企業会計基準委員会、繰延資産の草案を公表(2006.6.7*17)
6月7日の日経新聞、17面の記事です。
今年の5月1日に施行された新会社法では、従来の商法施行規則の
ような繰延資産に関する具体的な会計処理の定めがない、という
ことで、これを補う会計ルールとして、繰延資産の会計処理に関する
具体的な取り扱いをまとめた草案を6日に公表しました。
→ http://www.asb.or.jp/j_ed/d_asset/d_asset.html
これにより、従来の簿記教育で学んできた、日商2級レベルの
繰延資産概念が、大きく変わってくることになります。
会計の世界も、日々変化しているのです。
この草案では、繰延資産を下記の5つに規定しています。
・株式交付費 ・社債発行費等 ・創立費 ・開業費 ・開発費
社債発行差金という、従来の会計学習者(日商2級・会計学など)
にとっては大きな論点が、繰延資産から姿を消したのが、
興味深いところです。(社債から直接控除になる。)
国際的な会計ルールに調和させるためですね。
ともあれ、この繰延資産に関する論点は、
中級レベルなので、難しいとお感じになった初心者の方は、
上記の開発費の処理事例をさら~っとチェックしていただくだけ
でも、最初は十分です。
これからも、新しい会計ルールの動きも含め、
どんどんご紹介していきたいと思います!
