今回の「前を向いて歩こう」は、スピーチなどの話をするときのコツについてお話をしたいと思います。

 

私が、セミナー講師として駆け出しの頃によくやってしまった間違いなのですが、自分の話を上手くしてはまったときには喜んでくれるので、それで良いと思っていました。

自分の言いたいことを上手く伝えようという発想でしばらくやっていたときに、頭打ちになってしまいました。

 

もちろん付いてくる人もいるのですが、これだとリアクションが良くなくて、お互いにあまり上手くいかない感じで終わってしまったことも何度かありました。

 

やはり、普段から自分の言いたいことを決めて、それだけを伝えるのも良いのですが、状況によっては相手の関心がそこに無いこともあります。

 

自分が用意した話が必ずしも相手の関心がある話だとは限りません。

無理矢理「自分の話を理解してくれ」という感じで上手く話そうとする、要するに説得にかかってしまっているのです。

 

そうすると相手も引いてしまいます。

無理矢理納得させられているような感じになってしまいます。

それでこちらから押してお互いにイライラすることもあり得たのです。

 

これではまずいと思って、自分が用意した話に固執するのではなくて、相手の聞きたいことが違うところにあるのならば、そこに焦点をずらして、そこで自分ができる話を一生懸命するようにしました。

 

下手でもいいので相手の聞きたいことを誠実に話したほうが、逆に相手としては嬉しいと思うことがあります。

これが私がセミナーやスピーチをしてきて気づいたことの1つです。

 

話してみて「自分の言っていることと相手の興味が違うな」と思ったときに、軌道修正できる応用力も必要です。

 

ですから、普段から色々なことに興味を持って、色々な話題についてある程度自分の色に変えて話せるようにしておきます。

 

たとえば色々な本を読んだり、色々な人の体験談などを聞いたり、色々なことに興味を持って首を突っ込んでみます。

 

専門分野以外の雑学的なことにも興味を持ってみましょう。

私は地理が少し苦手なのですが、その場合は「地理の話は少し苦手なのですけど……」と言いながら話をします。

 

極力色々な話に興味を持って、日頃から本を読んで時事問題などの情報を蓄えておきましょう。

 

そうすると、自分が用意した話に対して相手の興味の持ち方が弱いと思ったら、「じゃあどんなことに興味があるのかな」というふうに相手に関心を持って話をします。

それに合わせて、自分の知識のストックを修正してお出しします。

 

そのときに用意していないこともあるので、下手になってしまいますが、それでも構いません。

 

まずは相手を知ることです。

相手の関心のあるところに焦点を合わせて、下手でもいいので相手が関心のあることにフォーカスします。

 

場合によっては相手の話を聞いてもいいと思います。

スピーチではなくて、コミュニケーションを取ったりするのもいいと思います。

 

相手の話を聞きながら、相手のリアクションをみながら、相手の関心のあることに意識を集中して、それに合わせて、下手でもいいので一生懸命話しましょう。

 

これは私がコンサルティングの面談などでも意識していることです。

「せっかく用意した話だから、話さなきゃ」と思って、そこに固執してしまうと相手がしらけてしまいます。

 

相手の関心が違うところにあるのであれば、少し微調整をする応用力や遊び心があってもいいのではないかと思います。

 

自分の話したいことを上手く話そうとするのもいいですが、そればかりではなくて、ときには相手の聞きたいことを下手でもいいから一生懸命話すということが相手を満足させることにもなりますし、喜んでもらえることもあります。

 

ぜひご参考になさってください。

私はいつもあなたの成功・スキルアップを心から応援しております。

ここまでご覧頂きまして誠にありがとうございました。