工業簿記が苦手な人は、勘定連絡をマスターしよう

2014年07月24日

がんばろう日商簿記1級合格、今回は「工業簿記が苦手な人は、勘定連絡をマスターしよう」というテーマでお話をします。

工業簿記というのは得意な方も多いのですが、苦手になると1つ1つの局面でつまずいてしまい、なかなか先に進むことができません。

2級のときから工業簿記は苦手で、1級になっても苦手なままの方もいらっしゃいますし、2級の工業簿記はある程度わかっていたけれど、1級になった途端に2級とのギャップを感じて苦手になる方もいらっしゃいます。

そういったときは慌てることなく、まずは基本に返って、勘定連絡をマスターします。
材料があってそこから仕掛品、投入。あるいは現金を払って賃金給料、製造間接費、経費を払って、それが直接労務費ならば仕掛品勘定に直接振り替えられ、あるいは、賃金給料から製造間接費にいったん振り替えられてから、単一部門で正常配賦あるいは実際配賦の2つのパターン。あるいは、部門別の正常配賦、予定配賦があるというように、勘定連絡のアウトラインを、簡単な事例でいいので、一通り意識してほしいと思います。

材料、仕掛品、製品、売上原価の流れを、簡単な事例で、勘定連絡の数字の受渡しで全体像を意識してみてください。

2級レベルからでも構わないので、個別原価計算のケース、総合原価計算のケース、部門別原価計算のケースなどに分けて、しばらくは勘定連絡を徹底的にやってみてください。
細かいことは気にしなくてもいいです。

結局は、材料を投入して売上原価になって、その売上原価を売上高を比較して月次損益を出すことがゴールなのです。
これがわかっていくと、その後の直接原価計算の勉強をするときにもわかってきます。

結局、工業簿記は「勘定連絡に返れ」ということなのです。
1級でも2級でも、工業簿記を得意にするためには、勘定連絡をイメージすることが大事です。

困ったら勘定連絡に戻ってください。
費目別計算、部門別計算、製品別計算、売上原価と売上を比較して月次損益を算定、ここまでが原価計算の流れなのです。
この流れを勘定連絡で意識して、工業簿記を得意にしてください。

私はいつもあなたの1級合格を心より応援しています。
ここまでご視聴いただきまして誠にありがとうございました。