仕事から勉強へ、切り替えるコツは「別の人物になりきる」こと

「仕事のことが気になって勉強に集中できない」というご相談を時々受けます。
真面目な方ほどこのようなことが起きやすいです。

仕事は仕事、勉強は勉強と思うのだけれども、勉強を始めても「あの案件どうだったかな」「あのレポートどうなったかな」「あの企画ちゃんと進むかな」と気になって仕事のほうに頭がいってしまうこともあります。

しかし、それで「自分は切り替えが下手なダメな人間だ」などと思うことはありません。
それは真面目な証拠であって、それはそれでありです。

では、どうしたら良いのか。
仕事が忙しくてどうしても手に付かないということもあります。
そういった場合は上手に別の人格になりきることです。

つまり、A面の自分とB面の自分というのは違う人物なのだと割り切ってしまうというのも1つの手です。

これで絶対上手くいくとは限りませんが、10人中半分以上の方は上手くいくケースがありますので、よければ試してください。

A面とB面を使い分けます。
どうせくよくよしても事態は変わりません。

悩んでもしようがありません。
違う人間になりきるというのもありです。

例えば仕事時間までは勤め人としての自分Aで、いったん自分が勉強する場所に行ったら、服装を少し変えて自分の見てくれも少しだけ変えます。

これは受験生としての自分ということで、自分B、自分は違う人間であって勤め人としての自分ではない、簿記の学習者なのだというふうにA面の自分とB面の自分というふうに使い分けて良い意味で別の人格になりきります。

Bの自分のときにはAの自分を隠すのです。
B面の自分のときにはA面に戻らないようにします。

このときだけは携帯の電源を切ったりしてBになりきります。
このようにA面とB面で使い分けるのも切り替えの1つのコツです。

これをやると気持ちが切り替わって勉強中に仕事のことを考えずに済みます。
ぜひよければこの方法をやってみてください。

私はいつもあなたの日商簿記検定1級合格、そして成功・スキルアップを心から応援しています。
ここまでご覧頂きまして誠にありがとうございました。

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