勉強時間をひねりだすために、スケジュールをどう作るか?

簿記1級の勉強をする場合、毎日1時間から3時間ぐらいの勉強時間を確保するというスケジューリングが必要になります。

 

簿記2級や簿記3級であれば、2時間から3時間の勉強時間を確保できればもっとたやすく合格しやすくなります。

今回は簿記2級や3級を勉強される方にとっても参考になりますし、簿記以外の勉強などをされている方にとっても役に立つ、スケジューリングの具体例をお話します。

 

1日24時間のうち、睡眠時間は活動を休止しているので、この時間を差し引く必要があります。

 

平均的には睡眠時間を7時間として、24時間から7時間を引くと17時間あります。

この17時間をどのように分けるかで、勉強がどれぐらいできるかが分かります。

 

17時間を「勉強時間」「仕事の時間」「その他の時間」の3つに区分します。

6時スタートで考えるとやりやすいので、次に6時から時間の流れを3つに区分します。

 

6時から12時までの6時間を「午前」、12時から18時までの6時間を「午後」、18時から23時までの5時間を「夜」とします。

 

では勉強時間をどのように配分するかというと、午前と午後と夜にバランス良く配置することをおすすめします。

 

たとえば、朝の通勤前に30分勉強して、通勤途中などの隙間時間を使って30分して、昼休み等を使う等して30分勉強して、そして帰宅中の移動時間のなかで30分やって、家に帰ってから1時間ぐらい勉強します。

 

家に帰ってから2時間3時間やろうとすると大変なので、他の時間で上手く勉強時間を捻出して、トータルで2時間3時間の勉強時間を確保します。

 

夜はネットをやったりテレビを観たりするかもしれませんが、その時間を勉強の時間に振り分けることもできます。

 

活動を3つに分けて、時間帯を3つに分けるという、「3×3」の分け方で1日の勉強時間を3時間ぐらい確保することが可能です。

 

勉強期間を少し長く取るのならば、1日2時間の勉強でも合格ラインに到達しますので、そういった勉強法も考えてみてください。

 

このような時間配分を考えると、コンスタントに勉強時間が確保できますので、試してみてください。

 

私はいつもあなたの日商簿記検定1級合格を心から応援しています。

ここまでご覧いただきまして誠にありがとうございました。

PREV
授業の2割しかわからないとき、どう考えるか?
NEXT
おすすめ映画「神様はバリにいる」