「落語力」p93に見る『積小為大』の意義

2015年10月11日

前を向いて歩こう、今回のテーマは。

『 「落語力」に見る『積小為大』 』というテーマでお話しをしてみたいと思います。

今回は立川談慶師匠の『落語力』という本を少し前に購入して、1回読んだのですが、
パラパラと今朝読み返してみました。

これは簿記の勉強に限らず、何か事業であるとか、大きなことを成し遂げようとか、そのようなときに参考になると思いまして、改めて読んでみて、ご紹介してみたいと思った話があるのです。

これは二宮金次郎の言葉で『積小為大』という言葉があります。
『落語力』の93ページにありまして、パッと目に入って、これは非常に焦ってはいけないことだなと思いまして、大きなことを成し遂げるのも大事ですが、順を追って、1個1個積み上げていかないと、成す事も成せないよ、と言っているわけですね。

日々の積み重ねというのは、スモールゴール、小さな目標です。
目標はあまり大きなところに置きすぎてはいけません。
これはバランスなのですけど。
大きな目標を持ってもいいのですが、その日その日を生きるときは、小さな、その日の積み重ねを大事にしましょう、という、当たり前といえば当たり前ですが。

この積み重ねが例えば、人の100倍とか、大きければ大きいほど、このスモールゴールの日々の積み重ねの大きさが大きなことを成すということに影響すると。
自分が出来ることって、やっぱり、日々の積み重ねなのです。
そして、大きなことを成すというのは、他人の力が必要なのです。
と、私は解釈しているのですが。

自力で出来ることって、日々の積み重ね、なのです。

大きなことを成すということはプラスアルファ、他人の協力、というように考えられますので。
大きなことを成すというのは自分だけでは無理で、やっぱり、人様の協力。
例えば、たくさん物を売ることでも、お客様の『買ってくれるという協力』がないと無理なので、やはり、他人の力があって、初めて大きなことを成せると。

そうすると、日々の積み重ねは自力でやることなので、ここで人の力を当てにしてはいけないというわけです。
日々の積み重ねは自分でやる、この自力の圧倒的な積み重ねが他(た)の人の力も集まって、大きなことを成すということになるのかなと。

『積小』というのは自力なのです。
『為大』というのは多分、集団の力、パワー、というように私は解釈しました。
自分でやること、自力。
そして、自力でやることが『積小』。
そして、『為大』というのは他人の力と。
他人の力もプラスすると。

最初から人の力を当てにするのではない、というところがポイントだと思います。
他人の力、と言いましたけど、『為大』というのは、他の人の力も借りなければ大きなことは出来ませんけど、その前にまず自力で徹底的に積み重ねましょう、と。

だから、徹底的に積み重ねることによって、いろいろな人の力を集めることが出来るのかなと。
というような解釈をするならば、やはり、スモールゴールが、日々の積み重ねがどれだけ大きいか。
これは莫大であればあるほど、多分、やっぱり信用も得ますし、力も経験も身に付きます。
そういう人のところに、人様のパワーって集まってくるのかなと。

ですので、『積小為大』は侮れないな、と。
今日、まず、大きなことをやるってことも大事ですが、大きなことは一人では出来ません。
小さなことをまず、自力で積み重ねましょう。

これ、勉強でもそうなのですけど、簿記の勉強をしていても。
例えば、今日10個問題を解こうと思ったら、10個きちんと解き続ける。
問題練習を毎日10個ずつ解き続ければ、半年や1年経つと大きなパワーになると。
で、最後は、他人の力じゃありませんけど、やっぱり、合格をするための運とか、めぐり合わせとか。

あとは勉強するにしても、やっぱり自分一人では出来ません。

やっぱり、勉強する環境というものをサポートしてもらっているわけです、知らず知らずのうちに。
この平和な時代にあって、自分は人様と戦わなくてもいいわけですし、経済的にある程度余裕が持てます。

これもやっぱり、場合によっては、周りの人のサポートであるとか、学生さんだったら、親御さんのサポートとか、家族を持っている人でしたら、奥さんとか旦那さんとか、子どもさんの遊びたいのに子どもが我慢してくれている、勉強時間を作るために我慢してくれているという、周りのサポートがあると思います。

日々の積み重ねをする過程でどうしてもサポートが出てきます。
周りのサポートがあって、最後、合格に行けるということもありますので、やっぱり、積み重ねは自力なのですが、それに対して、一生懸命やっているという姿に周りが共感してくれると思います。
やっぱり人の力も伝えて、どんどん集まってくる、と。
ということで、お互い様なのです。

まずは、自分から積極的に努力をしましょうと。
自分が真っ先に努力をしなくて、人様の力が集まらないことも考えられますので、やっぱり、小さな積み重ねが大きなことを成す、『積小為大』という言葉はすごく偉大だなと思ったわけです。

この言葉は、今朝、この『落語力』という本を読んでいて、また思い出したのですけど。
ネタバレになるとマズイのですが、93ページ目に書いてあります。
『目標は高いところに置くな。日々のささやかなところを目標にしよう。』。
ということで、これは2つ目昇進の翌日、談慶師匠が談志師匠に言われたこと。

売れることを目標に置いてしまった、ある大物落語家はやはり、不幸だったのです。
売れて、思いがかなった時点で人格が崩壊してしまったかもしれないのです。
それよりもいいか、と書いてありますが、それよりも日々の地道な積み重ねを目標にしようということで、実際、談志師匠も若い頃、とにかく、落語の稽古に明け暮れていたということで。
やはり、まずは日々の毎日の小さな目標を積み重ねること、ということを書かれております。

これは仕事、勉強、人間関係、信用を積み重ねる意味でもやはり、『積小為大』、自分で出来ることって、小さなことの積み重ねです。
大きなことを成すには一人では無理です。
大きなことを成すには人の力、サポートも必要になります。
その前に、人様の力を当てにする前に、まず、自分で出来ることを毎日積み重ねましょう。
という意味では、非常にこの『落語力』で言われている話しというのは、私は、成功法則の一番の王道ではないかと思います。

『積小為大』という言葉を毎日胸に刻んで、日々頑張っていきましょう、ということです。
今日は2015年10月22日、3連休の最後ですが、私も今日はこれから事務所に行って小さな積み重ねをしてきたいと思います。
頑張りましょう。

私はいつもあなたの成功を心から応援しております。
ここまで、ご覧頂きまして誠にありがとうございました。