ギャップへの対処3ステップ

2015年08月29日

前を向いて歩こう、今回のテーマは、

『ギャップへの対処3ステップ』。

ギャップへの対処3ステップ、こういったテーマでお話しをしてみたいと思います。
これは問題解決をするときのコーチングフローという考え方があるのですが、コーチングフローというのはいくつか段階があって、またこれは前にもお話したことがありますが、またいずれ別の機会でお話ししたいと思います。

ともあれ、対話を重ねて、その人の問題解決に能力を高めると、所謂、コーチング、育成型のマネージメントなのですが、その人が、クライアントと言います、相手が能力がアップして、いろいろな問題を自分で解決できるようになる、こういった育成を支援するのがコーチングの本質でありまして、これが私が今現在考えている、コンサルティングのある意味、一つの終着駅と言いますか、一番長続きするのはこの育成型なのですが、またこれは別の機会にお話しします。

ともあれ、コーチングというのは非常に使えます。
コンサルティングだけではなくて、社内関係で、まさに上司が部下を管理する、マネージメントするときに、部下を育成する観点があると、やはり上司というのは非常に部下からも信頼されますし、社内でも円滑なコミュニケーションが取れるわけです。

従って、私は対話であるとか、コミュニケーションの基本は育成型、つまり、相手の成長をサポートする、もうこの一点でいいと思います。
そういった意味では、相手の成長ということは本来のコーチングなのですが、これをまた一歩推し進める、または視点を変えると、自分自身をクライアントと考えて、第三者的に見て、自分自身をコーチングする、すなわち、セルフコーチングという発想にも行き着きます。

従って、他人もコーチング出来ますし、自分もコーチング出来ます。
ということは、他人の育成のサポートにも関われますし、実を言うと、少し変な日本語ですが、自分自身の育成にも関われる、自分自身の育成もサポート出来るのです。

これがセルフコーチングですが、私は柴山式の簿記の講座をやるときはこのセルフコーチング、コーチングの発想というのはすごく意識しています。
なので、受講生の方には自分自身で計画を立てて、自分でやってきたことを振り返って、自分自身、自らをコーチする、セルフコーチングの観点で自分の今やっていることはどこまで到達出来ているのか、どこまで進捗が進んでいるのか、進歩しているのかということを客観的に把握するような、そういったお話も意識して、します。

それで、今回動画でお話しするのですが、実はコーチングの中でギャップというものがあります。
これは理想と現実のギャップと考えていただいていいです。
つまり、自分が目指しているあるべき理想の姿、あるべき姿と現状を正しく見つめてギャップ、そのギャップを埋めれば理想に近づきますよね、そういったイメージで考えていただければいいのですが。
では、どういうことかと言いますと、ギャップというのはいろいろな条件の不足があるのです。

不足している部分があるから、理想と現実が合わないのです。

そのギャップを埋めるには3つの視点がありまして、まずは、環境です。
自分がいます。
自分がいるとすると、自分を中心に考えると、自分の周りのほかのもの、自分以外のあらゆる条件、これが環境と言います。

そして、環境の次に自分の行動です。
よく自分が変わらなければ、という言い方をコーチングで言いますが、最初から自分が変わるというのはなかなか難しいです。
人間というのは環境から影響を受ける動物ですから。
環境によってかなりいろいろ変わります、行動が。
従って、環境が同じなのに、行動を変えるというのは結構、辛いのです。
だから、なかなか新しいことをやろうと思っても、そのままではうまくいかない、私もよくあります。
長続きしないとか。
それは環境が変わってないからなのですけどね。

それで、行動が変わると、その行動の変化が反復するとそれが習慣になります。
その習慣が今までよりもレベルの高い、質の高い習慣に変わるならば、それは当然能力がアップにつながりますので、最終的には例えば、会社ならば売り上げアップであるとか、自分の今の状況の改善、進歩、そして、資格試験ならば簿記検定などもそうですが、合格という、よりよい成果が得られます。

これには3つのステップがありまして、まずは環境が変わること。
そして、環境が変わる、最たるものは、今までは平穏無事だったのがある種の危機にさらされると。
「やばい。このままじゃあまずいぞ。」と本気で思ったら、環境は変わります。
そうなると、行動は変わります。
ですが、なかなかこんな平常時から危険なとき、危機一髪、平穏の時からなかなか危機に来ることはなかなか行動出来ませんし、あまりやりたくないでしょ。
従って、平穏から危機に行くという典型的なきっかけや機会になるような環境の変化、これを敢えて、呼び起さなくても自分で出来ることというのもあります。

例えば、時、スケジュールを変える。

それから、場所を変える、あるいは場所を整える。
汚い机をきれいにするなど。
あとは、人との関わり方を変える。
会社組織ならば人員配置、所謂、組織変更です。

それから状況の変化を自ら着手する。
つまり、自分自身を変えるよりも自分の身の回りの環境を変えてみます。
これが実は一番やりやすいです。
そして、手順を変える、順番を変えてみるなど。
いろいろな形で自分の周りにあるものを、まずは、ほかのものを変えます。
これならばやりやすいです。
そして、自分も行動を変化せざるを得ないような環境の変更、こういった観点でいいでしょう。

要するに、 最初から、自分自身が変わるというのは納得しなければ出来ませんし、今の環境で行っている今の行動自体が一番心地いいのです。
今ある環境で今行っている行動が合理的なのです。
そうすると、環境を変えなければ行動を変えるというのは難しいということはお分かりいただけると思います。

従って、私がコンサルティングをやっているときによく考えるのは、環境を変えましょうと言います。
あなたの行動を変えるというのは誰にでも出来ます。
そうすると、根性になってしまいます。
根性論です。
ですが、そうではなくて、自分自身が変わるというのは相当大変なのですが、周りを変えることというのは結構出来ます。

例えば、机の前の整理整頓とか掃除というのは時、場所を変える、実はこれ環境の変更なのです。
環境が変化すると、それに合わせてあなたの行動も変化します。
どうせならば、あなたの行動をアレンジする、コントロールするならば、良い方向に行くような環境の変化、そういった観点でアイデア出しをするのです。
従って、まずは環境を変えるということに意識をフォーカスすると実は、これはコンサルティングがうまくいきます。
私、コンサルティングネタを言っちゃいました。
これでお金取れます、実を言いますと。
先生もそうです。

まずは、その人の行動を根性で変えようとしないで、その人の置かれている環境がなぜそういう行動につながっているか分析した上で、環境を変えていくと、本人もやりやすい。
上から目線で押しつけになりませんし。
ということで、まずは環境を変えましょう。

次に行動が変わります。
行動が変わることが毎日反復されると、それを積み重ねていくことを、習慣と言います。
行動の変化が違った形で反復されると、これは習慣が変わったと言います。
習慣が変わればそれが当然能力に影響を及ぼします。
その習慣の変化が悪いほうへ行ってしまうと、能力が下がります。
ですが、良いほうに行くようにアレンジ、コントロールすれば当然能力が上がります。
最後は、能力が上がらないといい成果が得られませんので、結局はいきなり能力を上げようとするから難しいのです。

能力を上げるには環境の変更、行動の変化、行動の変化の積み重ねによる習慣の変化、そして、その結果、能力が上がると。
こういった形で段階を踏んで、人というのは成長します。
この段階を対話によっていろいろアレンジして一緒に見ていく、今後、アレンジしていくのが実はコーチングなのです。
このコーチングの発想は柴山式講座では非常に意識しています。

是非、勉強に限らず、いろいろなことに応用出来ますので、この環境、それから行動、そして習慣、能力、この順番で人というのは変わりやすいということを知っていただくと、これはコンサルティングをやっている方にも参考になります。
あとは、管理職として、部下を指導している方も参考になります。
いきなりその人の行動を根性で変えようとしても、無理です。
自分が出来ないでしょ。
まずは、どう環境を変化させるか?
環境変化に的を絞ってやると、結構、いろいろ改善というのはやりやすいです。
これは私の財務改善におけるコンサルティングの経験でも、申し上げられます。

是非、参考になさってください。

私はいつもあなたの成功を心から応援しております。
ここまで、ご覧頂きまして誠にありがとうございました。