では後半に入ります。

今、休憩中にみなさんの現状などを伺っていました。

なかなか勉強に集中できないということが分かったので、モチベーションをどうやって上げるかという話も後半に加えましょう。

次に簿記3級と簿記2級を比較する形で勉強時間のお話をします。

 

一般的な教材の場合、簿記3級のインプットは2時間半の講義が10回ぐらい(約25時間)、そして10時間から20時間ぐらい(講義の半分か同じ程度の時間)の復習をして、合わせて40時間から55時間程度あるとお考えください。

 

それからアウトプット(個別問題・総合問題)を最低限25時間から30時間やります。

そうすると、インプットとアウトプットを合計して70時間から80時間程度かかります。

これが簿記3級の標準的な勉強時間です。

 

一方、柴山式の場合はインプットは講義の時間が14時間と復習が10時間、アウトプットは25時間から30時間で、すべて合わせても40時間から50時間程度という短い時間で合格レベルに到達可能です。

 

柴山式が短期で合格レベルに到達できるのは、インプットにポイントがあります。

一般的な教材では25時間ある講義を柴山式では14時間に圧縮しています。

 

ページ数でいうと、一般的な教材が200から300ページありますが、柴山式の場合は100ページ強しかありません。

 

「こんなに薄いの!?」と驚かれるぐらいに薄いテキストを使用しています。

これが小学生でも受かる秘訣なのです。

 

柴山式の学習をした小学生がなぜ合格できるかというと、インプットを軽くしているからです。

 

インプットが長いと、理解しようとしてしまって大変になり、嫌になってしまう人が多いので、柴山式はインプットを軽くしています。

 

一般的な勉強法のインプットは、良く言えば「充実している」、悪く言うと「多すぎる」ということが言えます。

 

柴山式の場合は、本当に試験に必要なことしか学習しません。

イラストも特に必要ありません。

イラストなどが多くなくても小学生は勉強できます。

 

薄くて早く1回転できること、すなわち「短期・多回転」をすることが大事なのです。

しかし、柴山式はインプットは削りますが、アウトプットは一般的な勉強法と同じ時間行います。

 

簿記3級ではそれほど差は出ませんが、簿記2級からアウトプットをきちんとやったかどうかで顕著な差が出てきます。

 

次に簿記2級の場合、一般的な教材ではインプットとアウトプットを合わせて150時間から200時間かかりますが、柴山式の場合は80時間から100時間で学習を終えることができます。

 

柴山式のサイトをご覧になれば分かると思いますが、柴山式では簿記2級の合格者がかなり多いです。

 

そして簿記3級は受験者数が30万人いますが、柴山式での合格者はそれほど多くありません。

 

なぜかというと、そもそも柴山式で簿記3級を受ける人がそれほどいないからです。

これには理由があって、柴山氏では簿記3級に関する広告にお金をかけていないからです。

 

みなさんがネットで簿記の勉強を始める場合、ヤフーなどを使って「簿記検定」などと検索すると思いますが、あの検索結果で上位に表示される所はみなお金をかけている会社です。

 

TACや大原やLECのような大手専門学校は広告にお金をかけられますが、柴山式のような小さいところはあまりお金をかけられませんので、簿記学習の入口の段階では、柴山式の認知度はあまり高くないのです。

 

それと、大手専門学校に比べて簿記3級の値段がそれほど安くないということもあります。

簿記2級と簿記1級は安くしていますが、簿記3級を安くしてしまうと赤字になってしまいます。

 

柴山式は簿記3級講座を2万で提供していますが、他の専門学校では1万でやっています。

それから、簿記3級の場合は独学でもできます。

 

みなさんは全部理解しようとしますが、これが一般的な勉強法の穴です。

100点を狙いにいってしまうのです。

だから、インプットをやり過ぎて疲れてしまうのです。

 

簿記3級はそれでもまだなんとかなるのですが、簿記2級以降は事情が違ってきます。

柴山式の簿記2級のカリキュラムについて説明しますが、一般的には商業簿記と工業簿記でそれぞれ2時間半の講義が10回ぐらいずつあります。

 

そうすると、平均50時間ぐらいになります。

ちなみに私が25年前に初めて講師をやったときには2時間半の講義を12回ずつ、合計60時間ぐらいやっていました。

 

しかも満点を狙いにいくので、疲れます。

おそらく今は50時間ぐらいだと思いますが、それに加えて復習の時間も必要になります。

 

みなさんは完璧を理解しようとする癖がありますが、私はこれを「義務教育の弊害」だと思っています。

 

もちろんそれが悪いとは言いません。

学校の勉強やじっくり何年もかけて研究するようなものであれば構いません。

 

しかし、資格の勉強というのは短期間で結果を出さなければいけないものです。

実学というのは時間が限られているので、ゆっくりやっていられない面があります。

 

資格の勉強で1つ1つを完璧に理解していると、合格まで何年かかるか分かりません。

私はよく「分かったつもりで先に行く」と話していますが、このやり方が資格試験の勉強では一番良いのです。

 

深く理解したり細かい部分を追求するのは、試験に受かってから、実務をやりながら身に付ければいいのです。

 

1つ1つを完璧に理解しようとすると、場合によっては簿記2級に合格するまでに300時間かかってしまうこともあるのです。

 

インプットをやり過ぎてなかなか問題集に進めないのはなぜかというと、問題集をやったときにできないのが嫌だからです。

 

「問題集をやってできなかったらショックだ」という思いがあるから、万全の体制を敷いてから問題集に行こうとするのです。

 

しかし、それでは1年もかかってしまいます。

これが失敗する典型的なパターンです。

 

そして、アウトプットに必要な時間はだいたい40時間から50時間程度です。

しかし、これも面白いことに、世間一般はアウトプットもやり過ぎているのです。

 

カリキュラム上、余分に50時間ぐらいやる方が多いのです。

そのプラスの分は何をやっているのかというと、ほとんどが滅多に出ないような難しい論点です。

 

このような論点も含まれているので、一般的な問題集というのは私から見ると量が多いのです。

 

多くの方はアウトプットを100時間やってしまっているのです。

では、柴山式はどうやるのかというと、インプットについては講義だけで24時間程度です。

 

一般的な学習法の半分以下に圧縮してあります。

普通のテキストであれば、商業簿記と工業簿記を合わせて600ページぐらいあります。

しかし、柴山式のテキストは商業簿記と工業簿記を合わせて200ページです。

 

イラストも最小限に抑えて、1ページ完結で枝葉は削っています。

むしろそのほうが良いのです。

 

普段から少し足りないぐらいの言葉で想像力を働かせて考えておけば、本番の試験の問題文にも想像力を働かせることができます。

 

普段勉強するときの文章が至れり尽くせりの親切な内容になっていると、それに慣れてしまって、本番の「よそ行き」の文章に対応できなくなってしまうのです。

 

テキストの量は半分ですし、授業量も半分です。

復習は20時間ぐらい必要だと考えているので、講義と合わせると44時間ぐらいとなります。

 

この時点で一般的な学習法の半分なのです。

そして、アウトプットは40時間から50時間です。

 

インプットとアウトプットを合わせて、80時間から100時間の間で合格に必要な知識をマスターすることができますので、時間数としては一般的な学習法のほぼ半分で終わるようにしてあります。

 

短い時間で回転数を多くする学習法なので、その分理解が深まって簿記2級の合格者が多いのです。

 

柴山式のコンセプトは「短期・多回転」です。

全体像がなかなか分からないと嫌になってしまいます。

 

「1つ1つを完璧にしてからでないと先に進まない」という考えではなくて、「何回転もするうちに分からないページを少なくする」という、単純な発想です。

 

問題集も量を少なくしていますが、きちんと分析して、出題されないものはカットしています。

 

柴山式の教材は勇気を持って出ないものをカットしています。

それでも、柴山式の簿記2級受講生の方たちは90点を結構取っていますし、7割は普通に取れています。

 

なぜかというと、簿記2級というのは出るところが決まっているからです。

私は「すぐに簿記2級の資格を取って、その知識を現場で活かしてほしい」という考えを持っているので、早く受かってほしいのです。

 

だから、勉強時間を半分にしてほしいというのが私の願いです。

では、これを踏まえてここから次の本試験までのスケジュールを考えてみます。

 

次の試験は11月20日なので、今日から本試験前日である11月19日までの日数を考えてみます。

 

まず、今日は8月25日なので、明日から考えると8月は5日あります。

9月は30日あります。

 

10月は31日あります。

11月は19日あります。

これらを合計すると80日あります。

 

先ほど申し上げたとおり、柴山式の短期速習法は80時間から100時間で2級の勉強を終えることができます。

 

ところで、みなさんは明日からどのぐらいの勉強時間をとれるでしょうか?

おそらく、みなさん1日1時間は勉強できるはずです。

 

ちなみに、この1時間というのは必ずしも机に向かって勉強しなければいけないというわけではなく、移動時間なども使います。

 

つい先日も動画でお伝えしましたが、1時間であれば机に向かわなくても勉強時間は作れます。

 

ということで、隙間時間を使えば80時間の勉強時間は確保できるのです。

しかし、実は今から次回の試験を目指すならば、1日2時間勉強が必要なのです。

あとはどういう手段をとるかです。

 

1日2時間勉強できれば大丈夫なので、インプットを充実させて11月の試験を目指す方法もあります。

 

来年の2月の試験を目指すならば、もう少しゆっくりできます。

今年の11月を目指すのか、来年の2月を目指すのかによって違ってきます。

 

来年2月を目指すならば1日1時間を半年頑張る形になります。

あとはみなさんのスケジュールとの相談になります。

 

1日1時間の勉強で今年の11月20日に行われる試験を目指すならば、80時間の勉強で合格ラインに到達できるようなやり方を意識してほしいのです。

 

この場合、インプットを短くするしかないのです。

アウトプットは減らせないので、一般的な勉強法だろうが柴山式だろうが絶対に50時間ぐらい必要なのです。

 

インプットを軽くするという勉強法にするのが戦略です。

これは簿記2級に限らず簿記1級でも同じで、インプットを軽くしても受かります。

ポイントはアウトプットなのです。

 

アウトプットに行く前にインプットの量が多すぎてヘトヘトになってしまい、アウトプット不足で落ちてしまう方が多いのです。

 

このやり方でやっていただければ70点は取れますので、まずは時間制限を考えてください。

大事なことは、1日に何時間できるかです。

 

普通はおそらく1日2時間が限度だと思います。

この2時間の内訳は、1時間が隙間時間で、もう1時間は机に向かうと思ってください。

 

通勤途中などを上手く使えば、1時間ぐらいの勉強時間は稼げます。

もっと言うと、勉強がしやすいように自分の寝室の周りをアレンジすることまで考えます。

 

朝起きたときにすぐに勉強ができるように、自分の行動を分析して、それに合わせて前日の夜に勉強道具をセットしておくようなことを私はしていました。

 

私は、朝、家を出るまでに必ず2時間勉強すると決めていました。

1日8時間勉強していたので、朝一で2時間勉強すると、午前中に3時間やって午後に3時間やれば済むので、最初に2時間やることは大事なのです。

 

このように自分の行動を分析してプロデュースするのです。

そうするとすぐに1時間は捻出できます。

そうすると、自分で自分の時間をコントロールしているようで勉強が楽しくなるのです。

 

最後に合格後のキャリアについてお話しますが、簿記2級であればほぼいろいろな会社の経理職に行けますし、今は簿記3級でも結構可能性があります。

 

それから、経理以外の営業などでも使えます。

私の知っている人でも、営業職で簿記2級を持っていて債権管理や信用調査にステップアップしている人を結構見ています。

 

あとは株式投資にも役に立ちます。

経済感覚が身に付きますので、株式投資はやってみてもいいと思います。

 

柴山式の受講生にも、試験は受けなかったのですが、次の年に勉強した簿記3級の知識を活かして決算書分析をした結果、株で100万円儲かった方もいらっしゃいました。

 

経理職以外であっても簿記2級を持っているとスキルアップに繋がりますし、評価が上がります。

 

あるいは、自分が独立起業をするときにも簿記2級の知識は使えます。

そして簿記2級から簿記1級を目指すという道もあります。

 

簿記1級に合格すれば鬼に金棒ですが、まずは簿記2級を目指してみましょう。

簿記2級の資格はいろいろな活かし方があるので、この後個別に質問に答えます。

 

まず今回は11月試験を目標として、自分のこれからのスケジュールに合わせてどのように勉強するのかを考えてみてください。

今回のお話がそのヒントになればと思います。

 

それでは本日のセミナーを終わりにしたいと思います。

どうもありがとうございました。

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