がんばろう日商簿記1級合格、今回は衝撃の実験結果をお話したいと思います。

簿記1級

昨日、受験生でもある私のスタッフに、第135回の過去問を初見でチャレンジしてもらいましたが、50点満点で42点を取りました。


原価計算は25点中23点でほぼ満点、工業簿記は他の人の出来が悪い中25点中19点を取って、本人は「意外に簡単じゃないか」と驚いたぐらいでした。

「よっぽど勉強をしたのではないか」「受験経験者なのではないか」と思われる方もいるかもしれませんが、彼は1級の受験はまったく初めてなのです。
それどころか、先日の2級に落ちているのです。

2級の工簿・原計は40点満点のうち10点ぐらいしか取れていません。
この状態からわずか1か月半で1級の工簿・原計の問題を84パーセント解けるようになったのです。
イージーミスさえなければ90パーセントいっていたと思います。

今後、別の回の過去問もやってもらって平均値を出したいと思いますが、135回に限ってはこのような驚くべき結果になりました。
私は50点中20点も取れれば褒めてあげようと思っていたのですが、42点も取ってしまいました。

しかし、この話を聞いて「簡単に点数は取れるものなのか」とは思わないでください。
これは例外で、講師生活20年以上の私のキャリアでも初めてのことです。
2級不合格から勉強を始めて1か月半で1級の工簿・原計の過去問を8割取るということは聞いたことがありません。

彼は頭は良いと思いますが、天才ではなく普通の人です。
しかしそのような人が、2級不合格から1か月半で合格者と同じ点数が取れてしまったのは事実なのです。

間違えないでほしいのは、柴山式の基本的な考え方としては、過去問は最初にできなくてもいいのです。
なぜ、彼ができたかというと、私が毎日顔を突き合わせて指導をしたからです。
これを通信講座に反映させれば、130時間ぐらいの勉強時間でここまでいける可能性があるということを感じました。

ただ、誰でもそのようになるわけではありません。
今回は私が彼の横について、彼の勉強に関して逐一口を挟んで、彼はその通りに勉強を進めていったら、この点数が出ました。
なので、私が横で直接指導をしたら、これぐらいの点数が取れるようになるのだという確信を持ちました。

ただし、ほとんどの場合は1人で勉強をしているので、点数が取れなくても気にしなくていいです。
彼の場合は業務命令でしたので、プレッシャーを感じて本気でやっていたということもあるかもしれません。

2級に落ちているので、はっぱをかけただけなのです。
そうしたら、本当に初見で8割取れてしまったのです。
繰り返しますが、通常は初見の過去問は0点でも構いません。
私が横で彼の勉強法のチェックをしていたから出来たことなのです。

彼がやったのは、柴山式のミニ例題を2回転と、目先を変えて、例題とほぼ同じレベルの市販の問題集を3回転しました。
ですから、例題を5回転したことになります。
これを徹底的にやりました。
それと、テキストを2回熟読しました。

授業はどうしたかというと、時間がないのでほとんど復習させていません。
ここがポイントです。

復習は軽くても良いということです。

考えるなということです。
2級に不合格になるくらいなので、基礎力などあるわけがないのに、1級の講義を見てもわかるはずがありません。

わからないからといって質問をたくさんする人がいますが、彼の場合は、わからなくても半ベソをかくような気持ちで、とりあえず例題を2回転しました。
そうしたら、2回転目にわかってきたらしいのです。

最初の2週間ぐらいは「先生、本当にこんなやり方で良いのですか?」泣き言しか言わず、途中で疑問すら持ち始めるようになりましたが、私は、とにかくやるように言いました。
私に報告するときには言い訳無用、Uターン禁止、ほぼ虐めに近いような状況でした。
しかし、私には確信があったのです。

訳のわからない状態でも3回転すると開けてくるのです。
そして、彼が「わかるようになってきました」と言ったのが3週か4週間目で、やっと光が見えてきて、そこからは泣き言を言わなくなりました。
彼の場合、仕事をやっている最中でも、時間が空いているときには勉強時間を取っていました。

なぜかというと、2級を不合格になった状態から6月の1級試験を受けなければいけないので、彼は1日5・6時間勉強をしているはずなのです。
もちろん、仕事の時間以外でも、隙間の時間を使って4・5時間ぐらい勉強時間を捻出していると思います。

そのうち3時間は工簿・原計をやってもらっています。
だいたい商簿・会計が3時間だと思ってください。
3時間の勉強を1か月半やってもらい、知識ゼロの状態から過去問を8割取れるようになったのです。
ミニ例題を2回転と例題レベルの基本問題を3回転してもらい、テキストを2回熟読してもらい、今回に関しては、DVDはほとんど復習していません。
あえて言うならば、ミニ例題で復習しました。

柴山式をやっている方は、ミニ例題で復習するのは役に立つのでおすすめです。
DVDをわからなくてもとりあえず1回見て、ミニ例題を復習代わりに2回転して、例題と同等の基本問題を3回転して、テキストの熟読を2回します。
それで理論が出来るようになっています。

135回は理論が多かったのですが、8割から9割出来ています。
ただし、何度も言いますが、私が横について教えるならば、この状況でも8割いくかもしれないということはわかりましたが、ほとんどの方は自分で勉強をされているので、多少遠回りになることは当然なので、過去問を初めてやる場合は0点でも気にしないでください。

実際に、昨年合格したマエムラさんなども、最初に過去問をやったときにはほぼ0点です。
そこから、過去10回から14回分くらいの過去問を平均4回転して、さらに例題との往復をして、7割超えるようになったのです。
今後、私が横にいなくても同じ結果が出るようにシステム化したいと思っていますが、今は研究段階です。

1か月半の勉強で、半分取れれば御の字だと思っていましたが、8割取れたので私も驚いています。
なぜそう思ったのかというと、彼は商簿・会計も問題を解いたのですが、商簿は0点でした。
問題文でパニックになってしまってしまったのです。
それはみなさんと同じです。

本人もショックを受けていたのですが、ただ、商簿会計は150時間ぐらい勉強しているのに、さすがに0点はないと思ったので、「問題文を部品の寄せ集めだと思って部分点を取るつもりで商業簿記をやってみるように」と、みなさんにお届けしている過去問の音声解説と同じようなアドバイスを彼にしました。

そして、その後にもう一度やってもらったら14点取れました。
なので、この動画を見ているあなたも、きちんとやれば14点ぐらいは取れるのです。
例題を5回転もやれば商業簿記・会計学は14・5点ぐらいまでいくことはわかったのですが、やはり、驚いたのが工簿・原計が例題のみの学習で8割取れるということです。
今回のケースがみなさんにも通用するとは限りませんが、工業簿記・原価計算のほうが早く合格点に到達しやすいということがわかりました。

例題をしっかり解いて、テキストを2回ぐらい熟読しておけば、基礎力はついています。
それを開花させるのは過去問の勉強です。
今回のポイントは、まず、例題・ミニ例題を何度も繰り返すことで過去問を初見で8割解ける下地ができることです。

これは工簿・原計の話ですが、商簿・会計でも6割から7割はいけるような下地ができると思います。
そして、基本の反復が重要だということです。
例題を5回転、テキストの熟読を2回転、過去問を3・4回転します。
これを、愚直なまでに、量をこなした人が受かります。

今回は、1か月半の勉強で135回の工簿・原計の問題を初見で解いたら50点中42点を取ったという実験結果が出たということをお伝えしました。
この内容から勇気をもらって、あなたも頑張ってください。

私はいつもあなたの1級合格を心から応援しています。
ここまでご視聴いただきまして誠にありがとうございました。

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