今回は「頑張ろう日商簿記2級合格」です。
テーマは、損益計算書の営業利益までの項目と会社の機能の関係についてお話しします。

これは工業簿記の入門知識に関係する話で、意外とビジネスマンもあまり意識していません。

損益計算書の理解を深めるときに会社の組織図みたいなものと比較すると分かりやすいです。

役員がいて、本社・本部機能があって、工場や店舗があるというパターンが基本です。
本社や本部は全般管理機能といって会社の全体を管理します。

そして工場は製造機能で、店舗は販売機能です。
つまり、全般管理機能・製造機能・販売機能の3つの機能が基本的な役割です。

それぞれの役割に応じて損益計算書の費用が決まるということを今回はお話ししたいと思います。

まずは店舗が商品を売りますが、物を作るのは工場です。
工場が物を作って店舗に渡します。

そして店舗あるいは支社から商品をお客さんに届けます。
そして工場と店舗を本社や本部が管理しています。
その本社・本部の中枢にいるのは役員です。

損益計算書には売上高があって、さらに売上原価・販売費・一般管理費という費用がありますが、これらの費用は原価と言います。

売上に役立つ費用のことを原価と言います。
売上原価は商品の製造コストそのものですが、販売費は商品を売り上げるための店舗の努力に関わるコストですので原価になります。

一般管理費も商品を売るための会社の各機能を管理監督する機能で、これも売上に貢献している費用なので広い意味の原価になります。

工場での製造原価(材料費・工場の人件費・水道光熱費・減価償却費など)も含めて売上原価と言います。

工場で作った段階では製造原価ですが、店舗で売れると売上原価となります。
販売活動のための広告宣伝費や営業マンの移動費や営業会議の費用などは全て販売費です。

あとは商品を発送するときの梱包費用なども全て販売費です。
それから工場や店舗を全体的に管理する本社や本部に関する費用や役員に関する費用は一般管理費と言います。

売上高100に対して売上原価が60で、販売費が20で、一般管理費が15とすると、差し引きで営業利益は5となります。

会社の全般管理機能・製造機能・販売機能と損益計算書の各項目の費用を意識して見ていただくと勉強が進むと思います。

これは工業簿記の基本ですが、財務分析をする際に損益計算書を読むときの入門知識になりますので、よかったらこの機会に理解を深めてください。

私はいつもあなたの日商簿記検定2級合格を心から応援しています。
ここまでご覧頂きまして誠にありがとうございました。

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