第138回1級合格体験談2-5

では、合格体験記を個別に見ながらお話しを伺いたいと思います。

まずは「柴山式講座をどのようにして知りましたか?」ということで、細かく書いてもらいました。

柴山
「完全な独学で勉強をしていた時期に、分からないところがでてくるたびに、インターネットやユーチューブで簿記1級について調べていました、柴山先生の動画を拝見しており」
これはネットで見ると、私のなにかがユーチューブとかで出てくるのですか?

内藤
はい、出てきます。

柴山
どのような言葉で検索しましたか?

内藤
例えば、連結会計などで調べたときに、柴山式の。

柴山
ああ、出てきますね。
連結やったりしていますからね。
そのときにユーチューブか何かで出てきた?

内藤
はい、ユーチューブで出てきました。

柴山
なんだろう?
投資と資本の相殺かな?
そのとき。

内藤
はい、投資と資本の相殺とか見ました。

柴山
極最近ですが、連結改正の論点で非支配株主持分というのがありますが、そういうところの解説をしたら、すごいアクセスになりました。
やはり、みんな気になっているのですね。

内藤
はい。

柴山
そうですか。

これはキーワード対策になりますね。

こういったことをやるわけですが、まあ今の話はいいとして。
やはり、今は勉強をしながらネットで検索して調べるのですね。
あとは、どんな言葉で検索などをしましたか?

内藤
あとは、原価計算基準とか、原価計算基準の柴山先生の解説。

柴山
なんか、思い出しました、47まで、全部見ました?

内藤
独学時代に見ました。

柴山
見た。
どうでした?

内藤
よかったです。
やはり簿記1級に関する情報が本当に少ないので、少しでも情報があれば全部見ていましたので。

柴山
じゃあ、企業会計原則バージョンなどの解説動画も欲しいですか?

内藤
はい、でも、あれば全部見ていました。

柴山
ああ、そうか。
ないですからね。
原価計算基準は確かに、文章は結構ネットに出ていますね。

内藤
はい。

柴山
でも、あれを解説する人はいないですね。
もう昭和30年代の遺物ですから。
戦後だけど、東京オリンピックの前、と言っても意味分からないですよね。
高度成長期ので、変わっていませんから。
あれを解説している本、そういえばないですね。

内藤
そうですね、はい。

柴山
そうか。
では、原価計算基準、もう少しサイトで出したほうがいいかもしれませんね。
やはり、原価計算基準は勉強しようと思うことがありますか?

内藤
やはり独学時代というのはいろいろなコツがわからないので、覚えるということに結構焦点を当てていたので。

柴山
でも、原価計算基準の勉強があったから工業簿記のこの25点が当たったのかもしれません。
最近の工業簿記・原価計算は結構、理論も多いでしょ?

内藤
そうですね。
理論問題は結構、得点に。

柴山
ですね。
私の原価計算基準の動画を一通り見ているのですね。

内藤
はい。

柴山
多分それもありますよ。
では、基準1の原価計算の本質とか忘れましたけど、分類とかいろいろあったでしょう?

内藤
はい、ありました。

柴山
あれを全部見たのですか?

内藤
はい、見ました。

柴山
なんか、私の与太話とかしたでしょう。
昔のどうとか言っていませんでした?

内藤
はい、言っていました。

柴山
やっぱり。
最後47か48、忘れましたけど、原価差異かなんかとか。
あれもちょっと違うでしょ。

内藤
そうですね。
少し違いますね。

柴山
そうですか、よかったら原価計算基準の動画を見てください。
ユーチューブでもアメブロでもやっていますし。

内藤
はい、最初はユーチューブでやっていて、今はアメブロでずっと見ています。

柴山
そうですね。
この間、アメブロで問い合わせがありまして、原価計算基準のほう、19か20かは分かりませんけど、「それがアップされてないのでお願いします」と言われて見たのですが、アップされていたのですけど、違うところに載せていたので直しました。
あれ、見ている人いるのですね。

内藤
はい。

柴山
分かりました。
では、原価計算基準をもう少しちゃんとサイトにも出しましょう。

さて、そういう意味で普段勉強をしていたのが下地にあって、何かのきっかけで、やはりちょっと、過去問を解いたときが1月でしたっけ?

内藤
はい。

柴山
全然ダメなので、何かないかな、ということで講座は動画を通して知ったと。

内藤
はい。

柴山
あんまり、普段の動画では講座の話してないですよね?

内藤
そうですね。
そういう講座があるということは、どこかの動画で見て、前々から申し込もうかどうか悩んでいました。

柴山
ああ、そうなのですか。

内藤
やはり今まで大学受験とか予備校へ行って、結構無駄だったところがあって。

柴山
ありますね、それは慎重になりますよね。

内藤
格安でやるのが一番だと思って独学をやったのですが、さすがにきつくなってきて。

柴山
まあ、最後まで行ければいいですけど、なかなか難しいですよね。

内藤
テキストの質とかは分からなかったのですが、メールコーチングがあるということで、それが一番。

柴山
ああ、メールコーチングは今、うちでも大変利用されていまして、やはり評判がいいと言ってもらえています。

内藤
はい。

柴山
やはりそういうのはまったく話をする相手もいないし、相談もできない。

内藤
そうです。

柴山
ああ、それは大きいですよね。
なるほど、そうか。
それで受講する前にどのような悩みがあったのかということで。

内藤
はい。

柴山
「独学をしていたときは、1つの仕訳を理解できなくて、何時間も頭を悩ますこともあり、非常に非効率で」。
一つの仕訳が理解できなくて、何時間も頭を悩ますことがあった?

内藤
はい、ありました。

柴山
例えば、どのような仕訳?

内藤
連結会計の例えば、売上原価という勘定科目が出てくるのが意味がわからない。
そこからすごい混乱して、そこでもう。

柴山
うんうん。
「なんで、売上原価なんだ、仕入だろ!」というね。

内藤
はい。
もうわけがわからなくなって。

柴山
なるほど、一言聞けば済む話だけど。
それは損益計算書の表示の性質だからって、分かりますよね。

内藤
はい。

柴山
ああ、なるほど。ほかに何かありますか?

内藤
ほかは結構、連結会計が多いことと、あとは振当処理とか。

柴山
ああ、為替予約ですね。

内藤
あれは結構過去問に出てきますけど、全然理解できなくて。

柴山
意味が分からなかったですよね。

内藤
はい。
何を言っているのかわからなくて。

柴山
そうですよね。
あれも多分、講義でやっているはず。

内藤
はい。

柴山
うん、意味分かりませんよね。
普通、あれはみんな丸暗記でやっていますから。

そうですか。
「自分の周りに簿記1級の勉強をしている人がいなかった」。
それはそうですよね、学問的に商学部ではないですものね。

内藤
はい。

柴山
社会学だと、文化人類学とか。

内藤
はい、そういう、メディア社会。

柴山
メディア社会、そうですよね。
メディア社会の人が税効果とか言っていたら、気持ち悪いですよね。
「おお、なんだよそれ」って感じで。

そうですか、周りにいないですよね。
それで相談したいと思って、相談できなかった。
でも、よく自分で辿り着きましたよね。

内藤
はい。

柴山
それで、簿記1級を受ける前に心配やリスク。
これは当然でてくる話しですが、正直に答えていただければと思います。
柴山式を受講するときにどのような心配がありましたか?
この動画を見ている人も心配になっている部分があると思いますので、同じように共有してもらえれば。

内藤
心配だったことは、まず一つはテキスト、テキストは通信とか分からないので、まずそれが心配で、それか、テキストが悪くてもメールコーチングさえあればいいや、と思ったのですが、メールもちゃんと返ってくるのか分からないということで、それが一番心配でした。

柴山
そうですよね。
それをよく乗り越えましたね。
何が決め手で乗り越えられたのですか?

内藤
やはり、過去問を解いて、無理だ、となって、今まで柴山先生の動画を見て頑張ってきましたので、柴山先生を信頼して申し込みました。

柴山
ありがとうございます。
あれはあげている意味があります。
自分に対するというのもありますが、「私も毎日あげているから、頑張れ」という意味が込められています。
やはり、そういう雰囲気ありました?

内藤
はい。
だから、アメブロの動画をお気に入りにして、毎日見ていて、それが自分のモチベーションになりました。

柴山
ありがとうございます。
まさに私が望んでいるやり方で、これは別に柴山式を受講していなくても、TACの方、大原の方、みなさん、見ていただいて結構ですし、たまに指導者の方にも参考になる話もしていますので、よかったら見てあげてください。
別に申し込まなくてもいいです。
とにかくこれは会計教育という観点でどうしても大手の予備校と違って、教育の理論が遅れがちなので。
簿記もなんか、古臭いことが多いですよね、借方貸方とか。

内藤
そうですよね。

柴山
そういったものは、一般的なインフラのような感じで勉強しているので、もし合格したあとも、いろいろ話を見てください。

内藤
はい。

柴山
普段見てもらったことがあって、何か初めて会う気がしないと思うのですが、私は初対面ですけど、「柴山先生、いつも見ています」というのがありまして。
どうですか、動画で見るのと、実物を見て?

内藤
初めて、という感じではありません。
いつも見ていますので。

柴山
そうですよね。
こんにちは、みたいな感じですよね。

内藤
はい。

柴山
話を戻しますが。
「テキストを生かした」。
前にも合格体験記で言っていた人がいましたが、柴山式はやはり、大手専門校のように有名ではないですから、TACとかになると、大々的で有名ですよね。
あとクレアールとかLECとか、ああいうところだと、わりと大体的にやっていますので、何となく大手という信頼性がある。
なので柴山式はどちらかというと、尻すぼみするじゃないですか。
その辺の不安はやはりありませんでした?

内藤
それは、ありました。

柴山
ありますよね。
気持ちは分かります。
それで例えば、大手の専門学校を選ばずにここを選んだというのは、やはり何かあるのですか?

内藤
やはり、相談ができるというのが一番。

柴山
そこですか。
大手だと逆に人数が多いからなかなか一人一人に手が回らないかもしれない、という印象はあります。

内藤
大手は相談がおまけのような感じに思えて。
柴山式ならしっかりとした相談をすることができると思って、それが一番の決め手になりました。

柴山
そうですね。
私自身はコーチングもやっています。
コーチングというのは聞いたことがありますか?

内藤
はい。

柴山
よく言っていますからね。

話が速いですね、私の動画を見ている人は。

コーチングは大事です。
ほとんど雑談ですけど、学校の学科にコーチングというのはありませんか?

内藤
ないです。

柴山
ですよね。
あれはあったほうが絶対いいのですが。
どこか導入しないのかな。
私が亜細亜大学で教えているときに、「コーチングは導入どうですか」と言って、「検討します」と言われてそのままなのですが。
あれは絶対入れたほうがいいと思います。
コミュニケーションスキル。

内藤
コミュニケーションをするための。

柴山
コーチングというのは元々コミュニケーションスキルですので、元々はリーダーシップを発揮するためのコミュニケーション、会話や聞く力、傾聴力というのが全部コーチングです。

内藤
そうなのですか。

柴山
特に今ネット社会ですから、みんな、これ、やっているじゃないですか。
昔は、これ、というとパチンコなのですけど、

昔は、こう、でしたけど、今は、こう、でしょう。
みんな、スマホですよね。
みんなスマホに向かって、ラインとかやっていますから、対面のコミュニケーションというのはなかなか昔ほどできない。
だから多分、会社に入ってから結構苦労するかなと思うのですが、そういうのはないですか?

内藤
コミュニケーションに関しては、結構やっています。

柴山
逆に、勉強しないといけない?

内藤
はい。

柴山
ああ、そうか。
その中でコーチングがあってもいいですね。
興味があったらコーチングの勉強をするといいと思います。

内藤
はい、分かりました。

柴山
なぜかと言うと、財務管理するではないですか、きっと。
財務分析して、社内で関係各部署に経理の担当として、さまざまな指示をするわけです。
例えば、在庫が多いときは在庫減らしてください、と言いますね。
そのときに在庫減らせと言っても、絶対減らしませんから。
そういうときに、コーチングが重要になります。
一歩進んだ経理マンとして。

内藤
経理や財務に就職できたら、そういうことを。

柴山
就職できたらではなくて、就職するぞ、松岡修造のように、「やるんだ!」みたいにね、できますよ、絶対。
就職する前の準備として、コミュニケーション術をやっておくと、ものすごい上がりますから。
大丈夫です。

内藤
はい。

柴山
ということで、相談する相手がいなくて不安で、メールでコミュニケーションが取れるということが柴山式を選ぶ一つの決め手として大きかったということですね。

内藤
はい。

柴山
あとは、値段が安いというのと、キャッシュバックですね。

内藤
はい。

柴山
自分の中でどれが一番大きいですか?

内藤
一番大きいのは、やはりメールで相談できること。

柴山
やはり、メール相談ですか。
そうですよね、個別相談ですね。

内藤
あとは、価格が安いので、リスクを抑えるという意味で。

柴山
ですね。
それはあります、確かに。

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