文章作成やショートスピーチのコツ「PREP法」

今回の「前を向いて歩こう」は、仕事の効率アップのちょっとしたスキル「PREP法」をご紹介します。

これは文章の作成や発表、あるいはプレゼンテーションなどで非常に効果を発揮するスキルです。
私も効率を考えたときにこの方法を活用させてもらっています。

セミナー等で私のエネルギーを感じたい人がいる場合には、セオリーを無視して語りまくることもあります。

業務時間中に効率良く仕事をしようと思った場合には、テキストを作ったりします。
知識を伝授したりするときは、余分な表現はカットして、背骨をしっかり作って、文章を効率良く作成することがあります。

まず、PREPというのは「Point」「Reason」「Example」「Point」の頭文字をとったものです。

まずはPointですが、結論を言います。
次にReasonですが、その理由を説明します。
そしてExampleですが、具体例を添えるとさらに説得力が増します。

最後のPointですが、もう一度結論を言いますが、最初とは少し表現を変えると良いです。
これはお互いの会話のキャッチボールや集団のディスカッションで非常に威力を発揮します。

PREP法の具体例を考えてみました。
Point…社員の多くがPREPを知ると、業務効率は上がるだろう。
Reason…業務上の指示や意思疎通がスムーズになるからだ。

Example…例えば会議において各発言の結論と根拠がすぐ分かり、30パーセントの時間短縮に繋がったケースがある。
Point…従って、社員にPREP法をマスターする機会を与えると、業務の効率は上がる。

最初のPointと最後のPointで表現を少し変えています。
このように4つの項目を挙げてみると、PREP法の重要さが分かるかもしれません。

これはコミュニケーションでも使えますし、多くの方が苦手にしているショートスピーチにも使えますので、ご参考になさってください。
パズルのようで面白いです。

私はいつもあなたの成功・スキルアップを心から応援しています。
ここまでご覧頂きまして誠にありがとうございました。

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