机の上には、やるべき問題集だけを置いておこう!

がんばろう日商簿記1級合格、今回は「机の上には、常に問題集を置いておこう」というテーマでお話をしたいと思います。

勉強が予定通りに進まない理由の1つに、勉強道具を揃えるのに時間がかかるということがあります。

勉強を始めようと思ったときに、テキストを探したり筆記用語を揃えたりするのは結構面倒臭いものです。
机やテーブルなど、自分が普段勉強する場所が散らかっていて、面倒な片付けや、勉強を始める前に余計な作業があればあるほど、あなたの勉強の継続可能性が下がります。
やはり、机の上は何も無い状態が一番良いのですが、さらに言うと、綺麗な机の上にポツンと、これからすぐやるべき問題集を置いておくのです。
こうしておくと、環境的に勉強せざるを得ない気持ちになります。

もっと言うと、問題集のやるべきページを開けて置いておくと良いです。
私が会計士の受験生時代には、朝起きて顔を洗う前に勉強をしていました。
起きたらすぐに机に向かっていました。
場合によっては、コタツに布団を敷いて寝て、朝起きた瞬間に、コタツの上に置いておいた問題をやり始めるのです。
「1時間その問題を解かなければ顔を洗いに行ってはいけない」と自分で決めたことがあります。

とにかく勉強をすることです。
自分が勉強をやらざるを得ないような環境を作ることも勉強の1つなのです。
机が汚いと、机の上を綺麗にしてテキストを探しているうちに嫌になってしまいます。
だいいち、机の上が汚いとそれだけで勉強する気が失せてしまいます。

一番良いのは、机を綺麗にした後に、やるものを準備しておくことです。
明日一番にやる勉強の準備をしておくことはすごく効果的です。
よく「明日の準備は前の日にやれ」といいますが、それは学校や会社に行くときのカバンの中身についてだけではなく、机の上も同じです。
したがって、私がおすすめするのは、起きたらすぐに勉強することです。
顔を洗う前に勉強をします。

人それぞれ都合があるとは思いますが、私はそうやっていました。
なぜなら、勉強をしなければいけなかったからです。
今のあなたの生活で最優先すべきものは何ですか?
1級に合格することですよね?
まずはそう言ってほしいです。

1級合格のためには多少の犠牲は必要なのです。

逆にいえば、1級合格が最優先のはずなのに、なぜ朝起きてすぐにやらないのかということです。
とにかく、起きてすぐ目に付くところに問題集を置いてほしいです。
枕元に問題集を置いておくのも良いです。
机の上は綺麗にして、問題集だけを置いてください。
毎晩、翌朝一番にやるページを開いた状態にしてから寝てください。
これが一番勉強をやりやすいです。
とにかくやることです。
やらなければ力は付きません。
翌朝にすぐ勉強ができるように準備をして1日を終えることです。
朝起きたらすぐに勉強すべきなのです。

たとえば、あなたは朝6時に起きて夜の10時に寝るとします。
8時間の睡眠時間があるので、残り時間は16時間と考えます。
6時に起きた時点で、残り時間が16時間で、勉強をしないで過ごすと、だんだんと残り時間が減っていき、勉強をせずに1日を終えるリスクが高くなっていきます。
であるならば、起きてすぐにやるべきなのです。
顔を洗わないことが気にならないのであれば、朝起きたらまずは顔を洗う前に勉強をしてください。

1級に受かりたいのならば、そこまでやってください。
30分でもいいので、簿記の勉強をしてから次の行動をしてください。
これをおすすめします。
私ならば、トイレを我慢してでも勉強します。
とにかく、すぐ目に入る場所に問題集を置いてほしいです。
どうしても顔を洗うのであれば、それでも構いませんが、せめてテレビをつける前にやってください。
勉強に移るまでの時間のロスを少なくしてほしいのです。
起きてすぐ目に入る場所に開いた問題集を置いて、「やらなければいけない」というプレッシャーを自らにかけるのです。

開いている問題集を元に戻すためには閉じるしかありません。
閉じるためには必ず手を掛けますが、手を掛けると座ってやってしまうのです。
このように、自分の次の行動を予測して準備するのです。
ここまで配慮したほうが1級の勉強はしやすいです。
まずは机を綺麗にしてください。
汚いのは論外です。

漫画も雑誌も何も置かずに、綺麗にした状態で、明日やるべき問題集のやるべきページを開けておいて、電卓と筆記用語を置いておくのです。
この状況でやらないほうが難しいです。
やってしまうのです。
このように、必ず毎朝1時間勉強をしてから朝ご飯を食べました。
これが効果的だったのです。
これを半年やれば力が付きます。

1級を最優先させる生活をしなければ力は付きません。
それができないならば、一部の天才以外は1級を目指してはいけないのです。
場合によっては仕事より優先しなければならないのです。
なぜかというと、仕事を怠ける言い訳になってしまうからです。
仕事はその気になれば1時間くらいすぐ縮められます。
出来ないのは自分の能率が悪いのです。

専門家を目指す人は時間管理ができなければいけないのです。
自分がすぐに勉強に移れる環境を作ることも時間管理なのです。
大事なことなので繰り返しますが、前の日のうちに机の上を綺麗にして、そこにすぐやるべき問題集のページを開けて、電卓と筆記用語を置いてから寝てください。
まず、起きたら勉強。

頑張ってみてください。
私はいつもあなたの1級合格を心より応援しています。
ここまでご視聴いただきまして誠にありがとうございました。

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