今回は「忘れることを恐れずに、どんどん前に進んで何度も繰り返して勉強しよう」というお話です。

 

やはり反復は記憶を定着させる最も大事な作業になりますが、そもそも人間の脳というのは忘れるためにできているということです。

たとえば、私はこの動画を朝に収録していますが、この後は事務所に行って1日の仕事が始まります。

 

私は運動のために自宅から職場までの1駅を歩いているのですが、歩いている途中にも周りを見るといろいろな情報が入ってきます。

 

看板、前を歩いている人、車、信号、走っているパトカー、広告など、いろいろな情報が入ってきます。

 

あるいは電車に乗っているときの電車の到着時刻や混雑具合なども1つの情報です。

このように、短時間の間にも数多くの情報が目や耳など、いろいろな所から飛び込んできます。

 

通勤途中だけでも何百何千という情報を処理しているはずです。

それをすべて覚えていたら脳がパンクしてしまいます。

 

その時々で刻々と変化する状況すべてを処理しているので、それらを全てまともに受け止めていたら脳はおかしくなってしまいます。

 

だから、私の感覚では、取り入れている情報の9割以上は捨てているのです。

捨てるとき、「これが必要か必要ではないか」などと区別すること自体にもエネルギーを使いますので、脳味噌はおそらく効率良く処理していると思うのです。

 

基本的には、本能として、入ってくる情報の98パーセントぐらいは「要らない」と思って、捨てているはずなのです。

 

たとえば自分の前を通る宣伝カーや選挙カーの音をいちいち覚えてないはずです。

隣の座席に座っている人の話までいちいち覚えていたら脳がパンクしてしまいますので、すべて聞き流します。

 

その聞き流すなかの1つにテキストの情報も入っています。

1回1回入ってくる情報について「これは簿記の知識だ」「これは漢字の知識だ」などと峻別して覚えていないので、一度すべて流してしまうのです。

 

そう考えると、よほど自分が意識していないと「覚える」というのは難しいことなのです。

ほとんどの情報は何百何千何万のうちのたかだか数十程度です。

 

したがって、「受け入れた情報は忘れるものだ」と思えば気が楽になります。

最初は他の「雑音の情報」と同じように取り扱います。

 

それを2回3回と繰り返すことによって、あなたや私の脳が「これは大事な情報なのだ」と徐々に認識し始めます。

 

何回も繰り返しているからこそ「これは忘れたらまずいのだな」ということに脳が気づくのです。

 

ですから、忘れるのは当たり前なのです。

「人間の脳は忘れないとパンクしてしまう」と思えば、忘れると思って勉強します。

 

勉強するときには4回や5回繰り返すのは当たり前で、場合によっては20回や30回繰り返すこともあります。

 

重要な仕訳も20回繰り返せば記憶に残ります。

1回2回繰り返した程度では覚えないので、5回や6回、場合によっては10回20回と繰り返しましょう。

 

繰り返すことで記憶が定着します。

脳は忘れるものだと思って、割切って勉強しましょう。

 

私はいつもあなたの成功やスキルアップを心から応援しております。

ここまでご覧いただきまして誠にありがとうございました。

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