がんばろう日商簿記2級合格、今回は「簿記2級合格のメリット」というお話をしたいと思います。

簿記2級

日商簿記検定2級は毎年3回あって、全部で20万人ぐらい受ける非常に規模の大きい資格です。

簿記1級はレベルが高いのですが、簿記2級までならば小学校の高学年程度の読み書きと算数ができれば合格可能です。

簿記3級・簿記2級はお金の流れを正確に記録するテクニックとしては非常に優れています。

複式簿記という考え方は数字の流れを理解するには優れたシステムです。
したがって、簿記2級まで合格するということは、簿記2級の基礎知識をマスターしていることが証明されますので、簿記2級合格の恩恵というのはそれだけでも大きいのです。

具体的に挙げると、合格するともちろん合格証書が手に入り、就職や転職をするときには資格を持っていないよりは有利になります。

簿記検定2級を持っていることがどういうことかというと、世間的な評価としては、日本の99パーセントを占める中小企業は確定申告という形で税務申告をしますが、その過程で複式簿記をほぼ採用していますので、簿記経理には多くのニーズがあるのです。

そして99パーセントの会社はほぼ簿記2級の知識で網羅できます。
ということは日本の企業や個人事業主の決算の99パーセントは簿記2級の知識でカバーできるので、あなたがもし簿記2級に合格できれば、実務書を片手に自分1人で決算まで組めるのです。

もちろん、税金の勉強も楽になります。
法人税は複式簿記が前提になっているので、簿記2級を持っていれば法人税は独学で決算ができます。

それもせいぜい1週間程度の勉強でできます。

20時間もあれば決算の基本はできるようになります。

そのため、簿記2級の知識は応用範囲が広く、経理や決算の担当ではなくても、営業マンや製品の開発・企画では企画書というものをつくりますが、企画書には最後のほうに必ず収支計画がありますので、簿記の知識が役に立ちます。

簿記を知っていて収支計画を作るのと、簿記を知らずに収支計画を作るのでは、説得力がぜんぜん違ってきます。

なぜなら、収支計画特有の概念で「減価償却」とか「売掛金の未回収」などのキャシュフローに関する簿記の専門的な知識を持っているかどうかで、収支計画の正確性やそれを読む側の安心度が違ってきます。

収支計画を立てるとき、A君は簿記2級を持っていてB君は持っていない場合、同じ数字に関する報告はA君のほうが中級レベルまで簿記をしっかりと学んで数字についての計算がしっかりできる状態で企画書の収支計画を立てているので、読む側にしても数字に根拠があることが分かります。

まったく簿記の素養がない場合は、売上から経費を引いていく場合にも、その経費の分類自体が怪しい場合があります。

経費には色々なものがあって、キャッシュフローを伴わない経費やキャッシュフローを伴う経費があって、これはある程度簿記を勉強していないと分からないことです。

建物の減価償却や備品の減価償却も、損益には織り込むけれどもキャッシュフローには織り込まないとか、簿記2級をきちんと勉強していればそういったところまで分かるのです。
あるいは原価計算です。

当然、企画や企業の内部で収支管理をするときには試算表をきちんと読めなければいけませんが、試算表や決算や経費の内訳を見るときに、この経費はどういった目的で発生しているのは簿記を勉強していたほうが明らかにわかります。

製造業はもちろんですが、飲食業でも原価は関係していて、食材を買ってきて調理人が調理していますから、どれが売上原価で、どれが販売費で、どれが管理費かというのは簿記2級の世界なのです。

したがって、簿記2級を勉強することによってビジネスの見方が一歩深まります。
簿記1級になるとかなり専門的になりますが、簿記2級でもそれなりに専門的です。

そして、日本の何百万社もある会社の99パーセントを占める中小企業の決算・企画・収支計画・収支の集計・確定申告に関してはほぼ簿記2級の知識でまかなえますので、すごく使い勝手がいいのです。

合格率はだいたい3割なので、3回受ければ1回は受かります。
きちんと勉強すれば1か月半ぐらいで1発合格することも十分可能です。

今は2013年の8月下旬ですが、11月17日に行われる第135回日商簿記検定2級試験に今からでも十分間に合いますので、ぜひ簿記2級の勉強に取り組んでみてください。
ここまでご視聴いただきまして誠にありがとうございました。

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