がんばろう日商簿記1級合格、今回は「2級の総合問題がベースになる」というお話をします。

簿記1級

これは私が専門学校で公認会計士試験の指導をしていたときの話です。


上級クラスでは、ある程度勉強をしている受験生と初めての受験の方が一緒になることがよくあります。

最初の授業のときに、今の段階の到達度を知りたかったので、日商簿記検定2級の第三問の決算問題を解いてもらいました。

そのクラスは10人以上居たのですが、平均で8割ぐらいは答えられると思っていましたが、平均点は40点ぐらいで、私はショックを受けたことがあります。

中には会計士の受験経験者や日商検定1級の合格者もいましたが、しばらくやらないと計算力が落ちるのです。

意外に2級の総合問題の解答能力というのは侮れないのです。
試験を受けた後、しばらくすると忘れてしまいます。
1級レベルの商業簿記・会計学で伸び悩んでいる感覚がある方は2級レベルの計算力が落ちている可能性があります。

それを確認するために私がおすすめしているのが、決算整理後残高試算表か貸借対照表・損益計算書のどちらでも構いませんが、日商簿記検定2級の第三問の過去問をどれか選んで40分で8割取れるかやってみてください。

間違えても1個か2個です。
このレベルの計算力があると1級の合格に近づきます。
案外この計算力すらないのです。
だから1級の商業簿記が解けないのです。

1級の商業簿記の点数が伸びない理由は、知識ではなくて、2級レベルの総合計算力が落ちているからです。

知識と計算力は違います。

瞬間的に論点を思い出す能力が衰えているのです。
2級レベルができなければ1級はできませんので、この時期、商業簿記・会計学の力が付いてないと思ったら、2級の過去問レベルができなくなっているかもしれません。

もし、過去問が手元に無い場合は、動画の下のところにアメブロのリンクを貼っておきます。
そちらで音声解説付きで2級レベルの総合問題を1個用意してあります。
そちらを40分程度で解いていただいて、8割以上取れるかどうか試してみてください。
できれば9割か満点近くを取ってほしいです。

過去に2級に合格されている方であっても、これができなければ、2級レベルの計算力が落ちているということです。
2級レベルの力が落ちているということは、当然1級の商業簿記はさらに点数が取れません。
意外に商業簿記は点数が取れないのです。

その理由は、個々の論点の理解力もありますが、もっと大きな理由は、2級レベルの総合問題が出来なくなっていることです。
計算の瞬発力が落ちている可能性があるのです。
脳のスピード感がなくなっているのです。
これは非常に怖いです。

個々の論点だけではどうしようもないところがあるので、論点の勉強とは別に2級レベルの総合問題で処理スピードが落ちていないかどうかを確認してみてください。
処理スピードが下がっていると、授業などの理解力も落ちるのです。

脳の処理能力が錆び付いている可能性があるので、2級の総合問題を40分で解いてみてください。
制限時間に間に合わないこと自体が処理能力が落ちている証拠です。
簿記はスピードが大事なのです。
基本的な知識を速く処理して、その積み重ねで1級レベルの商業簿記・会計学がわかります。

柴山式の場合は工業簿記・原価計算の点数が良い人が多いのですが、商簿で伸び悩んでいる人が結構いるのです。

それは、2級レベルの総合問題の処理スピードが落ちているから、それが結局1級の学習に影響している可能性があるのです。
40分でできるので、ぜひ力試ししてみてください。

1級商業簿記の勉強を進めていてもレベルアップを実感できない方は、2級レベルの基本的な処理スピードが落ちている可能性がありますので、確認してみてください。

私はいつもあなたの1級合格を心より応援しています。
ここまでご覧いただきまして誠にありがとうございました。

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