聞き上手になる5つのポイント

2015年03月22日

前を向いて歩こう、今回は「上手に聞く5つのポイント」というお話をしてみたいと思います。

聞く力というのは大事だとよく言われていますが、なぜ聞くということができないかというのは色々理由がありまして、実は聞くことというのは案外楽なのです。

人は話すスピードよりも聞く能力のほうが高いのです。
1分間に200字ぐらい話すとしたら、本来、その何倍もの聞けるのです。
なので、聞いていると余裕がありますよね。

英語のリスニングだと一生懸命聞きますよね、私も含めて普通の日本人の方は英語を聞き慣れていないので一生懸命聞こうとしますが、日本語は散々聞いているので余裕なのです。
余裕があるからこそ他のことを考えてしまうので、聞くことは意外と難しいのです。
余裕だから聞くことが癖になってしまっているのです。
きちんと聞くということが大事です。

「聞く」ということを改めて考えます。
これはコーチングで最も大事でありながら最も基本なのですが、今日から使えそうな5つのコツをお話してみたいと思います。

まず第1は、相手の話を最後まで聞きます。

当たり前のことしか言いませんけど、改めてメモして欲しいのですが、これはなかなか出来ないのです。
相手の話を最後まで聞く、言い換えると、途中で遮らず最後まで聞くことです。
これをやるだけでも違います。
この5つのうち、だいたいどれか、あるいは複数は弱いのです。
まず、最もありがちなのは、相手の話を途中で遮らないで最後まで聞く。

2つ目は、自分から結論を出さないことです。

先回りしないということです。
自分で結論ありきで話してしまうと、相手が話す気がなくなってしまいます。
相手からすると「君のシナリオの通りに話してるわけじゃないんだよ」ということになってしまいますので、先入観をもたないということです。

3つ目は、相手の言葉以外の空気を読みます。

たとえば、相手が「今とても幸せ」と言いながら目が据わっていたり、目が笑っていないのに「幸せだ」と言われても、幸せには見えないですよね。
これは「ノンバーバル」と言います。
「バーバル」とは「言葉」の意味です。
言葉以外の相手の仕草とか表情、極端な話ですが、たとえば、貧乏ゆすりをしているのに「今、私は心が平安です」と言われても矛盾していることになります。
あるいは目が泳いでるとか、集中力が無くなっていることは経験でわかりますよね。

4つ目は、相手の言葉を繰り返す。

たとえば、「今日、大変なことがあったんですよ」と言われたら「そうなんですか、大変なことがあったんですね」と、同じことを繰り返す、あるいは「そうなんですか、どんなことがあったんですか」のように少し言葉を換えてみます。
相手の言葉を繰り返すことをペーシングとも言います。

5つ目は、相手に質問をしてあげるということです。

4つ目のところでもお話しましたが、「聞いてください、今日大変だったんですよ」と言った場合に「そうなんですか、どんなことがあったんですか」のように聞いてあげると、話そうかなという気になります。
これは、関心があることを示します。
適切な質問を聞いてあげます。
「なんでそんなことをしたの」などと責めるような質問ではなく、質問を選ぶという別な技術がありますが、まずは聞いてあげます。
リアクションをするということです。

ひとつひとつ丁寧に、自分のこれまでの会話を振り返って、1番弱いところを直します。
あるいは、5つを意識しながら、「今日は2番目をやってみようか」などと、テーマをもって会話に臨んでみてください。
あなたの聞く力が、ぐーんとアップします。

最後にもう一度おさらいしておきます。
1つ目は話を遮らない、相手の話を最後まで聞く。
2つ目は先入観をもたない、自分で勝手に結論を先回りしない。
3つ目は相手の仕草にも注意する、つまり空気を読む。
4つ目は相手の話を繰り返す、これは「聞いてるよ」というメッセージになります。
5つ目は適切な質問を投げかける。

この5つを意識して、まずは1個から今日やってみましょう。
あなたなら今日はどれをやりますか。
私が1番やってほしいのは、「相手の話を最後まで聞く」です。
これが基本なので、1番目にもってきました。
まずは最後まで話を聞きましょう。

そうは言っても、習慣は急には直らないので、最初の2回やったら、次は最後まで聞いてみようと、途中で結論が見えても先入観をもたないようにしてください。
だから、先入観をもたないということと遮るということは結構近いものなのですね。
10回の会話を10回とも全て遮らないというのは苦痛だと思うので、まずは半分でもいいので減らしてみましょう。
30パーセントでもいいから、まずは遮らないことをやってみてください。
そうすると、相手のリアクションが変わってきて、「おお、これは良いな」と思ってまた続けます。

聞く力、5つのポイントです。
ぜひ、良かったら参考になさってください。

私はいつもあなたの成功を心から応援しています。
ここまでご覧いただきまして誠にありがとうございました。