瞬発力が、時に大事になります

2014年09月10日

はい、皆さんこんにちは。

前を向いて歩こう、今回は「瞬発力が大事です」こういったテーマでお話をしてみたいと思います。

これは時と場合によるのですが、往々にして瞬間的にある状況を見たらパッと反応する、その時の瞬発力が結構大事だったりする事があります。

例えば、つい最近なのですが、私が企業研修の一環で話し方の訓練をしていた時に、その生徒さんに発言を求めるわけです。
コーチングとスピーチを組み合わせた形で色々研修などをしています。
対話の中で私はよく「○○さん、これはどう思いますか?」と感想を求めます。
感想を求めるということは、「問題提起」、「結論」、「理由付け」といったストーリーを完結に1分ないし2分くらいでまとめてポンと言って欲しいのです。

この訓練を何度も、1時間ならば1時間のセミナーあるいは研修の中で行うのです。
従って、私と話をすると結構疲れると言われることもあります。
何故かと言うと、すぐに発言を求めるから。
「何々さん、今のここまでやって来たことについてどう思いますか?ご感想、または疑問点質問など何でも良いですから仰って下さい」と言います。

その時に、話し方に慣れてきた方は2、3秒以内に「柴山先生、これこれこうですけどどうですか?」とか、「こう思います」とか、「ここが疑問なのですが、どういうことなのでしょうか?」という風に瞬発力が強く、ポンと言ってくれる人がいるのです。
こういう方はやはり会話が上手になってきます。
あるいは話し方が上手くなってくるのです。
「ご感想をどうぞ」と言われて悩むのは悪くないのだけれど、待っている間は結構気不味くなります。

そこは深刻にならずにポンポンと。

いわゆるパスの交換であるとか、テニスや卓球のラリーであるとか、打った時にすぐ来ないとガクッとなってしまいますので、瞬発力が大事です。
難しく考える事はなく、とりあえず何か聞かれたらポンと返す。
聞かれている時に「次は何を話そうかな」という事もある程度考えながら。
もちろんこれは、ちゃんと相手の話を聞いた上で自分の意見を持って下さい。
聞いている途中から「何か言おう」と思うのとは違います。
ちゃんと話を全部聞き終わった上で、きちんと自分の考えを次の段階で的確に答えるという練習を普段からしてみて欲しいのです。

これはすごく大事です。
聞かれた時にポンと自分の考え、感想、疑問、フィードバック、そういったことを結論から簡潔に答えられる。

これは訓練なのです。

私はよく色々な個人の依頼を受けたりとか、会社の社長さんの依頼を受けたりとか、会社の社長さんから「社員の教育をお願いします」という風に言われたりとか、色々なパターンで研修をするのですが、大体その場合でもコミュニケーションが円滑にいきやすい方というのは瞬発力が高いのです。
これは普段からの訓練ですぐに出来るようになります。

あともう一つは、何か抽象的なことを言った後、それに対して具体例をすぐに出せる。
例えば、「勉強というのは反復が大事ですね。例えば、例題にしてもまず一度ザッとやって全体を回したらすぐに二回転目にいく。大抵三回転はご挨拶で、四回転目から本当に力が付く。だから反復は大事ですね。」みたいに、今回は例題の反復を3か4回やるという具体例を出しました。

この様に、話の中で抽象的な主張をしながら、次にポンと具体例を出す。
抽象から具体、このパターンも訓練なのです。
この様に、聞かれた時の感想の答え方、あるいは何か主張する時の具体例の出し方、これも普段から意識して、何度も訓練していると自分の勝ちパターンが出てきます。
あるいは、財務分析でいくならば、例えば当期純利益が100万円として、従業員の数が10人と言ったら、一人あたりの当期純利益が10万円と出ます。

では、その一人あたりの当期純利益が10万円というのはどういう位置づけなのかということが、瞬発力が強くその意味が分かるように。
これが財務分析の瞬発力です。
あるいは、目の前の山を見てどういう状況か分かる。
何かを見て、次の瞬間にパッとその意味が分かる、こういう瞬発力は専門能力の瞬発力です。

財務分ならば、例えば売上高が1000万円、利益が100万円ならば、利益率10%。
「これは上場企業だとするならば高いな」とか、上場企業でそんな少ない金額はないのですが。
「利益率10%は良いじゃないか」、あるいは「利益率3%はどうなの?」という風に、何か状況や現象を見たらそれについてパッと意見が言える。
こういった瞬発力というのは、普段のトレーニングです。

何かを見て、すぐに答えを出す。

あるいは聞かれたらポンと答える。
何か抽象的な結論を言ったらポンと具体例を言える。
「AといえばB」みたいな風に流れで言う。
何かの刺激があれば、ポンと次の結果を出す。
といった事を、まずは聞かれたら答える。
抽象的な事を言ったら「例えばね」と具体例をすぐに出す。
あるいは、何かの数字やあなたの専門分野の物事を見たら、その結論を3秒以内にポンと言う。

こういったリズムの良い瞬発力をぜひ色々な部分で鍛えてみて下さい。
まずは、例えば話し方の中では、何かを言ったら「例えばね」と具体例を出す。
その瞬発力も結構頭のトレーニングになります。
ぜひ試してみて下さい。
瞬発力は時として大事です。

では、今回の動画はここまでにします。
私はいつもあなたの成功、レベルアップを心から応援しています。
ここまでご覧頂きまして誠にありがとうございました。