企業会計原則・一般原則について

1.企業会計原則とは

「企業会計の実務の中に慣習として発達したものの中から、一般に公正妥当と認められたところを要約したもの」です。
現在では、新しい会計基準が次々にできているため、実質的には実務であまり使われなくなりましたが、会計の基本精神として存在しています。

①一般原則:「企業会計は~真実な報告をしなければならない」、「~正確な会 計帳簿を作成しなければならない」など、会計実務を行う際の基本的な心がまえを示したルール。全部で7つあります。

②損益計算書原則:損益計算書の作成や表示に関する基本ルール。

③貸借対照表原則:貸借対照表の作成や表示に関する基本ルール。

④注解:上記①~③の諸原則を補足説明するルール。全部で25個。

2.一般原則 

①真実性の原則:財政状態・経営成績に関し相対的に真実な報告を行う

②正規の簿記の原則:正確な会計帳簿を作り、そこから財務諸表を作成

③資本・利益区別の原則:資本取引と損益取引を区別する

④明瞭性の原則:財務諸表によって必要な会計事実を明瞭に表示

⑤継続性の原則:会計処理の原則・手続を毎期継続して適用

⑥保守主義の原則:将来の不利な状況に備えて、適当に健全な会計処理

⑦単一性の原則:信頼しうる会計記録は一つ、報告形式は多様