結果が出なくても焦らない

がんばろう日商簿記1級合格、今回は「結果が出なくても焦らない」というテーマでお話をします。

4月の半ばに差し掛かりました。

本試験まであと2か月弱です。
この時期になってくると、そろそろ本試験が見えてくるので、例題や過去問を解いてもなかなか目に見える結果が出てこないので、イライラすることもあるかと思います。

つい最近、成長曲線のお話をしました。
一直線に右肩上がりするのが理想的ですが、そうはいかなくて、上がったり下がったりして、ギャップが生じることがあります。
しばらくは上がらないので、「やり方が間違っているのではないか」と思ってしまうこともあるかもしれませんが、そんなことはありません。

実力は、見えないところで力が徐々に蓄えられていって、それが溢れ出るときに自然と結果が見えてくるので、結果は後からついてきます。
なので、今、結果が出ないからといって、簡単にやり方を変えてはいけません。
柴山式ならば、例題を徹底的に反復して、10回分から14回分の過去問を最低3回転、できれば4回転してください。

この2つをこなしていただければ、それなりの結果が出るはずです。
過去に何度もそういう実績がありますので、まずは自分がやっていることを信じることです。
指導者が言っている量をこなしてから考えてください。

柴山式の場合は、試行錯誤をしてノウハウを蓄積してきています。
例題と過去問の組合せで何人もの方が受かっているので、今、自分がやっているやり方を簡単に諦めないでください。
今のやり方でもっと量をこなしてください。

水を注ぎ続けているコップから水が溢れ出るようになったときに、はじめて結果が出ます。
ある日突然結果は出ますので、そこまで我慢することです。

結果が出なくても焦らず、やり方をコロコロ変えないでください。

自分が信じたやり方でどうしても疑問が出た場合は仕方がありませんが、とりあえず、今やっていることを次の試験までは頑張ってみましょう。
柴山式を受講されている方は、例題と過去問の2つで何人も合格していますので、信じていただいて、そのやり方で量をこなしてください。

今の日商簿記検定1級は、最新の会計基準を折り込んでいたりして、難易度は高いので、500時間以上勉強をして合格レベルに行く方が普通なのです。
しかし、受かった後のステータスは高いので、頑張ってください。
結果が出なくても焦らず、今やっている方法を信じて、コツコツと積み上げてください。
いずれ目に見える形で結果が出てきます。

特に過去問の勉強で結果が出なくて焦っている方が多いと思いますが、過去問は3回転目までは結果が出ません。
4回転目ぐらいからようやく点が上がるようになるので、焦らず、コツコツ、毎日頑張ってください。

私はいつもあなたの1級合格を心より応援しています。
ここまでご視聴いただきまして誠にありがとうございました。

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