おすすめ本「なやんでもいいよとブッタはいった」ほか

皆さんこんにちは。前を向いて歩こう。

今回は、本の紹介です。二冊あります。まず一冊は「なやんでもいいよとブッタはいった」です。小泉吉宏さん。

もう一つはこのシリーズで「ブッタとシッタカブッタ3」というのかながあります。小泉吉宏さんです。

他にもいろいろシリーズがあるのですが、私はとりあえずこの二冊を読んでいますので、この二冊をお勧めしますが、もともとは一冊の方から始まっています。

ちなみに、今日2本続けてアップするのですが、この前にアップした「前を向いて歩こう」で「サンデル、ピケティは時流であるが、時中ではない」という話をしてました、サンデルさんの哲学とピケティさんの経済学、確かに研究家としては素晴らしい業績を残されていますし、すごい本だと思います。

私なんか及びもつかないような有名人です。ただあまりにも高尚すぎて、レベルが高すぎて、その時の一服の清涼剤みたいなちょっとした気晴らしと言うと言い過ぎかもしれません。が、心の栄養として一時的に読むのはいいのだけれど、それを日常生活に持ち込んで普段からそれを意識するかってというと、そこまではいきませんいかない。

私たち庶民にとっては時流でいいのです。ちょっと今疲れたなと、今この不況の時代でどうしていいか分からないから救いを求めたいなと思ったときに、永遠の救いじゃなくて一時的にちょっと心のよりどころが欲しいなと思ったらパッと読んで、いい話を聞いたと思えば良いのです。

そこで少し安心感を持つという意味ではい良いと思います。
コーヒーとかカフェインみたいなものだなと思っているのですが、それはそれでいいと思います。それができるってすごいです。僕の本はそれすらできませんから。

ということで、そういった意味では多くの方の心を一瞬救うという意味では僕いいと思うのですが、じゃあ生涯に渡ってその人の人生の指針になるかというと、そこまでの影響力までは期待してはいけないと思っています。

そういう意味ではお勧めしてないだけなのです。いい本だと思うのですけれど。そういった話をした後、じゃあ経済学、哲学の本は勧めないのに、お前は漫画を勧めるのかって話になるります。そんなものです。

「なやんでもいいよとブッタはいった」。この本は娘が小学校の図書館から借りてきて、パラパラと読んだら良かったです。

仏教の本かなと思ったら、確かに仏教の考え方がベースになっているけど、すごく私たち日本人にはしっくりきます。あとは、人間は物の見方を先入観とかいろいろな目で見ているよっていうことがよく分かります。

自分はありのままを見ているつもりだけど、実はありのままを見ていないません。
自分の見たいものしか見ていないでしょって。自分の都合のいいようにしか解釈していないってことで、ありありと話してくれるます。分りやすいです。
漫画だけど、すごく面白かったです。

ものの見方とか、例えば愛することと振られることとか、いろいろ比べる能力とか自信とかいろいろな癖がある。比較をする癖など。1人になるのが嫌なブタとか。

やはり庶民と同じように、色々な弱みを抱えている心の弱さを抱えているブタがいっぱい出てくるのです。虚栄心が強いとか、独りよがりとか。

そういったものを見て、俺のこういうところ、私のこういうところに当てはまるなと思って、自分を振り返りながら少しずつ変えていこうと。

日常生活が変わる。習慣を変える可能性がある。
この本はあなたの習慣を変える可能性があります。

表紙が可愛いので、子供向けかと思うかもしれませんが、大人が読む本です。
しかも分りやすい。これは1回読んだだけで終わらすのはもったいないですね。

10回20回30回、場合によっては100回位読み返したいです。
特に自分が面白いと思ったところは、何度も読み返して1個だけでも見方を変えるだけで、あなたの人間関係が変わるかもしれません。
もう一個買ってみたのが、「ブッタとシッタカブッタ」。
これは最初、四苦八苦。苦しみの根本。これ僕すごく参考になりました。
四苦八苦の四苦って四つあって、生、老、病、死。

生きる苦しみ、老いる苦しみ、病気になる苦しみ、死ぬ苦しみ。
この四つが基本として、その他にバリエーションがあって、生老病死の他に、愛別離苦、求不得苦、それから怨憎会苦。

愛別離苦というのは、愛する者と別れる苦しみ。
怨憎会苦というのは、嫌なものと一緒にいる苦しみ。
それから求不得苦というのは、求というのは求める。求めたいものが手に入らない苦しみ。

最後に五陰盛苦というのがあるのだけれど、こういった四苦八苦についてすごく分かりやすく書いてあります。細かいところは端折っているので、正確性はどうかっていう問題は、一部批判があるかもしれませんが、すごく分りやすくなっているので、僕も初心者なのですけど、すごくいいと思います。

「ブッタとシッタカブッタ」「なやんでもいいよとブッタはいった」。
これは人が考える当たり前のところの日常生活の苦しみとか恐れとか不安とか、人間関係のいざこざみたいな根本を分かりやすく漫画で説いてくれていますので、こっちの本は僕お勧めします。

これはどちらを先に読んでも構いません。。僕はたまたま「なやんでもいいよとブッタはいった」というところから入っています。
でも「ブッタとシッタカブッタ」から始まってもいいと思います。

この二つは僕読んでみて、娘が図書館で借りてきたのを読んでみて、買ったのです。
手元にずっと置いておいて、自分が悩んだりしたときとか、落ち込んだ時の人生の指針としてこれは繰り返し読みたい。習慣づけに関係するいい本だと思うので。

メディアファクトリーという会社が出しています。著者は小泉吉宏さん。
「ブッタとシッタカブッタ3」、あるいは「なやんでもいいよとブッタはいった」こういった本です。

本当に私たち庶民にとってこういう本はありがたいと思います。
普段は座右の銘として携帯してもいいと思います。
これ「シッタカブッタ」といって、よくありそうです。
僕も知ったかぶったとか。俺知ったかぶったになっちゃったとか。
子供に対して知ったかぶりしちゃったとか、あるわけです。

こういった自分の弱い部分と向き合える。コミカルに向き合える非常に面白い本です。
ぜひよかったら読んでみてください。

私はいつもあなたの成功を心から応援しています。
ここまでご覧頂きまして誠にありがとうございました。

PREV
サンデル、ピケティは時流だが、私達の「時中」ではない。
NEXT
シャープが資本支援要請?…DEスワップ