「知っている」と「わかっている」の大きな違い

2015年10月13日

前を向いて歩こう、今回のテーマは。

『「知っている」と「わかっている」の大きな違い』。

「知っている」と「わかっている」の大きな違い、こういったテーマでお話しをしましょう。
私は会計事務所の経営をしている過程で、会計顧問というクライアントがいますが、そのお客様にも基本的には会計事務所の場合は、所謂、会計帳簿の記帳、経理の代行、アウトソーシングもやりますし、確定申告や決算書の作成も勿論お受けします。
これも本業と言えば本業なのですが。
その中に、最近多いのが、作業のほかに、マネージメントです。

例えば、社長さんなどが、自分がゼロから始めて叩き上げていくと、自分である程度、独学で勉強などを実践するのですが、それをしっかり言語化して、ある程度ノウハウとして、次の世代や部下に教えるというのはなかなか出来ません。
もう体で覚えるしかないってなってしまうのですが、それを何とか、言語化して、きちんとしたノウハウとして、一定のルールとして、パターン化して、パターン化するというのもノウハウなのですが、実は外部の立場で、社員研修で教えてほしいという依頼、最近すごく多いです。

なので、私は複数の会社でこれを受け持っています。
今日もやりますし、今日は簿記会計の研修なのですが、昨日も所謂、マネージャークラス、管理職クラスの方のマネージメント研修やりますが。

今、30代40代の方がすごく多くて、教えています。
そうすると、20代のうちはまだこれからいろいろな知識を学ぶという状況なので、まだまだ知らないことがいっぱいあるのですが、やっぱり、30代半ばや40代50代くらいになってくると、けっこう。
最近、情報が多いので、インターネットや誰かのブログやコンサルタントのブログなどがいっぱい出ていますし、いろいろなところから知識を仕入れます、本なども。
なので、「知ってるよ、それ。」っていうの、けっこうあります。

なのですが、「知っている」というのと「わかっている」というもの、すごくこの間に大きな溝がありまして、この差が成功する人と成功出来なくて同じところにいて、ジレンマに陥っている人との大きな違いです。
これは本当にほぼ間違いなくて。

特に最近、情報化社会なので、情報過多なのです。

けっこう、知っています。

なので、まず知らないというのは、これはこれで仕方ない、知ればいいのです。
聞いたことがあるというレベルが「知っている」。
「それ知ってるよ。」という話しをよくされますけども、「じゃあ、どのように行動につなげたの?」と聞きますと、モゴモゴモゴモゴって出てくるのが、どうしていいかわからない。
それは、行動したことがないから。
行動すればどうすればいいかわかるわけです。
どうしていいかわからないというのも、この中にある意味は、実はこの後、理由が出てきますが、出来ない理由なのですけど。

行動しない、まずは知っているというのは、情報過多の状態であるとか、所謂、評論家という状態。自分は知っているけど、行動していない。
でも、他人のことはある程度は批判出来ると、評論家といいます。

ここでも構わないのですが、本当に大事なのは、行動しないという、この溝、川を越えて、行動している状態をいかに継続していくか、これが私は成功の秘訣だと思っています。
ビジネスもそうですし、例えば、簿記検定や大学受験のような、勉強や資格、こういった場合は問題練習をしています。

だから、授業で知識を習って、聞いたことがある状態の人はいっぱいいるのですが、それをトレーニング、反復練習やトレーニングに結びつけて、自分で一次体験として身を以て「わかっている」という状況に行っている人は本当に少ないのです。

だから、私は「わかっている、という言葉は簡単に使わないでね。」とたまに言うことがあります。
ケースバイケースですけど。
わかっているというのは、身を以て、一次体験として、腹に落ちている状態を「わかっている」と言います。
だから、「わかっている」のハードルは柴山の辞書では高いのです。
「知っている」はけっこうあります。
「知っている」でもまだやっていません。
ろくに試していません。
その状態をただ「知っている」あるいは「聞いたことがある」と言うレベルです。
それは本当の意味ではわかっているわけじゃないので、私は「わかっている」という言葉はあまり連発しないのです。

簡単に例えば、こういうふうに話すと、「ああ、わかりました。」と言いますけど、その「わかりました」は「わかっている」ではありません。
それを混同するので、「ああ、はい。」とか言っておけばいい、と。
「わかりました。」と言うときは、行動するのですね、というコミットメントを伴うので、コミットする気がないのなら、私に対して「わかっている」とは言わないでね、と。
つまり、理解しました、です。
「ああ、なるほど、理解しました。」と。
理解はしたけど、まあ、理解も「わかっている」と同じイメージなのですが、言っている意味は「わかりました。」なのです。

だけど、行動して、本当にわかっているかというと、どうかなと。
だから、簡単にわかっていると言うのは、実は私はあまり使いません。
知ってはいるけど、ならまだいいのですけど。

だけど、「わかっている」というのは、行動を徹底的にやります。
この行動が効果的とわかって、あるいは行動が自然に反復出来るなら、習慣あるいは技能と言います。
無意識に出来るとそれは技能と言うのですが、とりあえず、続ければ習慣です。
習慣化すれば、その場合は良い行動ってわかっているから、従来のあなたの行動パターンよりも質の高い行動を習慣化する、それはレベルが上がりますが、案外、レベルアップって、そんなに難しくないのです。
習慣化すればいい。
今までよりも質の高い行動を1個でも習慣化すれば成功するに決まっているのです。

じゃあ、なんで出来ないの?と。
「知っている」と「わかっている」のこの溝。
理由は、私はまずは2つあると思っています。

よくある行動出来ない理由、わかるに行けない理由、一つは。

『最初から完璧にやろうとしてない?』。

最初から完璧にやろうとしていませんか?
失敗したくないのです。
失敗したくないという気持ちが根底にあるから、わかるというレベルに行けない。
だから、失敗したくないという恐れる気持ちを捨てましょう、ということだと思います。

そして、もう一つは、これも失敗したくないという気持ちから来るのですが。
『「結果の保証」を誰かに求めていませんか?』。
これをやったら、どんないいことがあるのですか、ということを誰かに聞く。

私が前に大学で教えているときにこのように聞いてくる生徒さんがいました。
「先生の言っていることはわかった。」と。
「この通りやって、結果が出なかったらどうしてくれるのですか?」
みたいなことを聞いてくる人がいたのですが。
「それ、違うだろう。」と。

なんでそこまで、私は親でもないのに、責任を取らなければならないの?
リスクを負う必要があるの?自分の人生でしょ、っていう。
じゃあ上手くいったら、私に報酬くれるの?
上手くいったら報酬くれないくせに、失敗したらなんか、見返りを求めるわけです。
それ、おかしいですよね。

なので、結果の保証を他人に求める、これは要するに、「他人依存」なんです。
失敗したくないという恐れですね。
そこを変えなければいつまで経っても、「知っている」だけの人間になってしまいます。

なので、「わかっている」のレベルに行くには、結局は最初から完璧にやろうとしない。
そして、もう一つは、誰かに保障を求めない。
逆に、自分が保障するとは言いますが、リスクリバーサルと言いますが。
自分がリスクを負うくらいのことをしなければわからない。
わかるというのはリスクを乗り越えた状態なのです。

なので、やっぱり、「知っている」と「わかっている」というのには大きな溝があります。
知っているという壁を乗り越えた人が、身を以て、マネージメントを理解しています。
あるいは1級や2級や3級の簿記検定の資格試験の合格に近づくとか目指すゴールに近づく、試験に受かるでも何でもいいです。
ビジネスの目標、予算を達成するでも、ノルマを達成するでも、何でもいいのです。

それにはやっぱり、「知っている」から「わかっている」にあなたの状態を転換しなければなりません。
やはり、そこには行動しているか、していないか。
最初から完璧を求めないということを踏まえて、まずは、最初から問題が出来る人はいないのですから、勉強している人はどんどん問題を解いて失敗を繰り返していけば、あとは、10回失敗すれば11回目に出来るでしょ。
そういう感じでいいと思います。

何度も何度も行動して最初から完璧にやろうとしないことです。
誰かに保障を求めないのです。

といったことをやっていけば、必ずと言ってもいいほど、あなたの従来のパフォーマンスも、これからのパフォーマンスも、もっともっと長期的に見てスキルアップ、レベルアップするのではないかと思います。
是非、試してみてください。

私はいつもあなたの成功を心から応援しております。
ここまで、ご覧頂きまして誠にありがとうございました。