どうせなら、明るく考えた方が得をしやすい!

前を向いて歩こう、今回は、「どうせなら、明るく考えた方が得をする!」です。

どうせなら、明るく考えた方が得をする! についてお話しをします。

これもリーダーの条件になると思いますが、一つの物事にはいいことも悪いこともあります。
いいことを明るく考えるのは誰にでもできるのですが、問題は自分の意にそぐわない、自分の希望することと違うこと、自分の意志にそぐわないこと、思い通りにいかないことがあったりとか、そういった事実を目にしたときに、これを暗く考えるのは簡単なのです。

「ついてないなー」「自分ばっかり」「なんか、ろくなことないなー」とか言うのは簡単なのですが、そこで自分の意にそぐわないことがあったときにいかに明るく考えるか。
これが実はリーダーの資質でもありまして、周りの人も自分のことを見ています。
何かうまくいかないときに、「うまく、いかなかったなー」「あの人、怒っているかなー」なんて思われるわけです。
そのときにリラックスして、プラスに物事を考えれば少し安心するわけです。
そういったことはあります。

例えば、前にも別の動画で言ったかもしれませんが、昔私が大学生で外回りの営業のアルバイトをしているときに、やはり雨の日はみんな嫌なのです。
雨の日に傘を差して歩くと濡れてしまいます。
雨の日はずぶ濡れになるのであまりいいことがないのです。
泥だらけになるかもしれないですから、あまり外に出たくないわけです。
ということでやはり、営業マンも人間ですから、雨の日は嫌だなと思ってしまいます。

では売れる営業マンはどう考えるかというと、その雨の日でさえも、いい方に考えます。
逆に言うと、周りにライバルがたくさんいるとしたら、ライバルの営業マンは普通は出るのを嫌だと思います。
とすると、当たり前ですがこれは統計的にも雨の方が動ける範囲が狭くなるのです。
傘を差していますし、いろいろな状況があるので、雨のほうが実は訪問件数が減るのです。

これは私が大学生の時に気づいたのですが、ライバルの訪問件数が減るということはここでスピードを下げなければ、売り上げが上がりやすいのです。
嫌なのです。
嫌なのですけど、上がりやすいということで私も気づいていたのです、統計を取っていて。

理由はいくつかあって、ライバルがあまり周っていないのです。
なので、周りやすくて、比較的競争が有利になりやすい、そこで、晴れの日と同じように周る。
もう一つはこれも前に話したかもしれませんが、やはり人間の心理というのがありまして、大変な中で活動していると、大変なところで頑張っている方がやはり共感を得やすいのです。

これは別に狙っているわけではなくて、結果的に気付いたのです。
雨の中1回足がビチョビチョになりながら周って訪問するわけです。
そうすると、「あら、随分濡れてるわね。じゃあうちに乾かしにきなさいよ」そういうところからも話が弾んだりするのです。
「まあ、大変ね。こんな雨の中走り回って。足ビチョビチョで風邪ひいちゃうでしょ。ちょっとうちに上がって、コーヒーでも飲みなさいよ。」そんな感じでもいいのです。
それで、打ち解けて親身になったりとか。

全員ではありませんが、もしこれが晴れの日だったら、もしかしたら門前払いだったようなお客さんでもそういった雨の日の状況で打ち解けられることもあります。
やはり話が弾みやすいです。
「いやー、急に雨が降ってきちゃって、どうです。洗濯物とか大丈夫ですか。」とか何でもいいわけです。

だから、売れる営業マンは逆に雨の日はチャンスととらえることができるのです。
売れる人を見て自分もそれを取り入れました。
誰だって雨の日は嫌なのです。
ですが、それも嫌だと言ったら普通で終わってしまいます。
その他大勢で終わってしまいます。
だけど、雨、ラッキー!と思えるように自分を仕向ける。
これは雨の日の話です。

では例えば、簿記の勉強などでもそうなのですが、資格試験などの勉強をしていて問題を解く時に、何度やっても同じ問題をミスしてしまう。
そこで嫌になってしまうわけです。
「何度やってもできない、嫌だなー。」それは普通誰でも思うのですが、そこで逆に「これ、ラッキー!」と思うのならば、逆に言うと、これを乗り越えれば今までの自分の流れからすると、今のレベルより一歩上に上がれます。

逆に言うと、課題が見つかったということです。

「こういったタイプの問題を自分は繰り返し間違えやすい」という、自分の欠点に気がついたのです。
逆に言うと何も知らない状態でやみくもに勉強するよりも焦点が合ったのだから、課題が見つかって一歩前進と思えるかです。

というように、何度も同じ問題を間違えることに対して、イライラする人もいるのです。
でも、それはイライラしても仕方ないですから。
そういった状況でイライラが募ってしまうと、1週間や2週間後には嫌になります。
「やってらんねーやー」となってしまうと、それはリーダーの条件ではないのです。
投げ出してはマズイですから。

とすると、どんな困難でもこれを乗り越えるにはどうしたらよいかということを常に思い続ける。
これを乗り越えることによって、自分の忍耐力とか持続力とか目標達成能力とか行動力が養われると思えば、課題が見つかったと思えばいいのです。

だから、悪いことがあったら、まずは「あっ、乗り越える壁が見つかった」今乗り越えられないのが、今のレベルが例えば、5とするならばこれを乗り越えたら、8になる。
レベル5からレベル8にステップアップ、ジャンプアップするチャンスだと思えばいいわけです。

嫌な物事を嫌だなと思うのは自然の流れです。

ですがリーダーになる人、あるいは人を導く人はその自然の流れに逆らうのです。
これはサービスを提供するのだって同じことです。
やはりそういう前向きな人からものを買いたいでしょう。
だから、どうせ嫌なことに直面したのなら悪く考えないで、いいほうに考えて課題と向き合う、そしてそれを乗り越えることです。
あるいは、みんなが嫌なのだから、ライバルがいる状況ならばライバルの嫌なことというのは逆に言うとラッキーなのです。

というように考えれば物事は発想の転換なのです。
こうやって、日々の物事の見方をなんでもかんでも明るく考えましょう。
まずは、そのための練習をしましょう。
もちろん、これですべてがハッピーになるとは言えませんが、これをやることによって、また何か新しい発見があるかもしれません。

とりあえず、まずは目の前の物事を何でも明るく考えられるようになりましょう。
何かしら課題が見つかったら成長するチャンスだと思えばいいのです。
何でもチャンスと考えるのです。
世の中の物事は全部ステップアップするためのチャンスなのです。

どうせ考えるなら、いいことも悪いこともいい方に考えましょう。
いいことをいい方に考えるのは簡単です。
悪いことがあったときに、それをいい方に考える。
これはトレーニングです。
想像力も豊かになります。
相手の立場も分かります。
成長のチャンスです。

苦い薬ほど良く効く、苦い現実ほどあなたの成長のチャンス。
そう思ったら苦いけどニコッと笑って、飲み込みましょう。
頑張ってください。

私はいつもあなたの成功を応援しております。
ここまでご覧いただきまして、誠にありがとうございました。

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