第6週③ 売上をどうやって管理するの?

2014年08月05日

【キッズ簿記(BOKI)Step3】

今日は「売上をどうやって管理するの?」というテーマです。

お金のやり取りがわかる複式竹とんぼというものを学びましたが、これだけでは、「いつ」、「何が」、「何個」売れたのかという数量まではわかりません。
そういった、売り上げの細かいところまで管理できるようなポイントをお話したいと思います。

進行:今日も、もかさん、りょうたくんの2人と一緒に勉強していきます。
そして、この番組を見て勉強しているあなたも、わかりづらい所があったら、繰り返し見るなどして一緒に勉強していきましょう。

まずは確認からです。
キッズベーカリー開店初日にお客様がたくさん来てくださいました。
そして、ケイイチくんが初めて売ったケーキは3個なのですが、どの種類のケーキが売れたのか、その内訳を見ると、イチゴケーキが2つに、チョコケーキ1つです。
今回は、どの種類のケーキが何個売れたのかを集計する表を作っていきましょう。
先生、これはレシートの記録を書き写すのですよね?

柴山:そうです。
まず、レシートの記録を書き写すのですが、この「売上表」というものについて、もう少し詳しく説明をしてきましょう。
売上表とは、1日の全体の売り上げが時間の流れとともにひと目でわかるようにする表のことなのです。
書き方はいろいろあるのですが、たとえばどんなことを書くのかというと、時間、商品の種類、売れた数量などを入れます。
あとは、単価などを入れることもありますが、その時々によって使い分ければいいと思います。

進行:帳簿をつけなくてはいけないのに、売上表という新たな表まで作るのはとても面倒ではないですか?

柴山:たしかにそう思いますよね。
でも、これを作ることによって、後で楽になるのです。

考えてみてください、1日の売り上げが5個や10個ならば良いですが、100個ぐらいあったら、レシートがバラバラになってしまって、そこから1個ずつ集計するのは大変だと思いませんか?
それを、その都度、1枚の表に何十、何百の取引を集めておくと全体がわかりやすいですし、商品ごとに細かく記録をつけておけば、どの商品が人気なのかというように、売れ筋商品もわかるので、売り上げの分析にも使えるのです。
そして、1日の売り上げの合計も早くチェックできます。
毎回レシートを1枚目から何十枚も集計するよりも、売上表をみればすぐにトータルがわかります。
このように、売上表はとても便利なものなのです。
なので、つけるときは面倒かもしれないですが、1回記録をつけて全体がわかってしまえば、あとが楽なのです。

進行:売上表が便利なことはわかりました。
では、ここで問題です。
売上表を書いて、合計を求めてみましょう。
ということで、こちらが今回の課題になります。
いつものボードに加えて、練習の課題がございます。
そして、電卓も用意してあります。

柴山:まともに電卓が出たのは初めてではないでしょうか。
進行:実は、もかさんとりょうたくんに、ケイイチくんから次のようなお願いが届いています。
「忙しくてNo.24の売上からレシートを書いてないんだ!悪いけどよろしくね。そうそう、できたら合計も出してくれるとうれしいな!」
さらに続きがありまして……
「レシートは、あとこの4枚だよ!こんど、ラーメンおごるから、よろしくね」
だそうです。
なので、代わりに計算してあげてください、よろしくお願いします。
……では、答えを見せてください。

進行:イチゴ、メロン、チーズ、チョコのそれぞれの合計と、全部の合計82個。
もかさんとりょうたくんの答えは一致しています。
先生、どうでしょうか。

柴山:答えは、82個、正解です。
素晴らしいです。
正解率6割ぐらいですから、2人とも正解することはなかなかないんですよ。

進行:しかも、見ていると、悩みながら再計算していましたよね。
それが偉いなって思いました。

柴山:りょうたくん、難しかったですか?

りょうたくん:はい、難しかったです。

柴山:もかさんはどうでしたか?

もかさん:電卓を打つのが楽しかったです。

柴山:2人とも打ち方が特徴的でしたよね。
もかさんは慣れているような感じでしたが、りょうたくんはゲームっぽく打っていましたね。
最近、ゲームっぽく打つキッズが多いのですが、あれはあれで速いんですよね。
さて、この一覧表を見て気付いたことはありますか?

りょうたくん:開店してすぐなのに結構売れているなと思いました。

柴山:ということは、もしかしたら事前にチラシを配っていたり、見えないところで営業活動をしていたかもしれないですね。
りょうたくんはよく見ていましたね。
もかさんはこの表を見て何か思ったことはありますか?

もかさん:イチゴがよく売れているなと思いました。

柴山:売れ筋商品のチェックを既にしていたのですね。
これからイチゴがもっと売れるから仕入れたほうが良いというアドバイスですね。
こうやってこの表を見てみると、いろいろわかって面白いですよね。
こういった分析もできるのですね。
もかさん、りょうたくん、どうもごくろうさまでした。

進行:先生、レッスン28のまとめをお願いします。

柴山:1つ目、売上表とは1日の売上がどんな内容だったのかが、ひと目でわかる表です。
2つ目、売上表を書く理由は、売れ筋商品がわかることと、売上の合計が計算しやすいことです。
3つ目、開店初日のキッズベーカリーの売上は、いちご27、メロン14、チーズ20、チョコ21で合計82個売れました。

進行:ということで、今回は2人に計算をしてもらいましたが、どうでしたか?

もかさん:売上表には、いろいろなことがたくさん書いてあって大変かなと思いましたが、電卓を使うと結構簡単かなと思いました。

りょうたくん:売上表とか書きましたが、やっぱり大変だなと思いました。

進行:柴山先生、明日のテーマを教えてください。

柴山:明日は「売上合計を帳簿に書こう」というお話です。
お店が繁盛してお金のやり取りが増えてくると、それをいちいち記録していたら混乱してしまいますが、そうならないように効率の良い、上手なやり方を一緒に勉強していきます。