第144回の試験まで残り1週間を切りましたが、この残された期間では、本試験で出題されそうな論点について再度網羅的に基礎テーマをマスターしているか確認しておくことが必要です。

 

柴山式の例題レベルの基本的な処理について、弱い部分がないかを確認したり、過去問の該当問題を確認します。

そのなかで、配点も大きくなる可能性の高いテーマに、連結会計があります。

日商簿記検定1級は上場企業が対象になるので、連結に関する基本的な処理は一通りできるようになっておきたいです。

 

簡単に頭の中で思い浮かぶところを挙げると、資本連結(投資と資本の相殺消去)、のれんの発生、非支配者株主持分の発生、持分の一部売却、追加取得、段階取得、支配獲得後の追加取得などもできておく必要があります。

 

それから、かつては時価発行増資という論点もありましたし、他にも成果連結、いわゆる未実現利益の消去もあります。

 

未実現利益の消去は、まずは税効果が関係していないパターンをしっかりと理解してください。

 

固定資産の売却、土地の売却は簡単ですが、建物や備品などの償却資産についてもダウンストリームをしっかりできるようになってください。

 

それからアップストリームも税効果関係なしにできるようになってください。

それから、繰越商品です。

 

商品に含まれる未実現利益の消去、ダウンストリームとアップストリームがあります。

まずは税効果がない状態でできるようになって、次に税効果がある状態をマスターしますが、これは仕訳のパターンを暗記してください。

 

税効果が関係するところはある程度暗記でもいいですし、税効果が関係しないところは、完璧に理解する必要はありませんが、だいたいのイメージを持って税効果が関係ない未実現利益の消去をできるようにしてください。

 

税効果を適用しない未実現利益の消去もあり得ますので、ここをしっかりとできた上で、プラスアルファとして税効果をやればいいです。

 

いきなり税効果を関連させてやってしまうと、覚えることが多すぎて嫌になってしまいます。

 

ですので、まずは税効果なしで棚卸資産のダウンストリームとアップストリーム、そして土地のダウンストリームとアップストリーム、償却性資産のダウンストリームとアップストリームをやってください。

 

この3つの未実現利益は必須です。

最近の傾向として、子会社が2つあるケースがあります。

 

そのうち1つは会社設立というシンプルなケースなので、あまり気にしないで、過去問などを見て慣れておいてください。

 

そして、そのうちの1つが海外子会社のケースです。

在外子会社の為替換算についても柴山式では例題を1つ用意してありますので、これを完璧にできるようにしてください。

 

在外子会社については次の試験で出る可能性もあるので要注意です。

それから、みなさんが苦手にしている論点に持分法があります。

 

これも柴山式では例題を用意してありますので、これを完璧にできるようになってください。

 

持分法は仕訳を中心に基本的なところをできるようになっておくことが大事だと思います。

それ以外には、細かい部分ですが退職給付会計において、退職給付にかかる調整額やその他包括利益など、退職給付について連結特有の処理もやっておいたほうがいいです。

 

そして、連結包括利益計算書ですが、これは過去問で1回出ています。

完璧に理解する必要はありませんが、最新の試験でよく出ていますので、過去問を1つぐらいは確認しておくことも役に立つと思います。

 

この1週間で連結に関する論点に漏れがないかを一通りチェックして、連結会計が商業簿記や会計学で出題されても対応できるようにしてください。

 

多少見たことの無い形式が出た場合も気にしないでください。

できる範囲で部分点を積み上げていけば、合格レベルに達することができるはずです。

そう信じて頑張りましょう。

 

私はいつもあなたの日商簿記検定1級合格を心から応援しております。

ここまでご覧いただきまして誠にありがとうございました。

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