アドテックスの最終赤字が拡大し、債務超過に(2006.4.1*16)

コンピューター周辺機器のアドテックが、3月31日にIRニュースと
して、業績下方修正を公表しました。
→ http://www.adtx.com/jp/pdf/ir/ir-20060331-01.pdf

生の企業発表を見るのも、非常に勉強になります。
特に、業績修正は、いろんな会社のケースを見ておき、頭に入れておく
ことをおすすめします。

これによると、平成18年3月期の連結業績として、従来の予測であった
当期純損失32億円を、さらに下方に修正して47.7億円の純損失と
しました。

これにより、約14億円の債務超過となるとのことです。
売上高も、当初の予測70億円を、58億円まで引き下げています。


下方修正の原因としては、売上高が下記の原因で下がったとされています。
   A 社内体制の再構築~収録以外の事業の縮小・売却
   B 与信管理強化の影響
   C システム構築に伴う受注延期・失注
   D 部品の品薄による出荷遅れ
   E 資金調達の遅れで発生した信用不安による失注

そのほか、棚卸資産の評価みなおしによる損失が7億円強あるなど、
不良資産のリストラも、業績悪化の要因となっています。

これが、将来の財務体質強化につながり、収益性向上につながると
いいですね。

なお、先週金曜の上記発表を受けて、昨日(月曜)は、
前日終値の3840円を280円も下回る3560円の取引値と
なりました。

前日比で7%強の下落ですね。

やはり、業績の下方修正および債務超過という状況は、
投資家の評価を下げる重要なファクターになるようです。

関心のある会社、現在投資中の会社、あるいは取引相手の
会社のバランスシートは、よくよくチェックしておきたいところですね。

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