自己啓発は、13個のテーマに絞り、毎週一つずつ取り組んでみよう!

今回の「前を向いて歩こう」ですが、自己啓発について比較的結果が出やすい取り組み方の考え方についてお話したいと思います。

私がよくご紹介するフランク・ベトガーの「私はどうして販売外交に成功したか」というダイヤモンド社の本があります。

その中でベドガーさんが成功した1つの大きな要因として取り組むべき内容を13のテーマに絞って、それを漫然とやるのではなくて、今週は1つめ、次の週は2つめというように、毎週1個のテーマに集中してそのテーマだけを頑張ることを13週続けるのです。

そうすると13週で13個のテーマが一通り終わります。
年間52週あるので、13×4で52週、従って4回転することでかなり力が付きます。

最初の13のテーマを毎週1個ずつやるだけでも、まだまだ不十分と思える所があっても、13個のテーマを約3か月間かけて毎週1個ずつやっていくことで、3か月後に周りの評価が変わってくる可能性が高まります。

ランチェスター戦略の竹田先生が教材の中で仰っていることがありまして、組織を率いていくリーダーシップをもつ人間として育っていくためには、人間関係の能力と仕事を遂行する能力の2つのバランスが大事だということです。

1つの例として、13個の項目を選ぶならば「部下の話を聞いているか」「部下の相談に親身になって聞いているか」「部下の価値観や人間性についてきちんと興味を持って話を聞いているか」、プライバシーを侵害しない範囲で部下の好みや家族構成や生い立ちなどライフスタイルについてある程度の知識を持っているかなど、人間関係能力で大事だと思える項目を5つ決めます。

そして仕事については「計画を毎週月曜日に必ず立てる」「熱意をもって取り組む」「人とのスケジュールは前の週の金曜に決めておく」「1日15分仕事について振り返る時間をもつ」「この業界知識について1週間でマスターする」など、仕事遂行能力に関することであなたなりに重要だと思うものを8個ピックアップします。

自分で決めたそれら13項目を1週間に1個ずつ取り組んで、3か月後に振り返ってみます。
これを繰り返すことによって3か月後、6か月後、9か月後、そして1年後、あなたはレベルアップをしている自分に気づくだろうという話です。

漫然と13個のテーマを1週間にバラバラにやるのではなくて、1週間に1テーマを決めてやってみください。

これは勉強にも同じことが言えるかもしれません。
ぜひ参考になさってください。

私はいつもあなたの成功・スキルアップを心から応援しています。
ここまでご覧頂きまして誠にありがとうございました。

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