<成功・合格>という結果は『氷山の一角』に過ぎない

がんばろう日商簿記1級合格、今回は「成功は氷山の一角」というテーマでお話をしたいと思います。

これは簿記を超えて、あらゆる成功法則に繋がることだと思います。

簿記1級の勉強は簿記3級や簿記2級よりも勉強量が5倍以上必要になりますし、圧倒的な努力が必要になるので、大変です。
私も、それを応援するつもりで、できるだけ毎日動画をお届けして、元気を出していただこうと頑張っています。

先ほど娘を寝かしつけたところで、今日はまだ動画を撮っていないことが気持ち悪いので、今、収録しています。
日商簿記1級の合格率は10パーセントなので、まさに氷山の一角なのです。
10パーセント程度の成功を掴もうと思ったら、それなりに大変な努力が必要です。
簿記に限らず、世の中の色々な場面で、10人で競争したうちの1番になろうと思ったら大変なことです。

簿記1級の合格はもちろん、会社で業績をアップさせるとか、事業で成功しようとか、難しい目標を達成しようと思えば思うほど、表面上の成功というのは華やかです。
しかし、これは氷山の一角にすぎず、水面下では圧倒的な努力の蓄積があるのです。
努力の蓄積というのはつまらないものです。
目に見えず、つまらない努力の蓄積によって、成功が押し上げられ、自然と溢れ出るように成功がやってくるのです。

なので、水面下の努力というのはとても大事になります。
努力の蓄積というのは2つあって、まずは毎日の地味な基礎練習の反復です。

柴山式であれば、例題です。

例題を完璧にするまで、3回でも4回でも5回でも繰り返します。

そして、10回分以上の過去問を3回4回5回…人によっては10回繰り返します。
そのように、地味だけれども、自然に答えを暗記するくらいに練習をします。
「これ以上は出来ない」というレベルまで、あなたの本気を出して欲しいのです。
地味な練習は本当につまらないものですが、マラソンの「ランナーズハイ」と同じで、続けていくうちに快感に変わってきます。

もう1つは、小さなチャレンジを何十、何百、何千と重ねることです。
小さなチャレンジ、小さな失敗、毎日の地味な練習を続けて続けて続けて…その先に、水を注ぎ続けたコップから水がこぼれるように成功がやってくるのです。
成功は氷山の一角なのだということを改めて意識してください。
6月の日商検定まであと3か月です。
まだまだ時間はあります。

柴山式の簿記講座では1日4時間勉強している方もいます。

もちろん、1時間や2時間でも構いません。
あなたが出来る範囲でいいので、地味な練習を続けてください。
成功にたどり着くまでの道のりというのは本来つまらないものなのです。
圧倒的につまらない作業から、気がついたら成功しているというのが本当の「成功」です。
「ついてる・ついてない」「環境に恵まれていない」などという愚痴を言っても始まりません。

色々な人がいて、みなさんそれぞれに不便を感じているという話は聞きます。
だから、不遇を嘆いているのはあなただけではないということを私は申し上げたいです。
自分が恵まれていないと思うことはあると思いますが、いつまでもそれに囚われていては、努力に目が行きません。
まずは努力しましょう。

毎日の地味でつまらない練習をどれだけ積み重ねられるか、小さな実験・チャレンジ・失敗をどれだけ積み重ねられるかという、圧倒的な努力とチャレンジの果てに、ところてんのように成功が押し出されてきます。
成功というのは自分から期待するものではありません。
目に見えないところでの圧倒的な努力が必要なのです。
一見優雅に泳いでいるように見える白鳥も、水面下では必死に足をばたつかせているのと同じです。

私も、色々と努力していることがありますが、それを言わないで、優雅に泳いでみせるというのがプロというものです。
会計事務所も同じで、今朝まで徹夜で確定申告の作成をしていても、8時間きちっと寝たような顔をしてお客さんの所へ出向きます。

あなたも、日商検定1級受験のプロになってください。

プロというのは、自分自身が努力している様を見せないのです。
スマートに合格証書をつかみ取りますが、そこに至るまでには泥臭い練習を徹底的に行うのです。
本当の成功の源は、水面下の圧倒的な努力の蓄積です。
これを胸に秘めて、明日からもお互いに頑張っていきましょう。

私もこの動画を600本配信していますが、次は700本を目指して頑張ります。
お互いに、毎日、地味な努力を頑張りましょう。

私はいつもあなたの簿記検定の合格と人生の成功を本気で応援しています。
ここまでご視聴いただきまして誠にありがとうございました。

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