おすすめ本「挫折を愛する」松岡修造著 角川書店

皆さんこんにちは。前を向いて歩こう。

今回は、本のご紹介です。松岡修造「挫折を愛する」。

またこれすごいタイトルですが、この熱い語り口で、最近脚光を浴びている松岡修造さんです。

今、四大トーナメントでテニス錦織圭選手が非常に健闘して、今回惜しくもベスト8で敗れてしまいましたが、またこれで非常にテニスが注目を浴びると思います。

その中で最近松岡修造さんの動画とか本とか、日めくりカレンダー、うちにもありますけれども、非常に人気で50万部といっていましたか、毎日修造ですか。カレンダーです。

その中で、非常にこの方の動画とかが面白かったので前から見ていたのですが、今回本を読んでみて非常にお勧めだなと思いました。「挫折を愛する」この方見た感じがパッと明るい感じで何も考えていないふうに見えますが相当考えています。

1995年か96年かその頃、私が会計士になってまだ間もない頃、この方はウィンブルドンでベスト8に行ったと思うのです。この時、私は観ていて鳥肌が立ちましたけど、今は錦織選手がそれと同等以上の結果を出しています。、この当時1990年代、日本人選手がウィンブルドンベスト8はすごいことなのです。

当時これに匹敵する実績を残したのが、伊達公子さんなのですけれども。この時の試合を観ていました。生中継だったと思うのだけども、テレビですごかったです。

よっしゃと思ったのですが、すごいガッツのある方で、それまで怪我とか色々な部分でやはり挫折を繰り返していると。その中で意外といったら失礼ですが、見た目と違ってかなり冷静に自己分析をするのです、この方。

自分の取り扱い説明書を書くとか、あとは日記を書くと形で自己分析の仕方がすごく役に立ちます。根性とか気合いだけでここまで来た方ではないです。

見た目にいい意味で騙されてはいけません。非常に冷静にある種の計算もします。

自分がどうやったら目的を達成できるかということに関して、かなり冷静な計算をしながら努力を一歩一歩積み上げます。才能もあると思うのですが、努力の方です。

その努力をどのように論理立てて、かなりロジカルです。ロジックというか心理学の勉強をされているのではないかな。かなり心理的なところまで踏み込んだ話をされている気がするので、ご自身かなり研究していると思うのです。

見た目は気合なのですが、裏の理論はわりと私は野村克也さんに近いものを感じて侮れません。

松岡修造「挫折を愛する」ぜひこれを読んでみてください。
単なる気合いの本ではありません。どうやったら自分の逆境をチャンスに変えられるかということを精神論だけではなくて、かなり具体的なやり方、ノウハウまで入っています。

これは簿記の勉強にも通じます。日商検定一級もかなり高いレベルの目標を設定しています。或いは資格試験でもいいのだけども、仕事でもいいのです。自分の目標を設定したら、そこに進む過程で必ずいくつかの失敗があります。

場合によってはそれでかなり心が折れそうになります。そういった時に、この本は元気になるだけではなくて、論理的に自分の目標を達成するためのプロセスが書いてあります。

自分の取り扱い説明書を、この本読んで初めて分かったのです。なるほどと。あとは色々相談をするとか、アドバイスを聞いたり、色々な人の話を参考にする、或いはインタビューするときに失敗しているわけですこの方も。その時に事前の準備の仕方とかかなり色々準備のやり方について書いてあります。

意外と言ったらまずいのだけれども、見た目がすごく気合いだ、頑張れ頑張れという雰囲気ばかり先行していますが、あれは多分キャラクター作りでもあると思います。

本当の松岡さんというのはかなり事前の準備を入念にして、かなり努力を積み上げる方だと私はお見受けしました。これで松岡さんの違った一面を見られると思います。

精神論だけの人ではないです。非常に精神論も大事、あとはその裏にある論理的な努力の積み上げ、この両輪を考えています。

将来を考えて子供の育成とか教育もかなり力を入れていらっしゃるので、非常に私はテンション的にも共感するのですが、非常に参考になると思います。ぜひ読んでみてください。

「挫折を愛する」松岡修造さんの本で角川oneテーマ21という所で出ています。
角川書店の本です。800円。非常にコンパクトで持ち歩きやすいです。私もこれを持ち歩いて読んでいるのですが、非常に面白いです。

特に落ち込みそうになったときに、この本を読んで元気になる、そして精神論だけではなくて、この本で論理的に逆境を跳ね返す、或いはピンチをチャンスに変えるというロジカルな効率的な努力の仕方も書いてありますので、そのノウハウも身につけてください。

ぜひご参考になさって頂ければと思います。
私はいつもあなたの成功を心から応援しています。
ここまでご覧頂きまして誠にありがとうございました。

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