仕事でも勉強でも思いどおりにいくことのほうが少ないと思います。
常に私たちは思いどおりにいかないという状況を目の当たりにしながら生活をしていると思っていたほうがいいかもしれません。

思いどおりにいかないことのほうが当たり前で、思いどおりにいったらラッキーなのですが、ややもすると、思いどおりにいくことが自分の権利と思ってしまって、思いどおりにいかないと露骨に嫌な気分になってしまう方もいます。

そういう思考習慣がついてしまうと、色々な意味でもったいないです。
いつもイライラしたり悲しむことによって、モチベーションも下がるし行動力も失われますので、その次の結果も悪循環で悪い方向へいってしまいます。

昨日は第149回の日商簿記検定があって、簿記3級・2級・1級それぞれで色々な難易度や出題範囲がありました。

人によっては今回のテストは良く出来たと思う方もいらっしゃるかもしれせんが、そちらのほうが少ないかもしれません。

級によって合格率は違うものの、半分以上は不合格になる可能性が高いのです。
特に簿記1級は8割~9割の人が不合格になるので、思いどおりにいかない人のほうが多いのです。

その状況で自分のメンタルとどう向き合うかということがポイントになります。
長い人生、いつもイライラしていたらもったいないです。

例えば80年の人生のうち80パーセントイライラしたら64年もイライラすることになります。

イライラしても事実は変わらないのですから、どのように心を持つかということで、7つの習慣の理論を援用させていただきます。

「関心の輪」というのは自分が関心のある事項ですが、その関心の輪の中には自分が影響できる「影響の輪」というものがあります。

影響の輪というのは、自分の努力で変えられるものです。
そして、その外には自分で影響を与えられない部分です。

関心の輪の中にあって影響の輪の外にある領域は影響を与えられないので、ここに対してイライラしても仕方がないのです。
この領域にあるものとしては、売上やテストの点数などがあります。

売上を増やす原因として訪問件数を増やしたりお客さんとの信頼関係を高めるというふうに、その手前の原因は働きかけられますが、結果としての売上アップは自分ではどうすることもできません。

ですから、経営戦略とか予算とか目標を立てるときに、売上アップといって立ててしまうと、その中間で何をしたら良いかというのがはっきりとしないままセールスに行って撃沈することになります。

売上という結果をもたらす原因は何かという、そこのディスカッション、検討、吟味が必要なのです。

テストの点数アップも同じです。
点数を上げようと思うだけではどうしようもないです。

上げるためにはどのポイントを押さえてトレーニングすべきかということを明らかにする必要があります。

つまり、原因が分からないとまずいのです。
みなさんは多くの結果を望みますが、結果というのはいきなり得られません。

その手前の段階で努力が必要なのです。
だから結果ばかり気にする人というのはダメなのです。

次に自然現象ですが、これも影響の輪の外にある話です。
具体的には天気、気温、台風、風が吹くといった自然現象や環境です。

周りの環境は自分ではどうすることもできません。
自然現象とは少し違いますが、政治や経済も自分ではどうすることもできません。

どうすることもできない部分で文句を言ってもしようがないです。
そこで文句を言うことは、自分が努力をしていないということの責任逃れになってしまうのです。

「景気が悪い」「政治が悪い」と言っている経営者やビジネスマンは先に進めないので、そういうことを言うのはやめましょう。

そして他人の感情や行動も影響の輪の外にあります。
たとえ家族であっても、親友であっても、他人の感情や行動を操作することはできません。

強制したり、何かを与えて相手の感情や行動を変えようと思っても、無理です。
あるいは、相手の感情や行動が変わるのを待ってもしようがないです。

相手が変わるのを期待するのは虚しいので、他人の感情や行動にイライラしないようにしましょう。

自分の努力でどうにもならないことに対していつも意識を向けているという人というのは、人の都合で生きていて自分らしく生きていないということです。

やりがちなことではありますが、そこには目を向けないようにしましょう。
大事なことは、自分の努力で変えられる影響の輪の中、つまり原因をまずは推測します。

その原因の多くは自分から働きかけることができます。
それがトライアンドエラー、つまり試行錯誤です。

そして、自分の感情は自分でコントロールできます。
「怒る」というのは自分で選択しています。

怒る前に「これは本当に怒っていいのかな?怒らないほうがいいかな?」と一度考えましょう。

10秒ぐらい怒るのをやめれば、怒らなくて済むことは多いです。
自分の感情はある程度自分でコントロールができます。

できないというのは言い訳です。
自分のことなので、努力をすればできるのです。

ということは、自分の感情は影響の輪の中にあることです。
自分の感情がコントロールできないというのは、自分の人生を放棄していることです。

感情の奴隷になっているのです。
自分の感情の主人にならなければいけません。

自分の感情というのは結構大事なので、これをどうコントロールするかというのは人生を楽しく、あるいは有意義に生きていく上では大事だと思います。

喜怒哀楽に任せていたらつまらないです。
自分の感情に振り回されるな、つまり感情の奴隷にはなるなということです。

感情の奴隷になるのではなく、感情の主人になりましょう。
原因の多くは影響の輪の中にあることですが、これは2割か1割以下です。

しかし、ここにいつも時間をかけて働きかけることによって、ジワジワと結果として影響の輪の外にある関心の輪の広い所まで間接的に影響を与えることが可能です。

こうやって運命を変えていくことになるわけです。
影響の輪の外の出来事にあまりイライラしないことが大切です。
自分がイライラすることのほとんどは影響の輪の外の出来事です。

例えば昨日の簿記検定の試験ではテキストで見たことがあるような問題が出たけれど、イージーミスをしてしまった場合などがそうです。

過去の結果はコントロールできません。
コントロールできないことに対してイライラするのはもったいないです。

影響の輪の外にあることでイライラするのは、自分の人生とエネルギーの浪費になりますから、それはやめるという習慣を意識しましょう。

「影響の輪の外の出来事にイライラしない」と決めることもあなたの影響の輪の中の話です。

ぜひ、影響の輪の中のことに意識してください。
結果が上手くいかなかったというのは影響の輪の外のことですから、そこにイライラしても人生の浪費です。

そう思うだけでも対処法が見えてくると思います。
「影響の輪」「関心の輪」というのは人生の中で一生お付き合いできるような素晴らしい考え方なので、使ってみてください。

多くの結果というのは影響の輪の外にあるので、イライラするだけ無駄だと思ってください。

もちろん全部とは言いません。
半分ぐらいでもそう思うようにすれば気が楽になります。

人生は複雑なので、中には影響の輪の中に入れなければいけないこともあるかもしれませんが、半分以上は影響の輪の外にあることだと思うので、そこを気にしないだけでもあなたの気持ちが軽くなって次の活力が増してくると思います。

同じようなことを何度も繰り返し言いましたが、大事なことです。
私も日々意識しています。

イライラしそうになったら「これは影響の輪の外だから、考えてもしようがないね」と頭を切り替えるようにしています。

幸せも気の持ちよう、成功も気の持ちようです。
影響の輪に意識を集中して行動しましょう。

私はいつもあなたの成功・スキルアップを心から応援しています。
ここまでご覧頂きまして誠にありがとうございました。

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