今日は、「仕訳カードというものを作ってみましょう」というような話をしたいと思います。

簿記1級

これは、私が専門学校の講師時代に受講生に試してもらって、効果を実感してもらったやり方で、私自身が受験生のときにもやったことがあります。

商業簿記の点数がなかなか伸びない人が多く、一番時間がかかるのが商業簿記なのです。
なぜかというと、範囲が広いからです。

工業簿記・原価計算は意外と範囲が狭いので、柴山式の勉強をされている方は工業簿記・原価計算を満点近く取って合格されている方が多いのです。工業簿記・原価計算は、最初は大変だけれども壁を越えると点数が伸びやすいのです。

ただ、商業簿記だけはなかなか力が伸びず、商業簿記で足切りになって受からなかったというケースもありますから、実は商業簿記が一番の関門だったりします。
その理由は、簿記2級に比べて取引の抽象性が高いことと、範囲が格段に広がることです。

私は公認会計士講座でも言っていることですが、専門家の入口となる、最低限の「上級基礎」と呼んでいる簿記1級レベルの合格レベルを身に付けるためには、仕訳は最低300、多くて500あればほぼ完璧です。

私は平均で300か400と言っていますが、300以上の基本仕訳をマスターすれば、簿記1級の合格にかなり近づけます。

みなさんは座って書くだけが仕訳の勉強だと思っているかもしれませんが、24時間のうち、寝ている時間を7時間として、残りの17時間で座って勉強できるのはだいたい2時間ぐらいです。

ということは、残りの15時間を有効に使って勉強する必要があります。
仕事中はさすがに難しいかもしれませんが、昼休み、移動時間、通勤時間、トイレ、お風呂、テレビを見ている時間、待ち時間…色々な時間を積み上げると1時間ぐらいは作れます。

仕訳はカードを作って覚えます。

たとえば、圧縮記帳だったら、直接減額と直接減額後の減価償却や、あるいは積立金方式だったら、積立金の設定とその取り崩しを、税効果を含めた仕訳の典型例の問題文と仕訳を書いておけば4枚ぐらいで済みます。

圧縮記帳で4枚ぐらい、税効果全体だってせいぜい5枚あるかどうかです。
連結も、大事なものに絞るならば30もあれば網羅します。

というふうに、あなたにとって基本仕訳だと思うものを、柴山式ならばテキストの例題や仕訳例からカード化して持ち歩きます。

1日100枚見ることができます。
300枚で簿記1級の全範囲を網羅できますから、1日100枚見れば3日で終わってしまいます。

1枚につき10秒で見ることができますから、100枚だと1,000秒です。
1,000秒ということは20分弱です。

短時間で見ることが大事です。
10秒で1枚のカードを見たら、どんどん次のカードを見ます。

1日100枚を持ち歩いて、すべてのカードを見てください。
このやり方は本当に使えます。

3日で1回転すれば、1か月で10回転できます。
仕訳を10回転したら相当力が付くと思いませんか?

ぜひ、これをやって、仕訳をばっちりと自分のものにしましょう。
力が相当つきますので、試してみてください。

私はいつもあなたの簿記1級合格を一生懸命応援しています。
ここまでご視聴いただきまして誠にありがとうございました。

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