日本一やさしい「決算書の読み方」(プレジデント社)を書いた理由

前を向いて歩こう。今回のテーマは。

日本一やさしい「決算書の読み方」(プレジデント社)の本を出そうと思った理由。

こういったテーマでお話しをしてみたいと思います。

今日は2015年10月23日なのですが、もうすぐ、今月10月の末頃から、私の新しい本が書店で並ぶ予定になっています。
お陰様で、執筆を始めたのが3月だったかと思います。
なので、半年くらい掛けて書き上げてですね。

いろいろ、うちのスタッフであるとか、編集担当の方の力を借りて、出来上がりました。
この場を借りて、関係者の方々にお礼を申し上げます。
ありがとうございました。
僕としては非常に、代表作にしたいなというような本が出来上がったと思っております。

タイトルの通り、決算書の読み方をやさしく説きました。
帯にも書いてありますが、時計回りなら見ればわかります。

実は、私が書こうと思った一つの理由はこの、決算書を読む手順、マニュアルみたいなものを作ろうかなと思ってですね。
これ、簿記の知識がない方にも、株式投資であるとか、あるいは仕事に活かすあるいは、日常生活で、新聞を読んだり、ニュースを見たり、あとは会社に関する決算ニュースってありますね。
あるいは不祥事みたいなニュースもあります。

そういったニュースなどを見る時にも、数字がわかっていたほうが読みやすいということで、この本を書きました。

帯の後ろにもありますけど、バランスシートは時計回りに見ます。
バランスシートという言葉は見たことある人多いのですよ。
財産、資産というのがあって、借金、負債。

純資産、これは株主の取り分です。

こういったものを、時計回りに読むと、どのようにお金を手に入れて、お金をどのように使い、そして、どんな形で会社に残っているか、お金の流れがわかります。
それから会社の姿が見えてくる。こういった本です。

表紙はこの青い表紙で、私もこれ見本版が出来て、初めて「ああ、青だったのだ。」と気づいたのですね。
という形で、今、私、昨日からポップを作り始めまして。
これ今10枚あるのですが、一応100枚作って、最大100店舗、最低でも、30店舗から50店舗くらい、いろいろ地方も含めて、仕事に行く機会もありますので、首都圏から地方のいろいろな本屋さん、プレジデント社の編集の方、あるいは販売担当の方とも相談しながら、書店さんにご挨拶、感謝の気持ちを込めて。

私は「本を置いていただいて、ありがとうございました。」ということで、こういったポップを作って、ですね。
一応、これ、実は私がこの本を書こうと思った理由。

実は、企業研修でリピートが6回あって、大体、この辺は大雑把なのですけど、大体これくらいの、リピート、同じテーマでリピートを何度も何度もいただいてるということで、この決算書の読み方。

特にこの『「はじめに」のクイズにもトライしてね。』と書いてありますが、この『はじめに』のこの、クイズのところが実は企業研修で繰り返しリピートをもらったところなのですね。

ちょっと『はじめに』を見ると、あんまりネタバレしても、出版社に怒られちゃいますが。
こんな感じで書いてあります。
『あなたはこれまでの生活を振り返ってみて、「会計の知識があったらいいのになあ……」と、どんな時に思いましたか?』という感じで。

あとは決算書クイズがあります。
決算書をバーっと見て、最初は意味が分かりません。
ほとんどの人は、会計の勉強をしたことないと、これ表見たらやんなっちゃうけど、これは見なくていいです。
最初わかりませんから。

ですが、この本は、特に第1章と第8章、私の、著者としては、第1章、第2章、第3章あたりはざーっと、1回か2回、読んだ後に、第5章、第6章は飛ばしてもかまわないので、最初ね。
初心者の方の読み方で。
第1章、第2章、第3章をざっと読んだら、あとは、答え合わせが第6章になります、この『はじめに』のね。

で、私が実はこの本を読んでもらう方に目指してるのは、実は決算書見ても嫌になっちゃう、「うわっ。」と思っちゃうんです。
それは、一定の時計回りの読み方が分かってしまえば、この数字の羅列に見えるような決算書も、楽しくパズルを読み解くように、読めるようになります。

なので、冒頭のこの『はじめに』のクイズ、最初はわかりませんよ。
ですが、この第1章、第2章、第3章をざっと読んで、そして、最後、第6章の答え合わせをしてもらえば。
ですから、123章読んでもらえれば、実はわかってきます。

ということで、まず最初は、第4章はこれ、株式投資に関する応用編、第4章と第5章は実は応用編です。
著者が申し上げますけども、これは、使って僕もいずれセミナーやりたいんですよ。

この本がしっかり読めれば、概ね、会社の管理会計も出来ます。
管理会計というのは、原価計算以外ですけどね。要するに所謂、月次試算表。
試算表や決算書の基本的な分析もこの1冊でOKですから。

実務でも、要するに財務分析や一般的な知識がない方が、一通り経営管理者として知っておいて、武器になるような知識がこの1冊にまとめました。
今まで私は1992年から会計職になってから、23年24年目に入りますが、約24年間の仕業経験やコンサルティング経験の集大成でもあります。

これで、知識ゼロの方が、現場で、要するに、皆さん、あなたが任された部署の、部門の利益管理や費用管理、そういったものを、決算書から財務管理、あるいはコスト削減や業績管理をする時に必要な知識が全部入れてます。

これがわかれば、株式投資にも使えるようにしていますので、株式投資用の知識はチャプター4です。
第4章で、PERや所謂よく日経新聞に出るROEなど、そういった本当の使い方を教えます。
5年後7年後の、ROEを予測することがすごく大事なのです。

というように、これは未来の株価を予測するための会計知識、勿論、占いとは違うんで完璧には予言出来ませんが。
ですが、かなり、精度の高い会社の未来を予測するための、会計知識の第4章。
ですから、やさしいとは言いながらも、後半に行くとかなり読み応えがあります。

ですが、最低限、著者としては第1章、第2章、第3章が分かれば、この『はじめに』の言ってることが分かります。

この決算書、例えば、ローソン、JFリテイリング、三菱商事、日産自動車ってあるのです、この5社の、あとJR東海。こういった業種別の決算書の読み方も分かりますので、第1章、第2章、第3章が入門編です。

そして、第4章、第5章、これは応用編。
第4章は株式投資のための、予測の方法。
第5章はキャッシュフロー計算書です。
キャッシュフロー計算書はあとでかまいません。
勿論、キャッシュフロー計算書が出来ればもっといいのですが。
ですが、バランスシートという財産一覧表と、まず、損益計算書の基本を押さえれば、キャッシュフロー計算書も出来ます。

ですから、この本は第1章、第2章、第3章が基礎編。
第4章、5章が応用編。
第4章は株式投資のための財務分析のテクニックです。
第5章、これ公認会計士の立場で書いてあります。
それから、第5章がキャッシュフロー計算書の構成と読み方。
この第5章だけで、私、昔、2万円のセミナーでやった内容です。
実はこの本、第5章で2万円の価値があります。
『はじめに』と第6章で、これはリピートで、5回や6回受けた、大人気セミナーのエッセンスが入っています。

従って、これ、あとは第4章、これは株式投資セミナーで、これも、すごくリピーター多いので、
実はセミナー3回分の本になっております。
是非、これで、見てみてください。
そして、第6章、これはまとめになります。
この本の結論ということで、『はじめに』で問題提起したものを決算書当てクイズの回答編が第6章です。

これ、一つの世界で、ストーリーになっていて、これだけでも1年間使って、会計のマネージメントの講義が出来ます。
財務分析や会計の講義が大学でも出来る自信があります。
なので、是非、これを御覧になってください。
大学の、会計スクールの、ある程度、専門分野に一部入っていますので、実は。
ですが、入門です。

一番最初は本当知識ゼロの人がわかるようになってますので、かなり欲張りな本です。
是非、よかったら手に取ってみてください。

この本は知識ゼロの方が本当に決算書を読めるようになります。
決算書が読めるということは、まずは『はじめに』で定義してあります。
決算書の数字を見て、まず、どの業種の決算書かまず目星を付ける。
大体、決算書を見ると、業種ごとの形が見えます。
業種ごとの特徴が分かるようになれば一人前です。

従って、『はじめに』の段階で、これはもう、ほぼゴールをしているという、ある意味珍しい本なので、いろいろな意欲的なチャレンジをしています。
なので、『はじめに』でまずは問題提起やります。

そして、『はじめに』の問題提起に答える形で第6章がありますので、一つの物語を読む形で、是非、講義あるいは3回分の研修の内容が入っています。
なので、私としてはかなり力を入れて作りましたので、これを使って、今後、セミナー、あるいは教室を開催したり、あるいはこれを基に、教材を作成して、いろいろな方に、教室に来れない方向けの、会計知識を、本当に柴山式メソッドの集大成ということでお届けしたいと思っています。

是非、これ、企業研修でも何度もリピートされてる内容も一部入っています。
あとは、私が自分の教室で開催して、何度も来てくれてる、株式投資セミナーのエッセンスも入っていますし、キャッシュフロー計算書のセミナー。
確か僕の記憶では、長野県や静岡県、確かこれだったと思ったのですが、岡山とか、本当に、遠くからも来てくれるような非常に中身の濃いコンテンツを入れています。
キャッシュフローなんかも、入れています。

是非、これ、1300円プラス税金、よかったら。
これだけで、もう本当に会計に関することはほぼ、基本OKだと思っています。
特に経理の方で業績管理をする方にも使えると思っていますので、是非。
『日本一やさしい「決算書」の読み方』と言いながら、いろいろな内容を取り込んでいます。
「時計回り」ならら見れる形、今回時計回りで読んでみましょうという手順を示していますので、見てみてください。

私はいつもあなたの成功を心から応援しています。
ここまで、ご覧頂きまして誠にありがとうございました。

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