例題3回転で半分できなくても大丈夫!

がんばろう日商簿記1級合格、今回は「例題3回転で半分ぐらいできなくても気にしなくて大丈夫」というお話をしたいと思います。

8月の中旬が過ぎて本試験まで約3か月程度となりましたが、最近勉強を始めたばかりの方は例題を1回転できていない方もいるでしょう。

また、3・4か月かそれより前に始めていて、この時期には例題を3回転している方も多いと思います。

3回転ぐらいしたら、そろそろ7割ぐらいはAランクかBランクになっていると思った方もいらっしゃるかもしれません。
ただ、1級はそんなに簡単ではありませんので、3回転しても半分ぐらいはCランクやDランクという方がいてもおかしくないのです。

そういった場合、「自分の理解力が足りないのではないか」と心配される方もいらっしゃいますが、私の経験上、例題を3回転終わった段階で半分程度AランクかBランクならば、平均的な理解度だと思いますので、焦らずに自分のペースで繰り返し練習をしてください。

2014年11月中旬の試験を目標とするならば、残り3か月で繰り返し例題を勉強し続けて、最低でも8割はAランクで残り2割をBランクにして欲しいですが、理想は9割がAランクで1割がBランクです。
このレベルに近づくまでにできるだけ頑張って回転させます。
Aランクに到達したものは除外していって、C・Dランクを優先して学習し、次にBランクをAランクにするという形で勉強して、最終的にAランクを8割以上とBランクを2割にします。

理想はAランク9割、Bランク1割です。

そのための勉強を試験日まで続けてください。

もちろん、9月に入ったら、ある程度不十分でも構わないので、過去問も解いて欲しいと思います。
過去問と並行して例題をやります。
1日の勉強時間のうち、過去問と例題を半分ずつやっていくと良いでしょう。

9月以降になると1日3時間ぐらい勉強する方が多くなると思いますが、その場合は過去問と例題を1時間半ずつやります。
そのようにどんどん勉強していきます。

過去問は10回分以上を最低3回転して、4回転目以降は苦手なものを中心にやっていきます。
それと並行して、例題もCランク・Dランクを優先して潰していきます。
Cランク・Dランクのものは、Aランクになるまで5回・6回・7回とピンポイントで勉強をしてもいいです。
このようにメリハリをつけて勉強しましょう。

この時期、例題が3回転ぐらいで、半分ぐらいできなくても気にしなくて良いということは知っておいてください。
あなたのペースでやれば良いのです。

日商検定1級は年2回ありますから、今度の11月が難しくても、半年後の来年6月にまたチャンスがあります。

あなたにはチャンスが何度もあります。

今からでも11月の試験に合格する可能性は多くの方にあります。
ぜひ頑張ってください。

私はいつもあなたの1級合格を心より応援しています。
ここまでご覧いただきまして誠にありがとうございました。

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