法人申告所得が14年ぶりに50兆円を超えた(2006.10.27*1)
国税庁のまとめによりますと、
今年6月までの1年間に税務申告した法人の所得総額は、
50兆3974億円だそうです。
これは、1991年度以来、14年ぶりの50兆円超えです。
黒字申告1件あたりの所得金額は、過去最高の5661万円
だということです。
たしかに、所得平均が5600万円というのは、すごいです。
実効税率40%をかけると、平均的な黒字企業の納税額は
約2240万円となりますね~。
金額的には、税務申告の面から、景気回復の一端が見える、
といえそうですね。
しかし、黒字申告した法人数の割合を見ると、
ちょっとトーンダウンしてしまいます。
法人税の黒字申告割合が31.9%と、
1990年度の50.0%に比べて、かなり低いです。
「…これは、どういうこと?」
はい、もうお分かりですね。
一部の黒字申告企業が所得金額を押し上げているわけで、
ぶっちゃけ「所得格差」が、いっそう激しくなっている、
というお話です。
いまだに、儲かっていなくて苦しんでいる法人が、全体の
70%くらいいる、という事実を忘れないようにしたい
ところです。
格差が進んでいる現在の一側面を映し出した、
非常に興味深い記事といえそうです。
