので勉強をしましょう。
忙しいとか、疲れていたりして、予定通りに10の内10できなくても、1はやって欲しいです。

毎日、少しでも簿記の知識に触れることによって、「今日も勉強をしたぞ」という形で脳が活性化されますので、本当にきつい時は5分でも構いませんので、時間を見つけて仕訳1個でもいいからやってください。

それによって、毎日やっているという継続性が大きな基礎力になります。
ですので、月・火・水・木・金・土に2時間やると決めたら、2時間が無理な日でも5分でも10分でもいいからやってください。

全くやらない日というのは極力無いようにしてください。
5分も時間が無いということはまずあり得ないので、本気だったらやるはずです。

「2時間取れないから今日はやらない」というのは無いようにしてください。
毎日少しでもいいので簿記の計算に触れてください。
3日やらないとガクンと力が落ちます。

なので、本試験が終わった次の日には既に力が落ちているのです。
突然減損会計になってしまいますから。
あなたの計算力は1日で落ちますから。

特に、試験が終わった後など、集中力が落ちた瞬間に計算力が落ちるので、3日前にできた問題が今できなかったりします。
計算力というのは怖いのです。

だから、私も会計士の受験生時代は気をつけました。

必ず1日1回は商業簿記・会計学の問題を1つ、工業簿記・原価計算も配賦の計算を少しやって、感覚を維持していました。

理論は毎日やらなくてもいいのですが、計算は毎日必ずやってください。
計算はギターや運動の筋肉と同じなので、1日やらないと感覚が鈍ってしまいます。
この感覚がわかる人もいると思いますが、簿記も本当にそうです。

なので、計算というのは、ある意味筋力なのです。
勘を鈍らせないために、1日1回、忙しいときは5分でもいいので、何とか時間をみつけてやってください。

トイレに入っている間にやっても構いません。
毎日続けることがあなたの計算力を維持する秘訣です。
ぜひ頑張ってみてください。

私はいつもあなたの1級合格を心から応援しています。
ここまでご覧いただきまして誠にありがとうございました。

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