効果的な目標を紙に書いて毎日読むと、なぜ結果が出やすいのか?

よく自己啓発で「自分の目標を決めて、それを紙に書いて壁に貼って、毎日読みましょう」ということを言います。

しかし、これを実践している人はなかなかいません。
それに、やっても結果が出ないケースがあります。
そのへんのお話を今回はしてみたいと思います。

私も実際に試してみて結果が出たことのほうが多かったのですが、出なかったこともあります。
その違いを意識してみました。

目標を紙に書いて毎日読むと、脳にインプットされます。
潜在意識のほうにいったら勝ちです。

脳には顕在意識というみなさんが意識してやる部分と、無意識に処理されている部分があります。

研究成果としての論拠はわかりませんが、よくビット数で言われることがあります。
みなさんが明確に意識して処理できる情報量は少なくて、1秒あたり40ビット(5バイト)です。

潜在意識はもっとすごくて、25万倍の1,000万ビット以上あります。
この差はすごいです。
これが潜在意識の強さだとよく言われます。

文字にすると、半角の1文字が8ビットで、全角文字が16ビットです。
だとすると、顕在意識ならばアルファベットなどの文字は1秒間に5文字程度、漢字ならば2.5文字の処理ができますが、潜在意識だと25万倍も情報処理ができるのです。

ここに働きかけない手はないということで、毎日目標を紙に書いて読むのと良いのは、潜在意識に働きかけるからです。
ただ、それも次に挙げる5要件に沿っていないと成功率がガクンと下がります。

Specific(具体性)
Measurable(測定性)
Achievable(実現性)
Result-based(成果連動)
Time-oriented(時間意識)

これはSMART原則とも言われますが、この5つの要件をきちんと満たしていることが大切です。

この要件に沿って、そこそこ高い目標でも実現性のあるものを壁に掲げて毎日読むと、潜在意識に働きかけることができます。
処理能力が高い高性能なあなたの脳をフル稼働すれば、解決策が見つかるのです。

私はいつもあなたの成功・スキルアップを心から応援しています。
ここまでご覧頂きまして誠にありがとうございました。

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