おすすめ本『ワルの外交(河東哲夫著)

2015年02月06日

前を向いて歩こう。

今回のテーマは本のご紹介です。

タイトルは「ワルの外交」日本人が知らない外交の常識ということで、これを書かれたのは河東哲夫さんという方で、元外務省にいらっしゃった方で、非常に国際政治の舞台では、経験豊富な方で本を読んでいてなるほどと思ったことが多かったのですが。

外交戦略というものについて、私たち日本人の考え方と海外で展開されている所謂パワーゲームと言うのでしょうか、主導権争いみたいなシビアな戦いと、私たち日本人が考えている共存の世界、これが理想なのですけども、理想的な共存の世界とかお互い譲り合いとかそういった世界が実現するのが理想なのです。

そうは言いながらも、今の現実を見るとちょっと違った論理で動いているよっていうところを、私たちのずっと今までいた安全なところ、非常に今良い環境だと思います。
今の日本っていうのはなんだかんだ言っても安全だし、豊かな暮らしができています。

こういった日本の環境にいて私たちが培った価値観と、ちょっと違った価値観を提案してくれて、国際政治はこういった利害、利益、そういった価値観で動いているのだよっていうところをしっかりと教えてくれる非常に良い本だなと思っています。

私は最近読んだ中では、例えば井上太郎さんという方の「諜報機関」という本であるとか、北野さんのプーチンに関する話とか、非常に共感というか目を見開かされたなと思うのですが、最近はちょっとロシアに関係する話を見ています。

これも割とロシアに関する話が出てくるのです。
やっぱり日本のすぐ上の大国といえばロシア。あとはお隣が中国です。

こういったところはどうしても今の国際政治の舞台ではアメリカと同じく、所謂覇権国っていうのでしょうか。覇権国ではない、列強というのでしょうか。

覇権国っていうとしばらくアメリカがその地位にいたわけですが、今ちょっとその地位が揺らいできていると、いろんな方が仰っています。
その中でやはり存在感を増しているのが中国であり、あとはロシアです。

やはりあれだけの国土があって資源もありますので、当然存在感抜群なわけです。
そういった中で日本は規模としては中堅というところで、どのようにこのいろんな海千山千の国々が虎視眈々と自分の利益を確保するために狙っているというか。

そういった中で日本がしたたかに生き抜いていくためには、もちろん誠意とか誠実さも大事です。これはお互いの信頼関係というものもありながら一方で、盲目的に信頼するとそれはそれでやっぱりそれぞれ皆さん厳しい国の利益を背負っていますから。

それはそれでお人よしだけではいけませんよというところ、このバランスが面白いです。
譲り合いの精神、これも僕は基本これだけでいいと思うのです。日本人は譲り合いの精神を持っていていいと思うのです。あとはケースバイケースの若干の使い分けです。

いつも譲っていればいいわけじゃないよというところがあります。いつも譲ればいいわけではありません。例えば受験勉強だって結局、合格を人に譲ってばかりいたら自分はいつまでたっても受かりません。そこは競争があるわけです。

ある程度の競争の部分で、おもてなしの心とか譲り合いの心も持ちながら、ある場面ではやっぱりお互いに利害の衝突があるのだよと。利害の衝突があるときにどういうふうに考えるかっていう事に関しては、国際問題、或いは内戦も関係します。

外交と国内の政治ってやっぱり繋がっている部分があるので、そのあたりの機微であるとかマスメディアがどのような報道の仕方をするとか。そういった時事ニュースの表面上だけではなくて、その根底に流れている裏側などを見るという意味では非常に良い本です。

私、この手の本が最近好きでいろんな本を読んでいますけれども、やっぱり私も普通に平均的な学校教育を受けているので、なるほどこういうふうに考えるのだなっていうのがなかなか学校の勉強だけでは。

学校の勉強がベースなのだけども、それだけでは応用が利かない部分があります。学校で習った社会の勉強をベースにしてもいいのだけど、それにプラスアルファで応用編、ニュースを読み解いたり、海外との交渉ごと、或いは日本の中にいたって私たち会社同士の交渉事。

いろいろなところでやっぱり皆さんそれぞれ自分たちの経済的な利益であるとか、安全とかコンプライアンスとか。
コンプライアンスっていうのは、法令を守ったりとか、そういった部分でルールを守りながら、正しく競争しましょうみたいなところが、どうしてもあるわけです。

そういった考え方について勉強させてくれる「ワルの外交」。
簡単に見ていきますと、いま混沌としていると。

いろいろとなかなか一筋縄ではいかない世界の今の情勢を、例えばウクライナ問題もありました。尖閣諸島、イスラム国、いろいろありますが、そういった問題について思い込みをせずに柔軟な心で国際政治を見ていきましょう。

そういったことで参考になる本だと思います。ぜひよかったらご覧になってみてください。
私はいつもあなたの成功を応援しています。
ここまでご覧頂きまして誠にありがとうございました。