第4週④ 自己資金を入れたらどう書くの?

2014年07月23日

【キッズ簿記(BOKI)Step1】

今日は「自己資金を入れたらどう書くの」というテーマです。

柴山政行氏(以下、柴山):お店を始めるときに自己資金の30万シバをお店の金庫に入れたケイイチ君ですが、その状態をどのように帳簿に書くのかを学んでいきます。

進行:今回ももかさん、りょうたくんの2人と一緒に勉強していきます。
早速、昨日の復習からです。
お店とケイイチ君の大事な関係について勉強しましたが、どんな関係か覚えていますか?

りょうたくん(以下、りょうたくん):お店にお金を投資して、利益の一部を生活費としてもらうということです。

進行:そうですね。
儲けたお金の一部を生活費にあてられるということでしたね。
では、ケイイチ君は自己資金としていくら金庫に入れたか覚えていますか?

もかさん(以下、もかさん):30万シバです。

進行:そうでしたね。
ところで、ここで「元入れ」という言葉が出てくるのですよね、先生。

柴山:そうです。
「元入れ」とは、見てわかるとおり、元手の「元」と「入れる」ということです。
元のお金としてお店に入れることを元入れといいます。

進行:ケイイチ君が元入れした30万シバは帳簿に残さなければいけませんが、どうやって書けばいいのでしょうか。

柴山:この場合は「資本金」という名前の竹とんぼを用意します。
これは「資本の金額」という意味です。

資本金の場合は、右側をプラスにして300,000シバと書きます。
儲かったらその一部をケイイチ君に渡さなければいけないと考えてください。

以前に「借入金」というのを勉強しましたが、それと考え方は同じです。
では、複式記入をするためにはもう1つの竹とんぼが必要になります。

今度は「現金」という竹とんぼを用意して、左側のプラスに300,000シバと書きます。
改めて確認をすると、資本金は店主から元入れをされた金額で、「資本の金額」を短くしたと考えてください。

進行:それではここで例題です。
店主が36万シバを元入れした場合は帳簿にどのように記入したら良いでしょうか?
手元の紙に書いてください。
……では答えをお願いします。

2人とも左の竹とんぼのアタマは「現金」で、左側に360,000シバと書いて、さらに右の竹とんぼはアタマが「資本金」で、プラスマイナスを逆にして、右のプラスに360,000シバと書きました。

柴山:2人とも正解です。
しかも今回は解答時間が短かったですね。
これは驚きです。
やってみてどうでしたか?

もかさん:慣れてきた気がします。

りょうたくん:すぐに答えられました。

柴山:ほとんど何も言うことはありませんが、一応解説しますと、資本金はいずれ分配するので、竹とんぼの右側に書いて、現金という財産が増えたので左側に書きます。

レッスン19のまとめをお願いします。

柴山:1番目、「元手」とは、増やす目的でお店に入れたお金で、資本と同じ意味です。
2番目、お店にお金を元入れしたら、「資本金」という竹とんぼの右側に金額を書きます。複式記入の場合は、それと同時に「現金」の竹とんぼの左側にも同じ金額を書くことを忘れないでください。
3番目、「資本金」というのは、店主から元入れされた金額という意味です。

進行:今回の学習はどうでしたか?

もかさん:以前やったときには間違えてしまいましたが、今回は出来たので良かったと思いました。

りょうたくん:早く答えられたので嬉しかったです。

柴山:以前、借入金をやったときには2人とも不安そうでしたが、今回は自信を持って答えていたというのが印象に残りました。
今回は自信がありましたか?

もかさん:いけると思いました。

柴山:すごいです、進歩していますね。

進行:では先生、明日の内容を教えてください。

柴山:明日は第4週のまとめで、ステップ1の集大成になります。
第4週はお金の調達方法について学んできましたが、大切なポイントを確認していきます。