簿記学習、1回転目の過去問で「0点は普通」です

みなさん、簿記1級の勉強を頑張っていますか?

がんばろう日商簿記1級合格。

今日は2013年9月24日です。
11月17日の135回試験まであと2か月弱となりましたが、この時期には過去問を解きはじめている方が多いと思います。

前回の合格者の方のケースだと、過去14回分を、多分3・4回転ぐらいという気がしますが、すべての回で、どの科目も8割を取れるようにした状態で、1発で受かっています。

まずは、それを1つの目標として頑張りましょう。
最低、10回分の過去問をやっていただきたいと思います。

過去の柴山式簿記1級講座では、少ない方で過去5回分を2・3回転して合格されている方がいますが、これは回によって運・不運があるので、私はこの数だと怖いと思っています。

そのため、10回分を3回転が最低ラインと考えて、その10回分すべてについて8割取れることが目標です。

3回転しても8割にいかない方がいると思うので、その場合は4回転やりましょう。
全部の問題を4回転やる必要はなく、できる問題は3回転でもいいです。

苦手な問題は5回転でも6回転でもやって、とにかく8割取れるまで頑張ってください。
だんだん絞れてきて、必ずできるようになります。

できれば14回やるとかなり実力が付きます。

最低10回、できれば14回を3・4回転以上やって、8割取れるようにしてください。

たとえば、10回分を4回転した場合は延べ40回なので、1回あたり4時間かけるとしたら160時間ですし、5回転した場合でも200時間です。

過去14回分を4回転するとなると、延べ56回で、1回あたり4時間でやると224時間ですから、なんとかなります。

だいたい過去10回分以上を4回転以上することを目標にして、それと並行して例題で落ち穂拾いをしてください。

この時期は1回転目ぐらいだと思いますが、本番2か月前のこの時期になると毎回出てくる悩みがあります。

過去問を1回転目やると点数が取れないのです。
5点や10点という結果になって、落ち込む方が多いのですが、落ち込む必要はありません。

最初の1回目は誰でも0点です。
実際、この間にインタビューした方も全く解けませんでした。

だから、初級編で書き写します。
ここで無理に中級編に行く必要はありません。

1回転目はまだ初級なのだから、その段階で中級編の勉強をしてはいけません。
そこで変なことをしないでください。

わからなくてもいいので、まずは全体をやります。

焦らず、全部0点でいいのでとにかく1回転してください。

とにかく3回転までは我慢してください。
とりあえずやる、書き写す、解く。
やっていくうちにわかってきますから。

とにかく、書き写しでいいので、初級編の勉強を1回転してください。
1回転目の途中から中級編にいかないでください。

まだそこまでの実力はありません。
0点でもいいのです。

逆に言うと、最初から30点以上取れるほどあなたの簿記の勉強は進んでいるのかといえば、ほとんど「ノー」です。

それでいいのです。
私もそうでした。

自分の能力が高いと思っている人はそれほどいません。
一部の天才以外は、1回転目から30点すら取れませんが、それでいいのです。

それは普通です。
普通の人が簿記1級に受かるのです。

私も普通の人です。
ほとんどの人は普通です。

普通にやって簿記1級に受かる、だから1回転目は0点でOKです。
むしろ、やったことを褒めてください。

とにかく回転数にこだわってください。
2回転、3回転…とやっていくうちに、急に点数が伸びてきますから。

最初は0点、5点、10点ですが、4回転目ぐらいからググッと上がってきますから、大丈夫です。

まずは自分の力を信じましょう。
最後までやれば必ず受かりますから。

まずは10回分を4回転めざしましょう。

いつもあなたの簿記1級を応援しています。

最初の1回転目は0点でもOKです。
やったことが大事なのです。

がんばりましょう。
ここまでご視聴いただきまして誠にありがとうございました。

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