チャンスは、ピンチの顔をしてやってくる

前を向いて歩こう、今回のテーマは。

『チャンスは、ピンチの顔をしてやってくる』。

チャンスは、ピンチの顔をしてやってくる、このようなお話しをしてみたいと思います。
チャンスというのはある意味その人にとって、レベルアップをする、あるいは、大きな目標、ゴールに向かって前進する、そういった状況やきっかけをチャンスと言うのだと思うのです。
そのチャンスをうまく捕らえることによって、その人は成功に近づく、あるいは理想とする姿に近づくことが出来ます。

こういったものがチャンスなのですが、最初から「はい。チャンスですよ。」という形で、お皿に盛りつけられてきれいな顔をしてやってくるわけではありません。
チャンスというのは大抵、ピンチの顔をしてやってきます。
どうして、そのように言うのかというと、実は成功するためにはじっと寝て待っているだけではやはり成功はやってきません。
あるいは成功に近づくことが出来ません。

やはり、行動を起こすことこそがチャンスをつかむという、最大のコツなのです。
行動を起こさなければどうしようもないですが、普段は人間は行動を起こしたがらないものです。

私も過去を振り返ってみますと、例えば、今このユーチューブ動画も1300本以上上げて、1日1000以上のアクセスを頂いて、非常にこのユーチューブ動画でいろいろな方とつながることが出来てビジネスチャンスが増えています。

実はユーチューブ動画は2012年の春からコツコツやることによってもう3年経過しまして、多くの方に私の教材の作り方であるとか私の簿記会計の教育に関する共感をさせていただいて、当然私たちの勉強法に参加してくれる方も増えています。

そういった形で、結果として、このユーチューブをやらなかったらと思いますと、ゾッとします。
このユーチューブの動画のアップをやっていることによって、柴山会計グループの会社としての成長もすごく早まったわけです。
ですから、このユーチューブがなかったら、どうなるか、ということは実はすごく思っています。

ではこのユーチューブ動画、私が毎日アップするようになったきっかけというのは、2014年の少し前、2011年の終わりごろだと思います。
あの年は大きな地震がありました。
原発事故の問題がありました2011年。
その後、2011年の夏くらいまでは私の会社の業績はそんなに悪くなかったのですが、2011年の終わりごろに所謂、グーグルという検索エンジン、あそこでの上位表示というのが、私もサイトをいくつか運営しています。
10や20はあります。

いろいろなサイトを運営していてやはり、自分のメインサイトなどがあります。
柴山会計のサイト。

メインのサイトは3つあります。

1つは社会人向けの簿記会計ドットネットというサイトです。
2つ目は簿記会計ドットインフォという、簿記検定などのあるいは資格試験の通信講座のサイトです。
そして3つ目は今力を入れています、キッズ簿記サイト、キッズ簿記ドットネットというのがあります。
この3つがメインサイトです。
あとは、そのサイトに関連した情報提供サイト、あとはアメブロなども細々とやっています。

いろいろやっている中で私の重要なサイトの順位が実はいろいろグーグルのほうでも、検索エンジンの上位表示をするときに、決め方のルールが頻繁に変わります。
そして、新鮮なサイトが上に来るようにやります。
それは間違いないです。

実はそのサイトの上位表示をするときのルールが変わると、サイトがすごく変動します。
それで、まじめにコツコツやっているのですが、ルールが変動することによって違うサイトが上に来ますと、自分のサイトがすごく順位が下になってしまって、それだけでも実はアクセスアップなどがダウンしたりして、業績に影響があります。

あるとき、私の今、情報提供しているサイトがいくつかありますが、会計クイズなど、その中でやはり、いくつかサイトの順位が下がってしまいました。
これは巡り合わせもありまして、そして、その関係でグーグルやヤフーの検索エンジンだけでは、まじめにサイトを作っていると上に上がりますが、やはりいろいろな加減で、巡り合わせで順位が下がってしまいます。

それによって、収入が大変下がることに気付きましたので、2011年の終わりごろから、何かしないといけないとずーっと考えていて、とりあえず、苦肉の策で始めたのが、実はこのユーチューブ動画をとりあえず毎日アップしまして。

ここは無料で動画をアップ出来ますから、いろいろな方が見てくれたら、また柴山会計の考え方や教育方針やサービスが皆さんに理解してもらえるだろうな、と思って、2014年3月か4月に始めました。
『前を向いて歩こう』と『がんばろう!日商簿記1級合格』、これは最初からあるものです。
それで、ずーっと作り続けて、2012年の最初は週に2、3回上げていたのです。

それで、これも最初はピンチから来ているのです。
それまではユーチューブを使わない形でいろいろインターネットでホームページをアップして、そうやってみんなにいろいろな方に働きかけていたのが、それだけでは限界がある、ということに気付きました。逆にちょっとした加減で、売り上げが下がったときに、「これはピンチだ。」と思って、これは何も手を打たないでいると、ジリ貧だなと思って始めたのが、アメブロとの関連で情報発信に力を入れようというものです。

それで、それもやはり、ピンチがあったから逆にユーチューブアップすることによって、もう毎日アップすることは私の中で全然苦痛ではなくて、普通になってしまいました。
もう歯磨きやご飯を食べることと同じ感覚で今ユーチューブのアップが出来ています。

それで、こうして毎日アップをすることで、いろいろな方とつながって、いろいろな方に柴山の会計教育の考え方がすごく伝わってきまして、それで、今、日本商工会議所さんのほうから、おすすめとまでは言いませんが、勉強法の一つとして、ご紹介をサイトでしていただいて、また信用が上がるようになった、一つのきっかけとなったのはユーチューブなどでいろいろな方の簿記教育に関する関心を高めて来れたのかなと、少しはやっていてよかったなと思ったのですが、これからも続けていく予定です。

それで、どうしてこの話をしたのかと言いますと、結局、最初はピンチから来ているのです。
日常の延長で来ると、開拓がない、変化に対して、変化は面倒と。
やはり、開拓がないですね。
人間の心理として、新しいことをやるのは億劫なので、リスクもありますし、危険もありますし、余計なことをして本末転倒と言いますか、間違った結果になったらマズイではないですか。
日常生活がうまくいっているときは変化しないのです。
変化は面倒だなというときに、環境のほうがどんどん変化していって、自分がそれに対応出来なくなってくるとピンチがやってきます。

ピンチのときに、愚痴を言って、「やってらんねーよ。」と言って、投げやりになるのか、あるいは、怖くて変化が出来ないか、というところで分かれ目が出来てきます。
ピンチになったときに、これは本当にマズイと思ったら人間は別の脳が発動します。

その時にコーチングフローに行きます。

やはり、コーチングフローは成功の方程式と私は言っていますが、私もコーチングやっていますので。
必ずこれは基本なのです。
トヨタの改善も私、よくよく調べてみますと、やはり基本はこれだなと思います。
ですから、考え方は全世界共通です。
時代を超えて、これが基本でゴールを設定したら、現状とあるべき姿をしっかり客観的に把握する、これは正確な情報をつかむと。
ここに関しては例えば、イエスマンみたいな人しかいなかったら、あるべき姿をちゃんと言ってくれませんから、何が、にがいことです。
あるべき姿はこれなのに、現状は「甘いですよ社長。」みたいな、そういう現状の甘さを誰も指摘してくれないと裸の王様です。
これを自分で厳しい目で自分に何が足りないかを現状をきちんと見つめるのです。

まずは「自分が悪いんだ。」という前提から入らないとダメです。
自分が間違っていないと思うとマズイのです。
そこがコーチングのスキルでもあります。
まずは自分に間違いがあるかもしれないという発想に向かわせるのは結構難しいです。
最初は自分は悪くない、周りが悪いのだと、最初は誰でも思ってしまいます。
自己防衛反応がありますから。

そこから一歩進んで、前向きになれるかどうか、自分しか変えるものはない、人は変えられない、自分が変わるしかない、それに気付く。
そして、現状とあるべき姿について、出来るだけ正確に把握したら、ギャップが出ます。

ギャップがあるからピンチなのです。

ピンチとはギャップなのです。
そのギャップに気付いて、ギャップに対して対策を練って、行動してみます。
それがまたずれていると、またフォローをして、もう一回見直します。
このサイクルをぐるぐる回すことによって、やはり、成功するのです。
やはり、それより悪くなることはほとんどないです。

なので、このコーチングフローという普段ではやらない面倒くさい作業ですが、このコーチングフローという勝利の方程式に脳みそのスイッチを入れ替えます。
このスイッチがパッと切り替わるきっかけとなるものがピンチなのです。
ですから、ピンチはありがたいものです。

そう考えると、「ああ、ピンチになっちゃったよ、やだよー。」と考えるのではなくて、逆にこれは例えば、少し体調を崩して風邪を引いた、それは過去1週間の不摂生かもしれません。
睡眠不足、あるいは夜更かし、食事のバランスが悪くなっている、不規則になっている、あるいは疲れ過ぎてしまった、そういったいろいろな理由、体の変化のサインで風邪を引いたりします。
そのときに風邪を引いて、ついてないと思うか、「これはマズイな。」と思って生活を改善するかで、やはりその後のその人の成功するかどうかという、将来が違ってきます。
なので、ピンチが来るということは逆に正常化するチャンスだと思えば、ピンチはチャンスなのです。
そのように考えていただければいいのかなと思います。

コーチングフローという一つの成功の方程式はいろいろなやり方があると思いますが、成功の方程式において一つ確かなノウハウとして、コーチングフローがあります。
このコーチングフローの改善サイクルに頭を切り替えるきっかけを与えてくれるのがピンチなのです。
ということで、考えていただければ、ピンチもなかなか捨てたものではないと思ってください。
ピンチが来るということは何かコーチングフローに脳みその回路を乗せて、そして、改善するチャンスです。
そして、その改善が終わった後、あなたはさらにレベルアップしている自分に気づくはずです。

ということで、是非、頑張ってください。
これ、勉強も仕事も人間関係も同じだと思います。
コーチングフロー、勝利の方程式に頭を切り替えるきっかけがピンチだと考えてください。
いろいろな考え方があります。
是非、参考になさっていただければと思います。

私はいつもあなたの成功を心から応援しております。
ここまで、ご覧頂きまして誠にありがとうございました。

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