平成30年(2018年) 6月10日(日)実施の第149回 日商簿記検定の解答速報をご案内します。
連結会計で学ぶ論点を網羅した問題で、最終的に財務諸表を作成する形式。
連結を苦手としていても、部分点の積み重ねで、ある程度の得点は確保できそう。
得意としている方には、20点以上も望めると思われる。
第1問の語句の問題が易しいので5か所とも正解したい。
第2問の退職給付、第3問の企業合併と減損については、5問中最低2問を確保すれば十分ではないかと思う。
計算量はそれなりにあり、条件を正確に把握する注意力が必要。
ただ、難易度はそれほど高くないので、最低でも18点くらいは取れる問題。
時間をかけずに処理して、工業簿記に時間を回すようにしたい。
計算量は少なく、選択問題も多いため、30分で20点以上を目標にすると良いだろう。
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第2問と第3問がやや難しめではあったものの、第1・4・5問が易しいので、70点は十分にクリアできる内容であった。
【易しいので、20点確実に取りたい。最低目標で16点】
新範囲ではあるが、テキストに記載の通りで易しい問題。
【やや難しいので、部分点を重ねて目標は15点、最低でも10点】
「販売のつど売上原価に振り替える方法」「移動平均法」などの注意事項をよく把握して取り組んでほしい。
やや計算量が多く、時間もかかる部分もあるが、売上高や為替差益などの易しい設問もあるので、みきわめて確実に加点することが大切。
【やや難しいので、 部分点を重ねて目標は15点、最低でも10点 】
総合問題が本支店会計で出題された。解答要求は本店の損益勘定。
決算整理事項の一つ一つは、決して難しくないので、スピードと正確性をもって確実に処理すれば高得点も狙えると思われる。
【標準的な問題。20点を取りたいが、ミスも考慮して最低14点】
製造経費についての条件など、若干注意事項はあるものの、
2級受験生であれば、問題文をよく読んで対応していただきたいレベルである。
【易しいので、確実に20点を取りたい。】
解答要求の小問が5つしかなく、第1工程、第2工程のどこかで計算を間違えると第2工程完成品原価が合わないので、20点でない場合は、相当厳しい点数になると思われる。
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今回は、難しい問題が見当たらず、全体的に標準から易しいレベルの問題であったと思う。
しっかりと学習を進めて準備をした受験生にとっては、きっちりと成果を発揮できたのではないだろうか。
【定番の仕訳問題なので、20点確実に取りたい。最低目標で16点】
いずれも、標準的なレベルの問題であり落ち着いて取り組めば正解できるであろう。
【目標10点、最低でも6点】
保険料が値上げされるというなかなか面白い設定であるが、特に惑わされる必要はない。
また(ロ)(ハ)の記入は、どのような勘定でも共通の用語であるため、確実に取っておきたい。
勘定記入が苦手な方や、対策不足の方も考慮して、最低目標を6点とする。
【かなり易しいので30点を取りたい。最低でも8割の24点】
取引の数も普通くらい(16取引)であり、取り組みやすい問題であった。
【目標10点、最低でも8点】
かつてあった日商4級に似た設問である。
このような足元の知識は、しっかりと身につけてほしい。
【きわめて標準的な問題。目標30点、最低でも24点】
決算整理事項の一つ一つはすべて基本事項であり、丁寧に処理して確実に得点してほしい。
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【解答速報に関するお問い合わせ先】
柴山会計ラーニング株式会社
電話:03-6265-9540
メール:shop@bokikaikei.net
担当:水野