結果が出なくても、ブレずにがんばれるか?

がんばろう日商簿記1級合格、今回は「結果が出なくても、ブレずに頑張れるか」というテーマでお話をしたいと思います。

6月8日に第137回の試験がありますが、チャレンジされる方は頑張ってください。

残り3週間程度ですが、自分がやっている勉強を信じて、走り抜けてください。
この時期に大事なことは、自分がやっていることに自信を持つことです。
なかには、思ったように短期的な効果が表れなくて、不安になる方もいらっしゃるかと思います。

「今のやり方で良いのだろうか」と、自分の信念が揺らいでしまい、書店に並んでいる他のテキストに目移りしてしまいがちです。
柴山式の勉強をされている方のなかでも、「問題を解いていても力が付いたという実感が湧かない、今のままで良いのだろうか」という相談をされる方がいます。
しかし、やり方は間違っていません。

なぜかというと、柴山のメソッドでは過去にたくさんの合格者を輩出しています。
簿記検定4級から1級、そして会計士や税理士簿記論まで、あらゆる簿記の難関資格などの合格者を出している柴山メソッドです。
柴山式に限らず、大手専門学校のやり方であっても、言われた通りにやれば受かる方法を提供しているはずです。

問題はそのやり方があなたに合っているかどうかなのです。

実績のある教育機関が提供している方法の通りにやれば結果は出るのです。
それは柴山式も同じで、1級に関しては平均500時間ぐらいの勉強時間で合格者が続々と出ています。

もちろん、個人差はあるので、人によっては800時間ぐらいで受かるという場合もありますが、合格者がある程度まとまって出始めるのが500時間前後ということです。
一般的な教材はインプットの量が多すぎるため、何度も繰り返しているうちに大変になってきますが、柴山式ではインプットの量を削って、回転数を多くできるように作っています。

なぜかというと、3回転までは結果が出ないので、早く4回転目までやってほしいからなのです。
3回までで結果が出る人もいるのですが、それは特殊な例で、多くの方は4回5回、場合によっては7回やって結果が出る方もいらっしゃいます。
1回や2回やったぐらいで結果が出ないのは当たり前です。
最低3回、できれば4回以上やってほしいです。

あとはあなたの持ち時間との相談です。
量をこなせば必ず出来るようになります。
過去に結果出ているということは、そのやり方で間違いないのです。
あなたにとって必要な量をこなしたかどうかが重要なのです。
必要な量に到達する前に他の教材に変えようか考えてしまうのは良くないです。
短期的に結果が出なくても焦らないで、自分が選んだ方法を信じてください。
どんなやり方でもいいので、いったん自分がやると決めたことは、次の試験まではやり通しましょう。

勉強方法については、試験が終わってから考えればいいのです。
受かった方は次のレベルを目指せばいいですし、受からなかった方は、勉強量が足りなかったのか、方法が間違っていたのかを考察しながら、次を考えればいいのです。
残り時間が少なくなってきましたが、この時期に急にやり方を変えるのは危険なので、今のやり方で回転数を少しでも増やすように、徹底的に問題を解いてください。
問題を解いて解いて解きまくることが、合格の特効薬です。

今使っている教材と運命を共にするつもりで頑張ってください。

そうすれば、結果的には良い方向へ進むことが多いです。
短期的に結果が出なくても、ブレずに、今の自分のやり方を信じて、最後まで頑張りましょう。

私はいつもあなたの簿記検定での成功を心より応援しています。
試験当日へ向けて頑張ってください。
ここまでご視聴いただきまして誠にありがとうございました。

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