個別原価計算で勘定連絡をマスターしよう!

がんばろう日商簿記2級合格、今回は「個別原価計算で勘定連絡をマスターしよう」というテーマでお話をしたいと思います。

今回は工業簿記に苦手意識がある方へ向けてお話をしたいと思います。

138回の簿記試験まであと3週間弱になりましたが、この時点で簿記2級の勉強が思いどおりにいかない方も諦めてはいけません。
きちんと対策を取ればまだ間に合います。

工業簿記に関しては、「食わず嫌い」のように、第一印象で苦手に思っている方が多いのですが、その場合は、色々なことをやろうとしないで、基本である個別原価計算に特化して、簡単な事例で学習します。

柴山式であれば、個別原価計算の、いわゆる原価計算表というのを使って、直接材料費、直接労務費、製造間接費の集計の大まかなイメージをもって、仕掛品勘定への振替を、すっきりと、知識を整理するために、勘定連絡を書くことをおすすめします。

柴山式の工業簿記のDVD講義を見ていただければ自然とそういうふうに勉強するようになっているので、柴山式の受講生は、他の勉強法をされている方よりも工業簿記を早く得意にしやすいのです。

これは簿記1級でも同じで、柴山式の簿記1級をやっている方は、商業簿記や会計学よりも先に工簿・原計のほうが8割を取れるようになるのです。
柴山式総勘定元帳が工業簿記の学習で有効だということが実証されました。

とにかく、勘定連絡が大事です。

簡単な事例で構わないので、費目別計算と製品別計算をします。
部門別計算までは、まだしなくてもいいです。
工業簿記の第一歩は、部門別計算を除いた直接費・間接費の集計と、仕掛品勘定の記入です。
これをすっきりと理解します。

これと原価計算表との関係を行ったり来たりして確認するだけでも、工業簿記への苦手意識が無くなります。
その個別原価計算の知識の上に総合原価計算の知識を乗せたほうがマスターしやすいのです。

まずは個別原価計算の知識をしっかり身に付けましょう。
そして、その上に総合原価計算の知識を乗せるときも、まずは単純総合原価計算を勉強して、それから仕損があるケースを学んで、徐々に応用の範囲を広げてください。
基本は個別原価計算と費目別計算と勘定連絡です。
この3点セットをビジュアルに、自分の手を使って勉強してみてください。

まだまだ間に合うので頑張ってください。
私はいつもあなたの簿記2級合格を心から応援しています。
ここまでご覧いただきまして誠にありがとうございました。

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