1級も2級も、わからない時は深入りしなくてOK!

がんばろう日商簿記2級合格、今回は「1級も2級も、わからないときは深入りしなくていい」というテーマでお話をしたいと思います。

今回のテーマは、本試験で自分の知らないテーマが出たときに考え込んでしまって、時間配分がバラバラになってしまい、受かるはずの回も受からなくなってしまう不幸な出来事を避けることにもなります。

難しい論点や知らないことに直面すると、ずっとそこで立ち止まってしまって、いつまでも次に進めないという習慣がついてしまうと、本番の試験でも同じことをやってしまいます。
そのため、本試験を想定して勉強するならば、少し考えてわからなかったら頭を切り替えて先に進むという練習をしたほうが二重の意味で良いのです。
本試験でも、わからないところがあったら後回しにして、できるところを解答して部分点を積み上げて70点以上取るという合理的な得点戦略ができるようになりますので、わからないことがあっても考え過ぎないことです。

研究しているわけでもないので、軽く考えてください。
わからなかったら、わかったつもりで先に行っていいです。

普段の勉強のときから、わからないときに立ち止まって、完全にわかるまで先に行かないという癖をつけてしまうと、本試験でもその癖が出てしまって致命傷を負う可能性があります。
普段の勉強でも、わからないところは深く考えずに、わからないということが確認できればそれだけで良く、できるところから潰していくという癖をつけておけば、短期間で高い得点が狙え、逆に理解力が上がります。
その癖をつけておけば、本試験でわからないところが出ても悩まずに次へ行ける勇気を持てます。

わからないまま先に行くというのは勇気が必要ですし、ストレスも溜まりますが普段からそれを練習しておくのです。

問題の最初のほうにわからない問題が出てしまって、それにずっと拘っているうちに時間が経ってしまって、本来ならばできるはずの問題までできなくなってしまい、不合格になってしまうということもあり得るので、普段から「わからなかったら深入りしない」癖をつけましょう。
そのほうが精神衛生上もいいですし、本試験で時間配分を間違えない練習にもなります。

資格試験の勉強の場合は、全体を何回転かしているうちに後からわかるようになるので、かえって全体を先に見たほうがわかりやすくなります。
これらの観点から、一石三鳥のメリットがあなたにあります。

目安としては、5分か10分考えてもわからなかったら先に行きましょう。

そして、また違う日に、気持ちをリフレッシュしてから見直すと案外わかるかもしれません。

ただ、そこでまたわからなくても気にしてはいけません。
わからなくても、深入りしないというトレーニングをします。
これは普段の勉強でも、本試験でも役に立ちます。

できなくても気にせず、わかったつもりで先にいきましょう。
限られた時間で受験勉強や資格試験の勉強をするときには、わからないところは飛ばして、できるところから手をつけるほうが効率的です。
ぜひ参考になさってください。

私はいつもあなたの簿記検定1級・2級・3級の合格、そして成功を心から応援しています。
ここまでご覧いただきまして誠にありがとうございました。

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