がんばろう日商簿記2級合格、今回は「簿記2級の知識はビジネスで使える」というテーマでお話をしたいと思います。

簿記2級

私は大学院でも簿記を教えていますので教室で接してみたり、会計の専門家として経営者やマネージャークラスの研修など、いろいろなところで接していて思うことがあります。


簿記2級レベルの知識を持っている人と持っていない人で変わってきます。

会計や、ビジネスは業績に行き着くので、やはり会社の通信簿は損益計算書なのです。
貸借対照表もありますが、業績がわかりやすいのは損益計算書なので、損益計算書になってしまうのは仕方がないのです。

第一にくるのが損益計算書、第二に貸借対照表、ここに対する理解を深く持っているかどうかで変わってきます。

普段の営業活動や生産活動にしてもそうですし、特に予算や企画書を出すときにも、収益の見込みというのは必ず出しますので、数字が関わらないプロジェクトというのはあり得ないのです。

必ず貨幣単位で収入と支出がでてきます。収益と費用がでてきて、利益をいかに増やすかというところに必ず行き着きますので、簿記の知識が必要になります。

もちろん簿記3級も大事なのですが、簿記3級は個人商店がゴールなのです。

儲けたものがすべて店主の資本金に加算されるというシンプルなものなのです。

しかし、多くのビジネスマンが勤めているのは株式会社なので、株式会社がどのような利益構造になっているのか、どのように資本という項目が成り立っているのか、配当とは何なのか、当期純利益とは何なのか、損益計算書の表示形式とは何なのかなどを考えます。

また、利益には5つありますが、売上総利益、営業利益、経常利益、税引前当期純利益と当期純利益のなかで一番大事なのかということを利益ごとに考えますが、考えるベースになるのが簿記2級の知識なのです。

簿記3級は知識としては難しいのですが、入門で、営業利益や経常利益はやらないのです。

実務との橋渡しが簿記2級なのです。

簿記2級というのは、仕事やプライベートをきちんと維持しながら、1日30分~1時間の勉強時間がとれれば、2~3ヶ月で誰もが合格レベルにいける試験なのです。
ある意味、簿記2級は費用対効果が高いです。

私は、千葉商科大学の大学院で税理士試験の科目合格をしていて、税理士レベルの簿記の知識をもっている方とお話をしていますが、工業簿記・原価計算が弱い人が多いのです。

日商簿記検定2級の工業簿記をやっている人でも、しばらく経つと忘れてしまいます。
そのため、税理士になったらもう一回、工業簿記の基本的なところはやり直したほうが良いです。

工業簿記・原価計算というのはすべての基本なのです。
管理会計といいますが、ビジネスの基本は原価計算にあると言っても過言ではないぐらい大事なのです。

管理をきちんとできなければ、最後にする財務報告もできません。
まずは日々の管理会計をきちんと勉強するのは日商簿記検定2級の工業簿記なのです。

材料費、労務費、経費の原価の3要素をそれぞれどのように計算するのか、この仕組みがわからないとコストダウンも図りにくいですし、予算をつくることも難しいのです。

予算をつくるには、直接原価計算という知識をもっているかどうかで変わってきます。
損益分岐点分析も簿記2級でやります。
簿記2級の知識というのはビジネスで非常に役に立ちます。

商業簿記に関しても、本支店会計とか、いろいろなところで応用がきく会計知識がたくさんあります。

たとえば、株式会社会計の資本の部、純資産の部というところの仕組みは簿記2級でやります。
あとは、火災が起きたときに保険金が入ったときの会計処理も簿記2級でやります。

あなたの身近なビジネスで起こることが簿記2級でかなりカバーできるのです。
経理担当者だけではなく、営業でも、他の仕事でも、簿記2級の知識がなくてビジネスをするのと、会計については自信がある状態でビジネスをするのとでは見え方が違います。

あなたが行っている活動は、すべてお金で換算できるのです。

お金で換算できないこともありますが、会社で行われていることは、ほぼ、お金に換算して、貸借対照表や損益計算書で表現しなおします。

それによって、あなたの給料や株主の配当金が貰えたりします。
簿記2級はビジネスの基本の教養として学んで、すごく役に立つので、頑張って勉強してみてください。

私はいつもあなたの日商簿記検定2級の学習と合格を心から応援しています。
ここまでご覧いただきまして誠にありがとうございました。

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