がんばろう日商簿記2級合格、今日は136回試験の前日ということで、今日1日で出来ることを考えてみたいと思います。

簿記2級

以前、私が専門学校で指導をしていたときに、前日1日の勉強だけで20点アップして84点で合格された方がいます。


それぐらい、2級というのは1つの論点がぴたっと当たると、20点ぐらい一気に挽回することがあるので、前日の1日は大切に勉強してください。

たとえば、第三問で出題される可能性が高い本支店会計や決算3勘定をもう一度解いてみるとか、1日で50個の仕訳の重要テーマをもう一度やってみるとか、色々ありますが、今回お話するのは、工業簿記・原価計算の最近の出題傾向を見ていて、出る可能性が高いと思われる論点があります。
それは総合原価計算です。
もし、これから2時間くらい時間が取れるならば、やってみてほしいところを整理してみました。

何はともあれ、まずはボックスです。

そして、先入先出法と平均法があります。
まずはこの典型的なボックスを確認しておいてください。
まずは直接材料費のボックスで、先入先出法と平均法の両方に〓【00:02:07】すること。
基本はまず始点投入です。
始点投入ということは、月末の仕掛品も完成品も同じ分母で割り算します。
加工費の場合は加工進捗度を加味します。

もう1つ、応用系で滅多に出ないけれども注意してほしいのが、「材料を、工程を通じて平均的に投入する」という文言が出たら加工費と同じだということです。
材料の平均的(順次)投入は加工費と同じ扱いになるので、加工進捗度を加味して月末仕掛品に配分してください。

あるいは、終点投入という、完成品のみ負担するケースもあります。
それと、定点投入といって、たとえば進捗度70パーセントのところで材料を投入するというケースもあります。
この場合、70パーセントの投入時点と月末仕掛品のどちらが進捗度が大きいのかを見てください。

たとえば、70パーセントで投入して、月末仕掛品が50パーセントだった場合は、月末仕掛品が発生した後だから、終点投入と同じで完成のみ負担です。
しかし、月末仕掛品が80パーセントだった場合は、始点投入と同じように両者負担になります。

まずは、先入先出法と平均法の2パターンにおける材料のボックスと、始点投入と、加工費のボックスを出来るようになってください。
そして、次に大事な論点として、仕損・減損についてもできるようになってください。
仕損・減損については、テキストで定義を確認してください。
不合格品の場合が仕損で、材料蒸発などの消失が減損です。
あまり2級では出ませんが、仕損で「評価額」とあった場合は、原価の節約として原価から引きます。
仕損・減損は、終点発生のように月末仕掛品よりも後のほうで発生するならば完成品のみ負担です。
材料の終点投入と同じです。

そして、両者負担は、仕損や減損にかかった材料費・加工費を、数量などに応じて完成品と月末仕掛品に配分することです。
日商検定2級の場合、両者負担は「度外視法」というのを使いますので、度外視法の意味もテキストで確認しておいてください。
何を度外視するのかというと、原価の配分をするときに分母から仕損・減損の発生を度外視するという意味です。
分母から仕損・減損の数量を度外視して分母の数量を少なくすると、単価が少し上がります。

これは両者負担です。
これは問題を見たらすぐに出来るようになってください。
過去問がベストですが、例題レベルでもやらないよりはマシなので、お手持ちのテキストで確認して、もし明日出題されたら、そこで確認したやり方を使ってほしいのです。
次の論点として、仕損・減損が絡んだ工程別原価計算が出題されることもあり得ます。
仕損・減損と工程別原価計算は相性がいいので、セットで出題されやすいです。
よくあるのは、第2工程で仕損・減損があるケースです。
もちろん、第1工程で仕損・減損が出てもやることは同じです。
もう1つ別のやり方で、組別・等級別原価計算が出ます。

2級の場合は単一工程で出ることが多いと思います。

これらの論点を2時間ぐらいで、一通りおさらいしてみてください。
そうすると、明日の試験に総合原価計算が出たらこれで20点ゲットできるかもしれません。
総合原価計算の論点を整理するとだいたいこんな感じです。
先入先出法と平均法のそれぞれのケースにおいて、直接材料費と加工費のボックスができるようになってください。
直接材料費は始点投入が基本で、出題される場合は9割がこのパターンなのですが、稀に平均的(順次)投入が出るので、そのときは加工費のボックスを思い出してください。
終点投入の場合は完成品のみの負担です。

仕損・減損は完成品負担と両者負担があって、両者負担の場合は度外視法です。
工程別原価計算は仕損・減損とセットで出しやすいです。
工程別は累加法といって、第1工程の完成品を第2工程の材料費や部品費のように考えます。

それと、組別総合原価計算は製品の種類が違っていて、等級別は同じ製品だけれども、Lサイズ、Mサイズのように等級で区別します。
こういった論点を踏まえて、2時間程度で総合原価計算をまとめて勉強してみてください。
出なかったら謝りますが、もしかしたら明日出るかもしれないです。

しかし、総合原価計算は、工業簿記をマスターする上でとても大事な論点なので、この機会に一気にマスターしてしまいましょう。

私はあなたの2級合格を心から応援しています。
ここまでご視聴いただきまして誠にありがとうございました。
次の本試験、頑張ってください。

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