ザイオンス効果と勉強の関係について

心理学の用語で「ザイオンス効果」というものがあります。
日本語で言うと「単純接触効果」というものですが、これは以前この動画でもお話したことがあるかもしれませんが、今回は勉強に関連付けて応用の話をしたいと思います。

そもそもザイオンス効果とは何かというと、短期間に回数を重ねて接触すると、その対象に親近感や好感を持ちやすいという話です。

これをマーケティングに応用すると、例えば営業マンが見込み客に訪問するときに1か月に1回4時間会うよりは4週間に分けて週に1回1時間ずつ4回会ったほうが良いのです。

間を空けてたくさん時間をかけるよりも、少ない時間でちょっとずつ会ったほうが良いということです。

男女のデートでも1か月に1回10時間まとめて会うよりは、毎週末に2時間半ずつ、月4回会ったほうが親近感が増すということです。

音楽でも、最初は興味のない音楽でも繰り返し聴いているうちに好きになったりします。
たくさん接しているうちに親近感が湧くのです。

それでは、これを勉強に発展させるとどうなるかというと、たとえば週に1回10時間まとめて勉強するよりは、1日1時間を5日やって週末に5時間やったほうが良いかもしれません。

場合によってはまとめてやるのも仕方ないですが、可能であれば分散させます。
できれば10分でも良いので毎日親しんでほしいです。

これが単純接触効果なので、短い時間で良いので日々接してください。
ザイオンス効果を利用して勉強を好きになりましょう。

勉強が好きになればあとがやりやすいです。
同じやるなら好きになって勉強をしたいものです。
ぜひ参考になさってください。

私はいつもあなたの成功・スキルアップ、そして日商簿記検定1級合格を心から応援しております。
ここまでご覧頂きまして誠にありがとうございました。

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