がんばろう日商簿記1級合格、今回は「練習をする2つの目的」というテーマについてお話をしたいと思います。

簿記1級

私は野球をやっていましたし、大学時代はギターを教えたりもしていました。


もちろん、私はプロではないので趣味の範囲でやっていました。

クラシックギター自体は趣味で中学1年のときから習っていました。
アマチュアのレベルではありますが、それなりの曲をそれらしく弾くことはできています。

ブランクがあるので最近はそんなに上手く弾けませんけど、初心者にクラシックギターを教えることはできたので、そういうことをやったりしながら色んな人が練習する場面を見てきています。

今は簿記や会計といったものを指導する立場にありますが、練習をしていて伸びる人と伸びない人は明確に分かれます。

これは指導者にも責任があって、その人の練習が伸びなければ指導者の責任になるのですが、練習には2つの目的があるということをなかなか意識しないケースが多いです。

偶然できるようになっていても、偶然そのやり方がハマっただけということが多くて、あとは「根性」と「量」をこなすという感じになっています。

根性でもある程度の問題は解決しますが、根性だけでは難しいところがあるので、柴山式の場合は努力の量を効率良く減らしてあげた方がいいと考えています。

しかも、仕事やプライベートなど、やることがたくさんありますし、目移りすることが多い現代人の方は、努力の量をある程度効率良く絞るということも大事です。

そのため、練習の目的を明確にしておいたほうがあなたの簿記1級の勉強が必ず格段に効率が上がります。

何が目的かというと、例えば、あなたの周りの人に「練習ってなんでやるのだろうね?」と聞いてみてください。

「そりゃあ、上手くなることだよね」と言うと思います。
では、「何が上手くなるのか?」というところをさらに突き詰めて細分化していくと、練習には2つの顔があるということが分かります。

大きく、前半・後半で分かれます。
柴山式の日商簿記検定1級講座のコンセプトは明確に基づいているのですが、さらに掘り下げていきたいと思っています。

1つは「個別のスキル」です。

個々の分解された“パーツ”としてのスキルを徹底的に習熟することです。不合格者の8割はここが原因で、残りの2割は第2の目的に原因があります。

第1の目的は何かというと、個々のパーツを徹底的に習熟すること、1つの細かいスキルです。
技術の習得が1つの目的です。

多くの方はこれがメインだと思っているのですが、それをどこまで煮詰めていくかということに関しては思いが十分至っていないケースがほぼ9割です。

これを意識するだけでも違ってきますが、この動画の構成を考えているときに、実はライブで1回セミナーをやったほうがいいと思い始めているので、検討します。

練習の仕方をきちんと理解されていない方は確かに多いです。
義務教育のときに練習の仕方については教わっていないですから、仕方がないことです。
どんな分野でも指導者の方はそこまで煮詰めていないのです。

「個々の細かい技術を徹底的にマスターすること」の「徹底的」というのは定義があって大事なのですが、とりあえず、1つ1つのスキルを正確にできるようにマスターすることが練習の第一の目的です。

これがほぼ練習のベースの8割を占めます。
では、次は何かというと

「実践的な練習」です。

技術練習は徹底的な細かい問題の反復で、これは柴山式でいうところの例題です。
だけど、決定的になるのは、個別のスキルを組み合わせた実践練習、シミュレーションです。

したがって、技術練習と本番練習のうち、本番練習のときには技術はそんなに身に付きません。
結果的に後から身に付いてきます。

本番練習の中で技術が身に付くこともありますが、本番のシチュエーションは複雑な組み合わせなので、元々意識するものが違うのです。

複雑な組み合わせによる本番練習と、1つ1つのスキルに集中できる技術練習というのは質が違うので、明確に分けたほうがいいのです。

柴山式の例題は技術練習の一環ですが、その例題1個ずつにもさらに細かいパーツがあるので、本当はそれをさらに細かく分けるようなことを意識して、個別のスキルを徹底的に磨くことが1つ目で、ここが合格のほぼ8割を占めます。

これがしっかりできれば、あとは仕上げです。
しかし、仕上げにも時間をかけます。

時間は掛かりますが、ウエイトは2割です。
しかし、この2割が最後の決定打になるのです。

50点から70点にいくにはこの2割をクリアしなければなりません。
これは柴山式でいうならば、過去問の分析と徹底理解です。

つまり、複雑な個々の技術の組み合わせをどのように実践に適用するかの練習です。
問題文を正確に理解すること自体が個別練習の積み上げなのです。

したがって、ベースにあるのは2つの目的の1番目である「個別の技術練習」の反復が足りないから、その上に乗っかる実践練習がぐらつくのです。

まずは例題を徹底的にやることが大切なのです。
そして、それと並行して実践練習をしていることも大切です。
この2つは一体です。

個別練習だけをやるとマンネリ化してしまうので、普段の勉強に刺激を与えるために実践練習もすべきです。

実践練習をすることによってメリハリが付きますが、実践練習と例題のバランスは大事です。

第一の目的は「技術練習」。
これはこの5分や10分では伝えきれないので、「練習の2つの目的」の実践編として、いずれセミナーを行います。

ともあれ、練習の目的の1つ目は、個々の技術の向上です。
しかし、「何が個々の技術なのか?」という定義も大事ですが、これは、柴山式のノウハウがありますので、別の機会にお伝えします。

個々の定義した技術、例えば減損会計の処理にしても細かいことがたくさんあります。
例えば、「減損の兆候とは何か」や「減損をすべきかどうかの判定」など、この1つ1つはすべて“パーツ”です。

このパーツをレベルアップできるように、1つ1つのパーツを定義して、細かく区切って練習するのが個別練習です。

そして、出来上がったパーツをいかに本番の問題形式に合わせて組み合わせるかという、「組み立ての技術」が大切です。
あるいは、時間配分という、個別技術とは違う総合的な技術です。

実践的な能力を高めるための練習と、個々の技術を高める練習の2つ目的を明確に分けて、「現在自分はどちらの練習をしているのか?」ということを意識して勉強をしてみてください。

個々の練習の仕方については別途セミナーを考えます。
まず、今、大事なことは、個々の例題クラスの、個々の問題の技術を上げる目的で反復練習をするのか、本番を想定したシミュレーション形式の実践練習をするのかです。

実践練習は個々の知識の組み合わせ方の練習ですから、実践練習なのか、技術の練習なのか、このどちらかを常にきちんと意識をして勉強してみてください。

普段のあなたのトレーニングの効率が少しずつアップしますし、練習の密度が上がりますから、ぜひやってみてください。

少しでもあなたの簿記1級合格に繋がればと思い、日夜動画をお届けしています。
あなたの合格にお役に立てれば幸いです。
ここまでご視聴いただきまして誠にありがとうございました。

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