「基本」というベースがあってこそ、「型破り」ができる!

今回の「前を向いて歩こう」は、基本が大事だということを違う視点から考えてみます。
お稽古事や伝統芸能というのは基本の徹底反復をします。
ベースを何度も反復して、無意識でできるレベルまで浸透させます。

簿記の勉強ならば仕訳や柴山式総勘定元帳という基本的な取引の記録のやり方を徹底的に練習します。
 
簿記検定3級ならば合計残高試算表の作り方や商品売買などの取引の仕方というものがあります。
 
簿記2級ならば工業簿記の基本的な計算や簿記2級の論点の仕訳や色々な書き方を覚えます。
個々の知識の反復練習をして、スピードアップをさせます。
 
簿記1級ならば商業簿記・会計学の様々な上級レベルの処理を学びます。
減損会計、特殊商品販売、連結決算、税効果など色々あります。
 
そういった簿記1級特有の難しい論点や原価計算・工業簿記といったところの専門的なレベルの基本的な処理をマスターします。
 
柴山式では例題というものを使って徹底的にマスターします。
「守破離」と言いますが、マスターをした上で、その基本から生まれたものが「破」です。
 
基本をベースに生まれたものだからこそ、新しい価値や新しい流派であったり、お客さんにとっては新しいノウハウだったりします。
 
つまり、型があって、型を突き破って出てきたものこそが型破りなのです。
お客さんが「これはすごい」と膝を打つような新しい価値は、基本を徹底的に守り抜いて、そこから自然とにじみ出るように破れたものが価値があるのです。
 
基本をベースにしているから型破りなのです。
これがプロの仕事です。
 
昨今、時流を追うと言いますが、基本を不十分な状態でそれを個性だと勘違いして、自己流でやろうとしています。
これでは足下がしっかりしていないので仕事になりませんし、差別化もできません。
 
基礎のマスターが不十分な状態で自己流で新しいことをしようとするのは、見た目が奇抜なだけであって、個性でも何でもありません。
これを自己流、あるいは型無しと言います。
 
こういうケースは結構あります。
簿記の勉強でもそうですが、長い目で見て成長・発展は難しくなります。
 
地味で大変ですけど、基本の型を毎日しっかり練習して、無意識の状態でできるように、徹夜明けでフラフラしていてもできるような状態でも一定のパフォーマンスができることが基礎力なのです。
 
この基礎をしっかりと守って、にじみ出るように出てくるものが型破り、「離」ということです。
私たちは「型無し」ではなく「型破り」を目指して新しい価値をもたらしましょう。
 
私はいつもあなたの成功・スキルアップを心から応援しております。
ここまでご覧頂きまして誠にありがとうございました。

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